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水戸駅前店
2022/05/23

茨城県水戸市 高級洋食器の買取|ロイヤルコペンハーゲン|フローラダニカ ブルーフルーテッド 査定します

4:30 am

はじめに

こんにちは。ロイヤルコペンハーゲンやマイセン、ウェッジウッドなど、高級洋食器の査定・買取を行っている買取専門店『くらや水戸駅前店』です。ご自宅のカップボードや棚の奥に、価値あるカップ&ソーサーやお皿、カトラリーが眠ったままになっていませんか?査定・鑑定は、高級洋食器に関する専門の知識を持ったプロの鑑定士が在籍する『くらや水戸駅前店』に、是非お任せください。

 

当店は良質な販売経路を持っており、お客様の大切なブランド洋食器の高価買取を実現することが可能です。ロイヤルコペンハーゲンの〈フローラダニカ〉や〈ブルーフルーテッド〉をお持ち込みいただく機会は特に多く、高価買取実績も多数あります。

 

今回は、二次流通の市場においても需要と人気の高い〈ロイヤルコペンハーゲン〉についてのお話です。ロイヤルコペンハーゲンがその確固たる地位を築き上げてきた軌跡と、高額査定が期待できる人気シリーズについて、その魅力を存分にお伝えしていきたいと思います。

 

ロイヤルコペンハーゲンのプレートやカップ&ソーサーのご売却を検討されている方は、是非最後までお付き合いください。

ヨーロッパが憧れた東洋磁器

時代は17世紀後半、ヨーロッパは大航海時代の終盤。ヨーロッパの王侯貴族の間では、ある一大ブームが起こっていました。それは、日本や中国で生産されていた磁器です。中でも中国の景徳鎮や日本の伊万里焼は、この上なく絶賛されていたのだそう。東洋の磁器は〈白い金〉と呼ばれ、目を剥くような高値で取引されていました。

 

列国の王侯貴族達が、自国でも磁器を生み出そうと躍起になっていた頃。東洋磁器に並々ならぬ情熱を注いでいたのが、ドイツのザクセン選帝侯アウグスト強王でした。その執念が実り、ヨーロッパで初めて磁器の生産に成功したのは1710年のこと。これを実現したのがマイセンでした。

 

1755年には鉱物学者フランツ・ハインリッヒ・ミューラーが、デンマークのボーンフォルム島でカオリンを見つけ出します。カオリンとは含水ケイ酸アルミニウムのことで、磁器の原料として必要不可欠なものなのです。

 

カオリンが見つけ出されるまでの45年間、磁器の焼成方法は門外不出のトップシークレット。原料にはカオリンが必要であるらしい、という情報が出回るころには、ヨーロッパの権力者達は血眼になってカオリンを探し求めたのだとか。

 

マイセンに始まったヨーロッパの磁器ブームは、やがてヨーロッパ全土に波及します。当時隆盛を誇っていたデンマークにとっても、磁器生産国になることは悲願でした。

 

1770年、カオリンを原料に硬質な磁器の試作を続けていた科学者フランツ・ヘンリック・ミュラーが、国内原料で初めて磁器の焼成に成功します。この報を聞いて歓喜したデンマーク王妃ジュリアン・マリーは、デンマーク磁器製作所を開設。これがロイヤルコペンハーゲンの始まりです。

不朽の名作と王道シリーズ

フローラダニカ

フローラダニカは、現在でもロイヤルコペンハーゲンの不朽の名作と謳われるシリーズ。作品に使用されている金は24金、磁器界の最高峰に君臨するモデルです。

 

フローラダニカとは、〈デンマークの花〉を意味します。元々フローラダニカは植物図鑑のタイトルでした。この頃のデンマークは北欧圏での覇権争いのため、政治、軍事、経済、そして植物学の分野に至るまで隣国スウェーデンと競っていました。

 

こういった時代背景を受け、自国の勢力を示すべくフローラダニカのような植物図鑑が制作されたのですが、それを図鑑だけに納めず立体的に表現しようという着想のもと、登場したのがフローラダニカシリーズです。当時一大ブームになっていた磁器を用い、植物図鑑フローラダニカを再現するプロジェクトがスタートします。

 

ロシアの女帝エカテリーナ2世も、フローラダニカを語る上では外せないキーパーソンでしょう。エカテリーナ2世は熱心な芸術の擁護者であり、植物学をはじめとする自然科学にも造詣の深い人物であったそうです。

 

スウェーデンに対抗するため、ロシアとの同盟関係を深める必要があったデンマークは、エカテリーナ2世にフローラダニカを献上する計画を立ち上げます。植物図鑑のフローラダニカは全54巻で、収録された図案は3240個もあったのだそう。ところが、このフローラダニカシリーズの完成を待たずして、エカテリーナ2世はこの世を去ることに…。

 

エカテリーナ2世が没するまでに完成した作品数は1802点。絵付け作業をたった一人でこなしていた絵付師ヨハン・クリストフ・バイアーは、終わりのころには失明してしまったそうです。

 

彼が手掛けた作品のうち、現存するのは1530点。デンマークの国宝としてローゼンボー宮殿に保存されており、そのうち約700種類が現在商品化されています。

ブルーフルーテッド

4:30 am

〈デンマークの家庭には一家に一個必ずブルーフルーテッドがある〉と言われるほど王道のシリーズです。ブルーフルーテッドは、ロイヤルコペンハーゲンが開窯した年に一番最初に制作されたと言われています。

 

ブルーのハンドペイントのデザインが美しく、描かれている模様ばかりに目が行ってしまいますが、プレートやカップ&ソーサーの多くには外側もしくは全体に縦線が入っているものも。これぞ〈フルーテッド〉たる所以、フルーテッドには〈縦縞模様〉という意味があるのです。

 

ロイヤルコペンハーゲンには、他にもフルーテッドと冠されているシリーズがあります。鑑賞の際には、絵付け以外の部分にも注目してみてください。

 

〈フルレース〉〈ハーフレース〉〈プレイン〉、3つのデザインが展開されているブルーフルーテッド。繊細な装飾が目を引くフルレースは、絵付けだけでなく飾り孔のカットまで、すべての工程が職人達による手作業で行われています。高価買取が期待できますので、お持ちの方は是非一度『くらや水戸駅前店』へご相談ください。

イヤープレート

ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは、直径が全て18㎝であること、生産後に型を廃棄してしまうため復刻は出来ないことが特徴です。このため、その年の出荷数や現存数によって価格が大きく変わります。

 

生産が開始された1908年製は現存数が少ないことから、高額で取引されることもしばしば。戦時中に生産されたイヤープレートも希少性が高いです。基本的なデザインはマリア像や教会といったモチーフが描かれることが多く、新しくなればなるほど値段は安くなります。

ジャポニズムとアール・ヌーヴォー

ロイヤルコペンハーゲンが王立から民間企業になったのは、1868年のこと。この頃のヨーロッパではジャポニズムブームが起きており、多様な芸術が花開いていました。一方でロイヤルコペンハーゲンは、このジャポニズムブームに理解こそ示したものの、その流れに乗ることはありませんでした。

 

世間の流行りとは一線を画していたロイヤルコペンハーゲンが掲げたテーマは、一世代前の新古典主義やロココ主義。しかしこのテーマは世の人々にあまり受け入れられず、1882年頃までは厳しい経営状況が続いていたようです。

 

経営が悪化したロイヤルコペンハーゲンは、アルミニアという会社に買収されます。新しく経営者となったフィリップ・シャウは、ロイヤルコペンハーゲンをしっかりと理解していた人物。それ故、現在でもロイヤルコペンハーゲンというブランド名が残っているのです。

 

アール・ヌーヴォー期のロイヤルコペンハーゲンの作品は、一点もの、もしくは制作品数が非常に少ないといった特徴があります。この時期の作品の注目ポイントは、ジャポニズムに影響を受けているということ。経営者が変わったことを機に、デザインも刷新された結果と言えるでしょう。

 

この時にアートディレクターとして携わっていたのが、日本美術に造形の深かったアーノルド・クローというデザイナーです。彼が制作した作品は、1889年のパリ万博で絶賛されます。これにより一時低迷していたロイヤルコペンハーゲンは、再び一流ブランドとして返り咲いたのでした。

4:30 am

現代のロイヤルコペンハーゲン

ロイヤルコペンハーゲンが、フィンランドのフィスカースという会社に買収されたのは2012年のこと。フィスカースは、ウェッジウッドやイッタラなどといった有名ブランドを傘下に収めるフィンランドの老舗企業です。

 

買収後、ロイヤルコペンハーゲンの生産拠点は大部分がタイへ移されます。タイに工場が移された2004年より以前のもの、バックスタンプの3本の波線の上に〈DANMARK〉と入っているものはデンマーク製です。

 

フローラダニカに関しては、変わらず本国デンマークでつくられています。

まとめ

ロイヤルコペンハーゲンのような歴史のある高級洋食器の査定は、その価値を正しく見極められるプロの鑑定士に依頼したいものです。遺品整理で見つけたロイヤルコペンハーゲンのイヤープレート、お祝いで贈られたフローラダニカのカップ&ソーサー。手放す際には、買取経験が豊富な鑑定士が在籍する『くらや水戸駅前店』に是非ご連絡ください。

 

ロイヤルコペンハーゲン、ウェッジウッド、マイセン、リチャード・ジノリなど、世界を代表する高級洋食器ブランド。店舗へ持ち込まれる場合は、外箱や栞などといった付属品もご一緒にお持ちください。更なる高額査定が期待できるでしょう。

 

洋食器以外にも査定を希望されるお品物がある方は、どうぞお気楽にお申し付けください。また、鑑定士がお客様のご自宅へお伺いし、査定から買取までを一貫して行う出張買取もご好評をいただいております。

 

査定・相談・出張費用は無料です。お客様のご来店・お電話を、心よりお待ちしております。

 

 

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店舗: くらや 水戸駅前店
住所: 茨城県水戸市宮町2-1-1
電話: 029-291-7292
営業時間:10:00~18:00

 定休日:水曜日

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