北海道旭川市　貴金属の査定 買取｜指輪やネックレス 適正価格ご存知ですか？ | 骨董品などの遺品整理・買取は口コミで評判の買取専門店【くらや】

買取専門店『くらや旭川店』のブログをご覧いただきありがとうございます。店長の大平雅之です。

今回は、金やプラチナ製品など〈貴金属〉の買取についてお話いたします。前回お話したのは〈貴金属製品の相場高騰〉についてでした。

今回は〈査定員がどのように価値を見極めているのか〉といったポイントと、お客様が貴金属製品を売却する際にどのような事に〈気を付けるべきか〉といった内容を中心にご紹介します。

近頃、貴金属製品を購入するという方は昔と比べて本当に減りました。要因として考えられるのは、昔は〈バブル期〉という好景気な時代があったのに対し、今はまさに〈景気減退期〉といえる不況が続いているためです。

ひと昔前は繁華街に繰り出せば、北海道旭川市でも大粒のダイヤモンドやエメラルドの指輪を身に着けた女性や、金のネックレスにクロコダイルのセカンドバッグでバシッときめた男性をよく見かけていました。そんな光景を最近では、殆ど見かけることがありません。それどころか繁華街自体に元気がありません。

先にもお話しましたが、長らく続く〈不景気〉が影響しているからです。最近では〈買う人〉よりも〈売る人〉の方が圧倒的に多く、貴金属の価格相場の高騰もその勢いに拍車をかけているといえます。

また、売却でお持ち込みくださる世代もバブル期を経験した〈団塊の世代〉〈モーレツ世代〉の方々に限らず、ご両親から譲り受けた20～30歳前後のお若いお客様もいらっしゃいます。

〈貴金属製品の売却〉というものは教育を受けて学ぶ事ではありません。経験としてあるかないか、知識として知っているか知らないか、という事が成功失敗体験を大きく左右するのであって〈年齢〉での優劣ではないのです。

今回のブログをご覧になり〈成功〉されるお客様が1人でも多く。また、買取専門店『くらや旭川店』にお越しくださる方が1人でも多くなるといいな…と、願いながらお話いたします。どうぞお付き合いください。

それでは、今回の最大テーマである〈金やプラチナ製品の買取〉について、ご説明させていただきます。

まず、我々買取を行う側（古物商・宝石商・貴金属商・リサイクルショップetc）が査定をする際、貴金属商品の〈形状〉の違い（指輪・ネックレス・ブレスレット等）によって査定額を変更するという事はありません。

時々「金の眼鏡なんだけどアクセサリーじゃないから安くなりますか？」と、いったお問合せをいただきます。先にお話した通り貴金属製品が〈どんな形〉であるか、といった事で買取価格に優劣は発生しません。「金の眼鏡なんて今どき需要がないから、指輪やネックレスと比べると安くなりますよ」という説明を行うお店はNGという事です。

貴金属製品はあくまでも〈貴金属の買取価格相場（K24、K18、プラチナ、シルバーなど）×貴金属の重量〉でお値段が決まります。ここで重要なのは〈貴金属の重量〉という事です。眼鏡を例にしますと、貴金属以外の個所〈レンズ〉〈ビス〉〈耳掛けの部分〉などは貴金属が使われていない為、〈総重量（眼鏡そのもの）－貴金属以外の重量〉が正確な〈貴金属重量〉になります。

当然、正確な貴金属重量は見た目では分かりませんので、事前に眼鏡屋さんで全てのパーツを外してもらう（有料の場合あり）か、買取店で売却を前提に無料で外してもらう必要があります。買取店で行う場合は元に戻せなくなる可能性がある事、買取が前提の為手早く部品を破損させながら外す場合がある、作業後に売却をキャンセルすると作業料を徴収するお店もあるので要確認の上で依頼をかけてください。

続いて、貴金属の種類についてのお話です。一般的に貴金属製品には何処かに種類を示す〈刻印〉が入っています。いわゆる〈K18〉や〈Pt900〉〈純金〉〈純銀〉などです。指輪やネックレスであれば、目の良いお客様や虫眼鏡などをお持ちのお客様ならご自身で確認する事も可能ですが、ピアスやイヤリングなどは難しいかもしれません。査定員はこちらの刻印（海外ではホールマークと呼ばれる事もあります）を、ルーペと呼ばれる携帯用の顕微鏡を使い確認します。

見た目や形状に対する重量に違和感が無ければ、そのまま秤にのせて重量を計測。もし、純度が不確かな可能性などを感知した場合や重量がかなりあるため高額な取引が予想される場合などは、他の様々な方法をとって純度を確かめます。

最後に貴金属価格相場について、ご説明いたします。お客様ご自身で、ある程度の価格を把握する事は可能です。注意する点としては、インターネット上で〈今日の貴金属相場〉と検索して、表示される価格が買取価格ではない可能性があるという点です。

貴金属製品の売却・買取の流れとしては、〈お客様〉→〈買取店〉→〈貴金属を加工できる工場を持つ貴金属専門会社〉の流れで取引をする為、〈矢印→〉の個所で中間マージンが発生するという事です。当然、「間の買取店を飛ばして直接専門会社に売却した方が、手元に来る金額は多く出来るのではないか？」と、お考えになられると思います。理論上は間違いはないのですが、貴金属専門会社さんのほとんどが我々〈買取店〉から買取する場合と一般のお客様から買取する場合で〈価格差〉を発生させています。

理由は、我々のような買取店から買い上げた方が一度査定員の目を通ることで、取引の安全性向上やコスト削減に繋がるからなんそう…。これらを踏まえた上で、ある程度の貴金属の価格相場を把握し、複数のお店で見積を出せば可能な限り〈高値〉で売却する事が出来るのです。ご不明な点、もっと詳しく知りたいという方は気軽に、買取専門店『くらや旭川店』に是非お電話ください。

今回のブログ最大の見せ場になります。貴金属の〈適正価格〉。結論から申しますと我々買取店の貴金属取引価格の〈1割（10％）以内〉が望ましく、許容範囲が〈2割（20％）以内〉となります。非常に分かりづらい内容ですので具体的に数字で示します。

例えば、お客様がこのブログをご覧いただいている日の〈純金（K24）〉の取引価格が1g：7,000円と仮定します。※取引価格の実数値についてはインターネットで大手貴金属会社さんの金取引価格・推移表などを参考にしてください。いわゆる業者取引価格（買取店→貴金属専門会社）が、7,000円であればお客様が買取店やリサイクルショップに金を売っても良いラインの金額は1g：5,600円～、6,300円～といった価格になるという事です。

「20％も利益を取られちゃうの？！」と、感じるかもしれません。ですが、あくまでも概算なので金の延べ棒が100gあるといった高額な取引では、買取率が上がる可能性が高くなります。

逆に重量が軽い場合、仮に〈20％〉の利益を買取店やリサイクルショップが計算した価格だったとしても、お客様が取得する買取金額に影響する価格は数千円程です。（10,000円の価値がある金を8,000円で買取・売却するということ）

お店によっては買取価格を公示している所もありますし、毎日変動するものなのであえて表示しないお店もあります。〈10％～20％〉と聞くとすごく利益をとられていると感じられるかもしれませんが、自動車や不動産などと比較すると非常に還元率は高いといえるのです。

先の章でもお話しましたが、貴金属の売買取引で重要なのは〈重量〉〈貴金属の種類〉の2点と断言しても差し支えありません。自動車や不動産、ブランド品や他のお品物と違い、「その物の状態変動・経年劣化」が問われないという点が貴金属の最大の特徴であり、高価な取引に繋がる要因です。どんなに変形しても新品同様だったとしても、重量と貴金属の種類が同じであれば買取価格は変わらないという事です。

当店では、取引価格が高額になる場合やトラブル防止の為、公式に貴金属買取相場を公示していません。ですがお電話で『くらや旭川店』にお問合せいただけましたら、各種貴金属の買取相場をお伝えする事は可能ですご売却を検討されている方は気軽にお問合せください。

相見積もりをされている場合でも他社様に後れを取らないように柔軟に対応させていただく事も可能です。当社は〈プラチナ〉の買取価格に特に自信を持っております！

今回は金・プラチナなど、貴金属製品の価値や売却方法・相場について、ご説明・ご紹介させていただきました。宝飾品類やブランド品など、興味がない方にとっては「自分には一生関係のない物」と思われるかもしれません。

私達の生活の中には沢山の〈貴金属〉が使用されています（されていました）。例えば、自宅のリビングにあるTV、ガレージにある乗用車、仕事で使うノートパソコン・スマートフォンなど…。昔と比べると代替品の発見などで貴金属の使用率は軒並み下がっているという事ですが、知らず知らずのうちに〈所有〉されていた方も多いかもしれません。

ご結婚されている方であれば多くの方がお持ちのマリッジリング。これも貴金属が使用されていますが、こちらにも貴金属相場の変動にまつわる小話がありますのでご紹介します。従来より高価なお品物とされてきた〈金・プラチナ〉ですが、マリッジリングを取り扱う会社も最近の景気状況を考え「質の良い安価な物を提供しよう」と考えました。

そこで〈金・プラチナ〉よりも安価とされてきた〈パラジウム〉に目を付けたのです。ひと昔前は歯医者さんでも〈金歯〉の代わりに使用され「金やプラチナと比べるとパラジウムの方が安い」というのが世間の常識でした。

ジュエリー業界でも金やプラチナのリングの半額程で、パラジウムのリングを製造・販売していました。しかし、ここ最近ではパラジウムの方が、圧倒的に相場が高くなってしまったのです。つまり、本来であればコストパフォーマンスを意識して製造していたのにも関わらず、現在では従来の金・プラチナ製品よりも定価が高い品になってしまいました。

実際に過去のジュエリー会社のパンフレットを見てみると、当時の定価が2万円前後だった同一の品が令和2年現在、倍の40,000円～50,000円程に定価が改変されていました。「原価の高騰というのは恐ろしい」といった事案ですね。

貴金属相場の上がり下がりによって、我々の生活にも浮き沈みが伴う訳ではありますが、遺品整理や生前整理・形見分けなどで宝飾品・貴金属・アクセサリーを手にされ〈不用〉と感じる方は気軽に当店にお越しください。

また、買取専門店『くらや旭川店』には、遺品整理のアドバイスを行える〈遺品整理士〉がおります。勿論、買取や査定のご相談もお値段以上にしっかりと頑張らせていただきます。次回のブログもご覧いただければ幸いです。

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※出張内容によっては、ご相談させていただく場合もございます。

店舗：くらや 旭川店
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定休日：水曜日、木曜日