茨城県水戸市　金の買取｜インゴット 金貨｜地金のみ買取の真意 | 骨董品などの遺品整理・買取は口コミで評判の買取専門店【くらや】

こんにちは。金やプラチナなど、貴金属の買取をしている買取専門店『くらや水戸駅前店』です。リモートワークの拡大などにより、ご自宅で過ごす時間が増えた今日この頃。お部屋の片付けをされる中で不要なものが目につき、売却を希望される方が増えてきています。

中でも買取のご依頼が増加傾向にあるのが、〈金〉などを含む貴金属です。金価格が高値を維持しているため、『くらや水戸駅前店』でも多くのお客様から〈金〉の買取依頼を承っております。

そこで今回は、昨今買取が活発な〈金〉についてのお話です。買取専門店で行う査定ポイントや、ご自身でも簡単にできる真贋の見極め方などについてもご説明していきたいと思います。

金は、数多く存在する金属の中でも身近な元素です。古くから宝飾品として親しまれてきただけでなく、通貨や貨幣として経済を支えてきました。

金の元素記号は〈Au〉です。ラテン語で「光り輝くもの」を意味する〈aurum〉が語源とされています。自然現象のオーロラも、この〈aurum〉が由来となっているようです。

貴金属の刻印に〈Au〉と表記されているものは、金製品であることを意味しています。お手持ちの貴金属製品でぜひ確認してみてください。

はっきりとした文献が残っているわけではないのですが、金と人類の歴史は紀元前6000年頃まで遡ります。メソポタミアの地に居住し、文明を築いていたシュメール人と呼ばれる種族は、この頃既に金を用いた装飾品を作っていたのだそう。

金に親しんでいた文明としてよく知られているのは、古代エジプト文明でしょうか。かの有名なツタンカーメンの黄金マスクなどは、紀元前1300年頃に制作されたと考えられています。

太古の昔から、金を用いた宝飾品が数多く存在していたエジプト。なぜエジプトの地では金製品が多く作られていたのでしょうか？

その理由は太陽信仰が関係しています。太陽信仰が盛んであったエジプトでは、金が太陽神の一部であると考えられていたそうです。そのため、宗教儀式や王族の埋葬に際して金製品が数多く制作されたと言われています。

世界三大美人と呼ばれるエジプト女王〈クレオパトラ7世〉も、金で装飾されたゴージャスな首飾りを身に着けていたのだとか。現代人だけでなく、古代人からも金の宝飾品は好まれていたのですね。

加工用途により様々な種類がある金ですが、買取の際には〈金の純度〉によって評価が変わってきます。（純度とは金の割合を示すものです。）

金にはどういった種類があるのか、知っておくと役に立つこともあるかと思いますので、参考にしてみてください。

24金（K24）→金純度：99.9％
22金（K22）→金純度：91.7％
21.6金（K21.6）→金純度：90.0％
20金（K20）→金純度：83.5％
18金（K18）→金純度：75.0％
14金（K14）→金純度：58.5％
10金（K10）→金純度：41.6％
9金（K9）→金純度：37.5％

金の指輪やネックレスに入っている刻印には、上記の様な種類の他に〈750〉などと表記がされている場合も。これは金の純度を示すもので、〈750〉は75％の金純度、つまり18金ということを意味します。

いざ買取をしてもらおうという時に、その金が偽物だったら困ってしまいますよね。見た目や重さでは、偽物と判断できない製品が出回っていることも事実です。そこで、買取専門店等で行う金を見極めるためのポイントをいくつかご紹介したいと思います。

金であるかどうかを調べるのは、実は簡単です。まず、その貴金属に入っている刻印を探します。大抵の貴金属には刻印が入っていますので、これを基に品位を確認することが可能です。

ネックレスの場合は留め具部分に、指輪の場合はその指輪の内径部分に金の品位が刻印されていることが多くあります。

強力な磁石を用いて、その金属が反応するかどうかを調べる方法です。金の場合は磁石反応がありません。反対に磁石反応を示すのは、金メッキなどが施されたイミテーションです。

刻印と磁石反応の確認は、ご自宅でも簡単にできるかと思います。刻印が入っているにも関わらず磁石反応がある製品は、金ではない可能性が高いため注意してください。

金には特有の質感や、ずしっとくる重さがあります。この査定方法は、プロの鑑定士でなければ判断がつきにくいと思いますので、ご参考程度にお考えください。

金を試金石に軽く擦り、その擦った箇所にごく少量の薬品（硝酸）をかけます。金が硝酸で溶けないことを利用した、科学的判別方法です。

試金石と硝酸は一般の方でも入手することは可能ですが、金純度の判定には専門の知識と経験が必要になります。

X線を金製品の表面に照射することで、その表面から放出される蛍光X線を測定する方法です。蛍光X線分析装置は、貴金属の化学分析や純度等の測定に広く使われています。

この方法を用いると、金が含まれていないものから純金まで、あらゆる純度のものを測定することが可能です。買取専門店で蛍光X線分析装置を持っている業者は少なく、ほとんどは蛍光X線分析を専門に行っている機関に検査を依頼します。

刻印の確認などの簡単な方法から、分析計を使った本格的な方法まで、金の純度の調べ方は様々です。買取専門店では、これらの方法を組み合わせて金の純度が調べられています。

これまで世界中で採掘されたてきた金。その総量はどれほどなのか、想像がつくでしょうか？オリンピック公式競技用プールの約3.8杯分、約18万トンなのだそうです。

一方で、今もなお地中に眠っている金の埋蔵量は、約5万トンと考えられています。先ほどと同様オリンピック公式競技用プールに換算すると、約1杯分しかないようです。

年間約3,000トンのペースで採掘されている現在、金は遠くない未来に枯渇してしまうのでは…？と思ってしまいますよね。しかしここで言う金の埋蔵量とは、単純に地中に残された金の量というわけではなく、現在の技術や経済状況をもって掘り出し得る量のことなのです。

例えば、非常に薄い濃度ではあるのですが海水にも金が含まれています。地球上の全ての海水量を考慮すると、約50億トンもの金が抽出できる計算に。

これから先の未来に技術がまた進歩すれば、海水から金を抽出するといった時代も来るかもしれません。金の埋蔵量が増える可能性も、今後十分に期待できるのではないでしょうか。

イタリアの貿易商人〈マルコポーロ〉は、かつて日本のことを〈黄金の国〉と呼びました。実のところ日本には足を踏み入れたことさえなかったマルコポーロですが、トルコ・モンゴル・中国などを旅した際に聞かされた日本という国について、〈東方見聞録〉の中で執筆していたのは有名な話。

〈東方見聞録〉には、「ジパングでは大量の金が採れ、宮殿などが金でできている」と書かれているそうです。マルコポールが言う金でできた宮殿とは、平安時代に建立された〈中尊寺金色堂〉と考えられています。

一説によると、中尊寺金色堂に使われた金（金箔）は「朝鮮半島を通って大陸から持ち込まれた」と言われているのですが、当時東北地方に幾つか存在した金山から集められたという説も有力です。

現在国内で金が採掘できるのは、鹿児島県伊佐市にある〈菱刈鉱山〉のみとなっています。菱刈鉱山は日本最大級の金鉱山で、現在商業的規模で操業が行われている日本唯一の鉱山です。

江戸時代には既に産金地であった菱刈町。現在菱刈鉱山から産出される金は、年間約6トンです。菱刈鉱山には一般的な金鉱山の約10倍の金が含有されており、世界一の金品位を誇るとされています。

買取専門店等で「地金のみ買取します」と言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか？地金（じがね・じきん）とは、加工される前の金の塊のことです。買取業界においては、地金は貴金属全般のことを指します。

例えば、宝石付き貴金属（指輪・ネックレスなど）の地金のみを買取する場合。宝石にはお値段が付かず、金属部分の重量と素材を査定して買取額を出すことになります。

買取業界では、聞き慣れない専門用語がたくさんあると思いますので、疑問に感じた場合は何なりと買取店や鑑定士にご質問ください。

世界共通の価値を持つ実物資産であり、株式・債券の値動きとの相関性が比較的低く安全資産とされる〈金〉。金の現物を購入する場合には、インゴット（ゴールドバー／金地金）と金貨から選ぶことができます。

インゴットと金貨には、それぞれメリットとデメリットがあるため注意が必要です。金貨は少額から購入できるといったことがメリットとして挙げられますが、インゴットに比べるとプレミアム分が割高になります。

一方、インゴットは手数料が割安であるといった点がメリットですが、大きい重量サイズを選択した場合に投資額が高額に…。保管方法も慎重に考えなければなりませんよね。 金貨の場合はご自宅等で保管することができるので、この点はメリットと言えるでしょう。

金を購入する場合は、ご自身の投資額や保管環境などを念頭におき、インゴットか金貨を選択すると良いと思われます。

買取専門店『くらや水戸駅前店』では、金であれば基本的に何でも買取可能です。ネックレス・指輪などの貴金属をから金杯・金歯などといったものまで、金製品であれば何でもお買取いたします。

製品として販売できるものに関しては、しっかりとプラス評価いたしますのでお任せください。お手持ちのお品物が金製品かどうか分からない場合も、お気軽にご相談いただければと思います。

丁寧な査定はもちろん、疑問点や相談事までしっかりお聞きすることが『くらや水戸駅前店』の強みです。

お客様ご自身が金の知識を身につけられることは、買取の場面においてだけでなく資産運用などの面でも有利になると思います。このブログが、「金を勉強してみようかな」とお思いになるきっかけとなれば幸いです。

ブランドジュエリーなど希少価値のあるものや、宝石などが一緒になっているデザイン性のある金のジュエリーなどは、お品物により金価格以上での買取も期待できます。希少価値やデザイン性の高い金製品を地金のみの買取額で売却してしまうと、適正金額以下で見積もりされてしまう場合も…。

お客様ご自身で学ばれ、金に関する知識をつけることはもちろん大切なことですが、専門知識を持ったプロの鑑定士とお話することも有益だと思います。『くらや水戸駅前店』に在籍する金の買取経験が豊富な鑑定士が、しっかりとお客様のご質問にお答えしますので、ぜひご利用ください。

相談・査定は無料です。お客様のご来店・お問合せを、心よりお待ちしております。

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