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旭川店
2021/02/09

北海道旭川市 絵画の買取|油彩 水彩 水墨 版画|有名画家と買取実績のご紹介

1:42 am

はじめに

北海道旭川市で絵画の買取は、実績豊富な買取専門店『くらや旭川店』にお任せください。

 

皆様ごきげんよう。
骨董・古美術品をはじめ、遺品整理や生前整理などに関わる〈ご不用品〉を買取している買取専門店『くらや旭川店』店長の大平雅之と申します。

 

旭川市にお店を構えて早半年が経過しようとしておりますが、取り扱っている品目の中で比較的好調を見せているのが〈絵画〉の買取です。札幌でも買取の実績は多いのですが、旭川市は勿論、上川地方全域のお客様が来られます。人口の比率から見ても、当社調べではありますが絵画の買取件数は多いです。

絵画の買取実績例

具体的な買取実績を10件ご紹介していきたいと思います。

立川広己

立川広己(1949年~)は、東京出身の洋画家です。立体的な花の絵が印象的で、その作品は安定した人気を博しています。絵画情報誌〈一枚の繪〉からは、画集が発行されたほど。

 

『くらや旭川店』においての買取実績は、バラの油彩画でした。

中島千波

中島千波(1945年~)は、長野県出身の画家。生まれ故郷である長野の小布施町には、中島千波から寄贈された約1000点の作品が展示されている〈中島千波館〉があります。

 

個人の感想ですが、中島千波といえば〈リトグラフ〉と豪快な〈桜〉が印象的です。『くらや旭川店』でも、桜をテーマとしたリトグラフをお買取しました。

宮下壽紀

宮下壽紀(1922年~)は、長野県出身の画家です。かの有名な〈伊東深水〉に師事されており、美人画を得意としています。当店における買取実績も、美人画でした。

長岡卓

長岡卓(1949年~)は大分県出身の画家で、動物・風景画を得意としています。長岡卓の作品といえば、犬や猫の絵をイメージされる方が多いかと思います。

 

以前『くらや旭川店』で買取させていただいた油彩画は、繊細で温かなタッチが印象的な風景画でした。

カシニョール(ジャン=ピエール・カシニョール)

カシニョール(1935年~)は、フランス・パリ出身の現代画家。世界的に有名なので、絵に興味がない方でも一度はこの名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

哀愁漂う女性の絵が印象的で、身近にあるような公園・海などが女性と組み合わされて描かれています。当店での買取実績は、リトグラフポスターでした。

大野純一

大野純一(1945年~)は岐阜県出身の画家で、臨場感あるコスモスの油彩画が印象的。『くらや旭川店』でお買取した作品も、コスモスの油彩画でした。

八代亜紀

八代亜紀(1950年~)は熊本県八代市出身の画家・タレントで、現在でもテレビでお見掛けするため説明は不要かもしれません。歌手として有名ですが、画家としての才能もあり、過去にはフランスのル・サロン展に入選した実績の持ち主です。

 

当店では、八代亜紀のリトグラフをお買取した実績があります。

三木文夫

三木文夫(1912年~)は徳島県出身の画家で、日本画で有名な川村曼舟に師事しています。『くらや旭川店』での買取実績は、鯉を題材とした日本画でした。

保延利勝

保延利勝(1937年~2003年没)は東京出身の画家で、過去に札幌で個展も開催されていました。当店でお買取した作品は、SMサイズの花の油彩画でした。

清水康雄

清水康雄(1930年~)は、働きながら美術を学んだ北海道増毛町出身画家。渡仏し、長くパリなどでアトリエを構えていました。

 

『くらや旭川店』での買取実績は、油彩の静物画でした。旭川市では個展を開催していたので、旭川市民の中では知名度の高い画家だと思います。

北海道出身の画家

北海道旭川市 絵画の買取|油彩 水彩 水墨 版画|有名画家と買取実績のご紹介
北海道旭川市 絵画の買取|油彩 水彩 水墨 版画|有名画家と買取実績のご紹介

以前に骨董品のブログの中でも記載しましたが、旭川市及び北海道を代表する画家をここでもご紹介させてください。

 

■難波田龍起(なんばたたつおき) 旭川市出身で、抽象画が有名です。
■武田範芳(たけだのりよし) 旭川市出身の有名画家で、〈色の魔術師〉と呼ばれました。
■高橋北修(たかはしほくしゅう) 旭川市出身で、〈大雪山の北修〉と呼ばれた画家です。
■野田健郎(のだけんろう) 旭川市出身で、静物画の作品が数多くある印象があります。
■福井爽人(ふくいさわと) 旭川市出身で、〈平山郁夫〉に師事した日本画家です。
■片岡球子(かたおかたまこ) 札幌市出身で、日本を代表する日本画家と言えます。
■笠井誠一(かさいせいいち) 札幌市出身で、静物画を得意としている油彩画家です。
■百瀬寿(ももせひさし) 札幌市出身で、グラデーション鮮やかな版画を制作しています。
■小田切訓(おだぎりさとし) 雄武町出身の画家です。樹木の表現においては、〈小田切グリーン〉の愛称がつくほどの評価を得ています。
■岩橋英遠(いわはしえいえん) 滝川市出身で、文化勲章を受章した日本画家です。
■平沢貞通(ひらさわさだみち) 小樽市出身のテンペラ画家で、実力派として地位を確立していました。
■藤岡心象(ふじおかしんしょう) 少女をモデルとした、繊細な絵を描く画家です。
■坂本直行(さかもとなおゆき) 〈直行〉を音読みにし、道民には〈ちょっこうさん〉と親しまれました。北海道を代表する銘菓として知られる、レーズンとクリームをサンドしたお菓子の包装紙のイメージが根強いかもしれません。
■大本靖(おおもとやすし) 小樽市出身の版画家です。北海道の風景をテーマとした版画が数多くあります。
■本間武男(ほんまたけお) 余市町出身のイラストレーター・画家です。その作品は、切手の絵柄として採用されています。
■安田侃(やすだかん) 美唄市出身で、イタリアを主な拠点に活動している彫刻家です。やはり彫刻作品は有名ですが、版画作品も多数あります。
■蛯子善悦(えびこぜんえつ) 稚内市出身で、約20年パリで活躍された画家です。
■神田日勝(かんだにっしょう) 東京出身ですが、8歳の時から北海道に定住したため、北海道を代表する画家と捉えました。私が実際に拝見した作品は、〈室内風景〉と〈馬(絶筆)〉です。

絵画とは?種類や技法について

さて、ここで違和感を感じられる方もいらっしゃるかもしれませんので、一旦説明させてください。厳密に言うと、〈絵画〉は紙に筆記用具(鉛筆、筆など)で直接絵を描いたものを指し、〈版画〉(リトグラフやシルクスクリーンなど)は直接絵を描くわけではないため、絵画ではなく〈版画〉というジャンルになります。

 

今回のブログタイトルで表している〈絵画〉というワードは、油彩画・水彩画・日本画・リトグラフ・シルクスクリーンなど、すべてを指していることを踏まえてお読みください。

 

まず、日本にいる私たちの視点から見ると、絵画は大区分で〈日本画〉と〈洋画〉に分類されます。

 

日本画は、その名の通り日本特有の技法で描かれた絵のことで、洋画は日本以外の西洋で発達した絵画です。日本画は主に、岩絵具(色のついた石を砕き、粉末状にして絵具にしたもの)や和紙などを使用したものを指します。

 

日本画における油彩画・水彩画・水墨画の、大きな違いとして挙げられるのは〈使う絵具〉です。それぞれ簡単にご説明していきたいと思います。

油彩画(油絵)

油彩画に用いられるのは、油の成分が含まれた顔料です。特徴としては、塗り重ねることで生まれる凸凹としたタッチや厚みが挙げられます。

 

油彩画には、洋の東西を問わず有名な作品がたくさんありますよね。
例えば、〈レオナルド・ダ・ヴィンチ〉の〈モナ・リザ〉、〈ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ〉の〈ひまわり〉、〈クロード・モネ〉の〈睡蓮〉、〈エドヴァルド・ムンク〉の〈叫び〉等は、絵画にあまり興味がないという方でも一度は見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?

 

因みに、〈ピカソ〉の本名は長いことでも有名です。〈パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダート・ルイス・イ・ピカソ〉…とても長いですね。流石に暗記はしておりません。

 

私が個人的に好きなのは、〈ウジェーヌ・ドラクロワ〉の〈民衆を導く自由の女神〉です。アーティストのCDジャケット等にもよく使用されています。

 

この油彩画の技法を発展させたことで有名なのが、〈ヘントの祭壇画〉という非常に大規模な多翼祭壇画です。この作品に携わったのが〈フーベルト・ファン・エイク〉〈ヤン・ファン・エイク〉兄弟。この作品群が所蔵されている〈聖バーフ大聖堂(ベルギー)〉は、私が生きているうちに行きたい場所のひとつです。

 

油彩画(油絵具)のメリットとしては、厚み・重厚感・立体感などを表現しやすく、修正も比較的容易であり、長持ちすることが挙げられます。乾く(硬化する)までに時間がかかること、油成分による黄変や暗変が見られること、絵具独特の臭いがあることなどがデメリットと言えるでしょうか。

テンペラ画

油彩画の技法が確立する前は、〈テンペラ〉という技法が主流でした。テンペラ絵具にも種類がありますが、基本的には顔料と卵を混ぜた〈卵テンペラ〉が主であると考えます。メリットは経年による変色が少なく発色が良い、乾くのが早いことなどが挙げられますが、環境(湿気・乾燥など)による耐性が弱いことがデメリットです。

 

特徴を示す代表的な作品は〈レオナルド・ダ・ヴィンチ〉が描いた〈最後の晩餐〉。〈サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院(イタリア)〉の食堂にある壁画で、経年劣化による剥離などの劣化が激しいため幾度も修復が行われています。

 

テンペラ画もまた、知名度の高い作品が数多く教科書などにも載っているので、目にした記憶があるのではないでしょうか。〈サンドロ・ボッティチェッリ〉の〈プリマヴェーラ〉〈ヴィ―ナスの誕生〉などはとても有名です。

フレスコ画

〈フレスコ画〉は、壁画の技法を指します。絵具には石灰を混ぜた顔料を使用しますが、石灰の結晶化で塗膜が作られる特性を活かした技法です。

 

代表的な作品としては、〈ミケランジェロ・ブオナローティ〉が描いた〈最後の審判〉〈システィーナ礼拝堂天井画〉が挙げられます。ミケランジェロと言えば、〈ダビデ像〉などの作品を遺した彫刻家としても有名です。

水彩画

〈水彩画〉は、水で溶く絵具を用いるので淡い印象になります。
私が小学生の頃は、授業で画板と道具を持って外で風景の写生をしたように思いますが、皆様もそういった記憶があるでしょうか?ここで使用したのは無論、水彩絵の具でした。大半の方は描いた経験がおありだと思いますので、身近に感じられると思います。

 

有名な作品として挙げられるのは〈アルブレヒト・デューラー〉の〈芝〉、〈ポール・セザンヌ〉の〈フラワーポット〉、〈ウィリアム・ターナー〉の〈ブルー・リージ 1845〉などでしょうか。水彩画は、一般的に透明感・美しさ・淡い表現をしやすいと言われています。

水墨画

〈水墨画〉は、書道の元祖である中国から日本に伝わってきた、墨で描く技法です。有名な日本の水墨画家は、〈雪舟〉や〈狩野探幽〉らが挙げられます。

 

〈張大千(ちょうたいせん)〉〈徐悲鴻(じょひこう)〉〈斉白石(さいはくせき)〉などは、中国における代表的な近代水墨画家です。その作品は切手の図案にも登場します。

 

水墨画と水彩画は似通ったところもあると思いますが、墨の黒一色で作り出される繊細な濃淡・ぼかし・かすれなどは、水墨画ならではの特徴言えるでしょう。

版画

板に描写した図案に絵具を塗り、紙に写す技法を用いて作られる〈版画〉は、板の材質で〈木版画〉〈石版画〉〈銅版画〉などに分類されます。

 

私が小学生時代に作った版画は、木の板を彫刻刀で彫る〈木版画〉でした。有名な版画家としては〈棟方志功〉が挙げられます。棟方志功は、20世紀の美術を代表する世界的巨匠の一人と言われており、生涯一貫して木版の特徴を生かした作品を生み出し続けた人物です。

 

金属版を用いて描写部分を腐食させて行う〈エッチング〉という技法もあります。エッチング技法で有名な画家は、日本とフランスで活動していた〈長谷川潔〉や、昭和期に活躍した〈小磯良平〉です。

切り絵・ちぎり絵

〈切り絵〉や〈ちぎり絵〉といった技法もあります。日本の代表的な切り絵作家といえば、〈滝平次郎〉が挙げられるでしょう。『くらや旭川店』では、滝平次郎の作品が図案となった切手も扱っております。

 

〈ちぎり絵〉で思い浮かべるのは〈山下清〉でしょうか。その強烈な作家性と色鮮やかな作品から、〈日本のゴッホ〉などと呼ばれていました。

 

さて、今回のブログでは技法を中心に紹介して参りましたが、「油彩画だけ、水彩画だけ、版画だけといった芸術家は少ない」ということがお分かりいただけたでしょうか?芸術分野だけでなく、音楽・建築・幾何学・天文学などにおいても名を馳せた〈レオナルド・ダ・ヴィンチ〉に関しては、常軌を逸した天才と呼ばざるを得ません。

最後に

私が描ける絵は、昭和期に流行したアニメ(プロレスのリング上で行われる戦いが見所のヒーロー漫画)のキャラクターくらいでしょうか。ご要望がございましたら描いて差し上げることは出来ます。冗談はさておき。

 

絵の才能はありませんが、絵画の査定には自信があります。お手持ちの絵画を手放す機会がございましたら、『くらや旭川店』へご来店もしくはお問合せいただければ幸いです。ひとつひとつ丁寧に鑑定し、買取させていただきます。ご相談や査定は無料ですので、ご安心ください。

 

最後までご閲覧いただき、誠にありがとうございました。

 

 

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