北海道旭川市　切手の買取｜切手に関わる取り扱い品目について | 骨董品などの遺品整理・買取は口コミで評判の買取専門店【くらや】

ブログをご覧の皆様、ごきげんよう。
切手をはじめ、遺品整理や生前整理などに関わる〈ご不用品〉を買取している買取専門店『くらや旭川店』店長の大平雅之と申します。
今回のブログでも買取専門店『くらや旭川店』とは？どういったお品物を取り扱いしているのか？どういった基準で買取を行っているのか？少しでも知っていただきたく、紹介させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

今回のテーマは切手に関してです。切手以外、ハガキなどの取り扱いもあります。まずは、取り扱いをしている切手関連のお品物をご紹介します。切手に関わる取り扱い商品（郵便関連）は、大まかに普通切手・記念切手・プレミア切手・ハガキ・初日カバー・エンタイヤ・中国切手・外国切手・エラー切手が主に買取を行っているお品物です。

今現在発行されている普通郵便切手のことです。具体的にいうと、これらになります。例えば、個別に切り離されていないバラになっていない状態の1シートです。
63円ｘ100枚、84円ｘ100枚、94円ｘ100枚、210円ｘ100枚、290円ｘ100枚、320円ｘ100枚、500円ｘ100枚、1000円ｘ20枚

一般的には、オリンピックや偉人、芸能人、国宝、建造物、動物、公園などをテーマにして発行される郵便切手ですが、『くらや旭川店』で言うところの〈記念切手〉の基準とは、上記に記載した今現在発行されている普通郵便切手以外で付加価値が付かない切手を指します。

プレミア切手とは、上記に記載した『くらや旭川店』の基準による〈記念切手〉の中の一部で、額面以上の付加価値が付けられる切手を指します。例えば1円切手が1円の価値を付けられる切手もプレミア切手としてみなし、戦前切手や代表的な切手で例を挙げますと〈見返り美人〉や〈月に雁〉などを指します。主に1960年以前に発行された切手が比較的多い傾向にあります。

ここで紹介するハガキとは、未使用のハガキを指します。
現在発行されている63円のハガキから1円未満の戦前ハガキまで扱っており、特に戦前切手は額面以上の価値が付くことも少なくありません。あまり浸透はしていないと思いますが要するに〈プレミアハガキ〉です。
他には、〈エコーはがき〉というハガキの3分の1のスペースに企業広告がプリントされたハガキも期待できます。
通常に買うハガキよりも5円安く購入でき、現在でも発行されています。主に昭和に発行されたエコーはがきは一部のコレクターに人気のあるお品物です。

ここからは取り扱う買取店は少ないと思いますし、コレクターならご存知の方もいると思いますが、コレクター以外は知らない方も多いはずです。初日カバーは英語にするとFirst Day CoverもしくはFirst Day Issue。
First Day Coverを略して〈FDC（エフディーシー）〉と呼んでいます。

該当の切手を専用の封筒に貼り、発行日の消印が押されています。発行日に買ったことが証明でき、尚且つ、その切手がいつ発行されたのかが一目でわかるので、個人的に表現するのであれば、切手の個別図鑑といったところでしょうか。日本はもちろん、中国や諸外国の初日カバーも存在します。

使用済みのハガキや封筒を指しますが消印が押された使用済みプレミア切手単体もそう呼ばれることがあります。『くらや旭川店』の基準では最近の物は除外し、戦中、戦前切手やプレミア切手のものが主となります。

その名のとおり、中国で発行された切手の事です。発行された年代や図柄によって、その価値は雲泥の差があります。日本のプレミア切手の様に年代が古い切手に価値が付きやすいではなく、主に1960年から1985年の中国切手に集中している傾向があります。理由としては当時の毛沢東政権が行った文化大革命（通称　文革）です。切手収集や国外への輸出制限を行ったことで市場に出回る数が少なくなり、その希少性から価値が高くなった事が挙げられます。特に有名な〈赤猿〉切手は中国のプレミア切手の代表格です。状態が良ければ10万円を超える買取額になりますが、偽物も多数出回っています。『くらや旭川店』に持込される〈赤猿〉切手の偽物の割合は約8割です。

『くらや旭川店』の基準としては、日本や中国で発行された切手以外をいいます。実質、高価買取の可能性が低い切手です。他の買取店で断られるケースが多いと思いますが、査定対象外というわけではありません。中には、希少価値がある切手や、大量にある場合、ボストークアルバムでキチンと揃っているものであればしっかり価値を見出せるお品物もあります。

印刷ミスの切手です。硬貨で例えるならば、50円硬貨、5円硬貨の穴ずれ（俗にいうエラーコイン）や紙幣の印刷ミスによる番号のズレや裁断ミスなど（俗にいうエラー紙幣）と同じ感覚です。特にはっきりとエラーが認識できる切手においては、高値が期待できます。

では、上記に挙げた取り扱う切手関連のお品物はどのような買取基準なのでしょうか？

まず、日本の普通切手や記念切手に関しては、設定しているレートに基づいて算出しています。（相場によって多少の変動があり）大まかに解説しますが、額面が50円以上のシート、50円未満のシートでレートが異なり、更にシートとバラでもレートが変わります。ここで言う、シートとは10枚以上の切手シートで余白が欠損していないものを指します。1枚ずつバラバラの切手やお年玉切手等10枚に満たないシートや10枚以上のシートでも余白が欠損しているもの等はバラ扱いとなります。

他の買取店では、ほとんど取り扱いをしない10円未満の切手も買取レートは低くなりますがお取り扱いをしております。そして、日本の普通切手、記念切手以外に関しましては、レートではなく相場に応じた買取査定となります。逆に、汚損が激しいものや、破れ等の欠損、通常の使用済み切手などは買取基準外となります。

では、過去と現在、そして未来の相場はどうなっていくのか？

過去と現在で比較すると切手のコレクターは減少しています。理由として考えられることは、手紙やハガキ以外の電子メールLINEなど伝達ツールの発達が大きな要因と言えますし、生活が豊かになるにつれ、魅力的な収集物やゲーム（アプリ）などが増えたことも原因として考えられると思います。実際、自分自身も小学校の時、祖母から貰った記念切手アルバムがきっかけで切手を収集していた頃がありましたが、その他にも人気アニメのキャラを模った消しゴムやお菓子の付録シールの収集にも励んでいた為、中学生になってからは、切手アルバムを見返すこともなくなりました。

コレクターが減少する＝需要が減るという構図になる為、自ずと相場が下がっていく現象が発生したと考えられます。今後も何かのきっかけがない限り、切手コレクターは、減少し続けていくことが予想できます。希望的観測で申し上げますと、コレクターの減少により、切手も希少なものになってくると骨董品としての価値を纏う日が来るかもしれません。

ここまでお付き合いいただき誠にありがとうございます。
当店で取り扱っている切手は日本切手のみならず、外国切手も取り扱っています。特に文革期前後の中国切手は、高い人気を誇ります。切手だけに限らず、初日カバーやハガキ等も査定対象であることをご理解いたければ幸いです。

ご不明な点があればお気軽にお問合せいただければ、しっかり対応させていただきます。

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店舗：くらや 旭川店
住所：北海道旭川市6条通7丁目31-24　YMSビル1階B号
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定休日：水曜日、木曜日