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上尾店
2023/09/06

埼玉県上尾市 武具 武器の買取|日本刀 火縄銃|美術品 骨董品として高く評価されるのをご存知ですか?

4:30 am

はじめに

こんにちは。埼玉県上尾市・桶川市・北本市・さいたま市周辺で〈日本刀〉や〈火縄銃〉の高価買取を行っている買取専門店『くらや上尾店』です。当店では古い時代の武器をはじめ、鎧や甲冑などといった武具の査定・買取依頼を多く承っております。ご売却を検討されている方は、是非お問い合わせください。

 

古くは、日本中で武器として使われた日本刀や火縄銃。現在では滅多にお目にかかれるものではなくなりましたが、「祖父の遺品整理をしていたら出てきた」というエピソードは意外にも珍しくはありません。

 

日本刀や火縄銃は美術品・骨董品としても価値が認められ、登録証さえあれば現在でも一般家庭で保有することができます。根強いコレクターも多く、二次流通の市場においては高価買取の対象となるものが多数存在するのです。

 

今回は、歴史も深い武具・武器の世界から〈日本刀〉と〈火縄銃〉にスポットを当ててご紹介していきたいと思います。日本刀・火縄銃などの武器をはじめ、鎧や甲冑といった武具の査定・買取を希望されている方は、是非最後までお読みください。

日本刀について

平安時代に誕生したとされる〈日本刀〉は、日本独自の鍛刀方法で製作された刀剣類を指します。日本刀の特徴としては、刀身に反りがあり、片側に刀がついているといった点が挙げられるでしょう。

 

叩いて引くという動作だけで、大きな力を加えずとも強い衝撃を与えることができる。これは日本刀ならではの〈反り〉による効果なのです。一方、西洋の刀には反りがありません。叩いて引く動作よりも、突き刺すことを想定した武器だからです。

 

また、日本刀は役割や刀身の寸法により〈太刀〉〈打刀〉〈脇差〉〈短刀〉と種類が区別されます。刃長が2尺(約60.6cm)以上のものは太刀・打刀、これより短いもので江戸時代の武士達が打刀と共に腰に携えていた脇差、1尺(約30.3cm)以下と更に短いものが短刀です。

 

とても大切なことですが、日本刀は〈登録証〉がないと所持することはできません。登録証がないまま所持していると、罰金や懲役の対象となってしまうので十分にご注意ください。登録証については、後ほど詳しくお伝えしていきましょう。

火縄銃について

〈火縄銃〉は、戦国時代にヨーロッパで発明された銃です。日本においては、ポルトガル人が鹿児島の種子島へ持ち込んだことで広く用いられるようになりました。日本式に改良されると、火縄銃は国内でも気軽に入手できる武器のひとつとなったのでした。

 

ところが、その後の日本では銃の所持が大幅に規制されてしまいます。このきっかけとなったのが、豊臣秀吉が発した〈刀狩令〉です。刀狩令の発布以降銃の規制は続き、更に戦後は銃砲刀剣類所持等取締法が施行されたことで、許可を得た者以外による銃の所持は禁止されました。

 

しかし、〈美術品〉や〈骨董品〉と認められた火縄銃に関しては、〈銃砲刀剣類登録証〉をきちんと取得していれば所持することができます。とはいえ年代や形式の条件が合ったものだけが対象で、すべての火縄銃が所持できるというものではありません。

 

日本製の場合は概ね1867(慶應3)年以前に製造された銃、外国製は1867年以前に日本へ伝来した銃、というのがひとつの目安になります。形式については、管打ち式・ピン打ち式など、縁打ち式以前の撃発構造を持った銃が対象です。

登録証について

先にも述べましたが、日本刀・火縄銃を所持するには〈銃砲刀剣類登録証〉が必須です。ご自宅で見つけた日本刀や火縄銃の登録証が見つからない場合は、これを再発行する必要があります。まずはお住いの各都道府県の教育委員会へ問い合わせましょう。

 

所持していた人の氏名と住所、当該の日本刀・火縄銃の長さなどを伝えれば、既に登録があるかどうか調べてもらえます。登録があった場合は、手数料を支払うことで登録証の再発行が可能です。

 

登録が確認されなかった場合は、所轄の警察署の生活安全課にて新規登録の手続きを行います。手続きは、刀が出てきた場所を管轄する警察署で行いましょう。発見場所に訪れた警察署員に対象の日本刀・火縄銃を預け、検査が終わると〈銃砲刀剣類発見届出済証〉が発行されます。

 

ここまでは警察で行いますが、登録証の発行を行っているのは各都道府県の教育委員会です。教育委員会へ発見届を提出したら、順次登録手続きを進めてください。日本刀・火縄銃は、登録証がなければ所持することはもちろん、売買することもできません。

 

査定・買取を希望されている方は、まずは〈登録証の有無〉のご確認をお忘れなく!

高評価となるのは?

日本刀

過去最高額で取引された日本刀といえば、国宝でもある〈大包平〉(おおかねひら)です。昭和期のことですが、現在の貨幣価値に換算すると約2億6000万円もの金額が付けられました。また2020(令和2)年には、国宝〈山鳥毛〉(さんちょうもう)が5億円で取引されたという事例も。

 

日本刀には定価というものが存在せず、定められたランクや保存状態、製造された年代など、様々な項目を考慮して査定が行われます。通常刀剣類は、公益財団法人の日本美術刀剣保存協会による審査で〈保存刀剣〉〈特別保存刀剣〉〈重要刀剣〉〈特別重要刀剣〉の4段階にランク分けされます。

 

特別重要刀剣が最もランクが高く、次いで重要刀剣、特物保存刀剣、保存刀剣といった順に評価され、後に鑑定書が発行されます。ここまでに約5カ月程度かかるのが一般的です。

保存刀剣

江戸時代以前につくられた刀剣で、在銘の作品であることが基本です。作刀年代や生産地、系統などが明らかな無銘の作品、在銘かつ出来栄えの良い明治時代以降の作品に関しては、保存刀剣として認められるケースもあります。

 

無銘作品は品質も重要視され、傷や錆がないものは高価買取が期待できるでしょう。保存刀剣には模造刀も多く存在するため、真贋判定を行う鑑定士には刀剣類に特化した知識や高い経験値が求められます。

特別保存刀剣

保存刀剣の中でも、品質・状態がより良い刀剣は〈特別保存刀剣〉に認定されます。在銘かつ状態が良い作品は高額査定の期待大。江戸時代までの刀剣であることが基本ですが、著名な刀工による作品に関しては明治時代以降に作刀されたものでも選ばれることがあります。

重要刀剣

国が認定する重要美術品に準ずる刀剣です。特別保存刀剣のうち、出来栄えと保存状態が良い作品は〈重要刀剣〉に認定されます。室町時代以降の在銘の作品、江戸時代以降の生茎(うぶなかご)在銘の作品限定。

 

平安時代から江戸時代までの刀剣は主に戦の際に使われており、残存するものは激しいぶつかり合いの後に保管されたはずです。状態が良いものは大変希少。

特別重要刀剣

重要刀剣の中でも、ひと際美しい状態を保っている刀剣が〈特別重要刀剣〉に選ばれます。このレベルの刀剣は、国の重要美術品・重要文化財として価値が認められた逸品です。

火縄銃

4:30 am

かつてポルトガル人によって日本に持ち込まれた〈火縄銃〉ですが、その後日本産のものも多く出回りました。火縄銃が持ち込まれた当初は、1,000万円は超えるであろう高級な武器だったようです。日本国内で製造されるようになった戦国時代末期頃には、現在の価格にしておよそ100万円程度で購入できたと伝えられています。

 

1867年以前に製造された日本製の火縄銃は〈古式銃〉、1867年以降のものは〈現代銃〉と呼ばれており、価値が高いとされているのは〈古式銃〉です。古式銃の中でも、産地や流派などにより更に種類が細分されます。

 

ここからは、高評価が期待できる産地の火縄銃を幾つかご紹介していきましょう。

国友筒

国友は現在の滋賀県長浜市国友町の地域を指します。国友は、戦国末期から江戸時代にかけて鉄砲の生産地として栄えた町です。鉄質が良く様々な形状の火縄銃が製造されており、現存数も多くあります。

薩摩筒

鹿児島県西部で製造された薩摩筒は、九州地方に限ってみられる火縄銃です。種子島に持ち込まれた火縄銃の形状に近く、火縄を挟む〈火ばさみ〉が小さいこと、全長が短めであることなどが特徴として挙げられます。

備前筒

岡山県の備前・備中・備後一帯は鉄質も良く、かつては日本一の生産量を誇る刀剣生産地でした。実用本位で装飾はなく、丸みのある銃身、つぼみ型の銃口、先細りで黒い銃床、鉄製の外バネ式カラクリを持つことなどが特徴。

堺筒

摂州堺(現在の大阪府堺市)は、日本国内における鉄砲主要生産地のひとつ。現存する火縄銃の約1/4は堺系統のものと言われており、現存数も多くあります。八角銃身(八角形の角筒)や、銃口がケシの花の様に丸い芥子柑子(けしこうじ)、銃身や真鍮金具に施された豪華絢爛な装飾が特徴です。

仙台筒

宮城県仙台市周辺で製作された火縄銃で、全長は約120cmとやや短く、大きめの銃床、真っ直ぐな八角銃身などが特色です。仙台藩お抱えの鉄砲鍛冶〈仙台住木田市郎右衛門定幸〉によって手掛けられた銃は大変華やかで、銃身には龍の銀象嵌が、銃床には伊達家家紋が金蒔絵で施されています。

 

 

この様に産地によって形状や特色などが異なる火縄銃ですが、骨董古美術品のコレクターは〈産地〉に拘って買い集めることが多くあります。先にご紹介した5つの地域をはじめ、有名な産地の火縄銃であれば高額査定も大いに期待できるでしょう。

 

また、火縄銃の〈作り手〉も重要な高評価ポイントです。有名な職人としては、〈胝惣八郎〉〈野田繁慶〉〈国友藤兵衛能當〉〈井上関右衛門〉〈阿州山田民右衛門常勝〉〈備前住納恵清左衛門〉〈八板金兵衛〉〈芝辻清右衛門〉〈国友善兵衛〉〈国友一貫斎〉〈宮田栄助〉などが挙げられます。

 

「どこの産地で誰がつくったものなのか分からない」「遺品整理で見つけた価値の分からない火縄銃がある」という方は、プロの鑑定士が在籍する『くらや上尾店』で一度査定してみませんか?錆や傷があっても、思わぬ価値が見出される可能性があります。

 

日本刀や火縄銃などといった古い時代の武具の価値は、豊富な買取経験を持つプロの鑑定士でなければ正しく判断することはできません。原産地不明の火縄銃を発見した方、査定・売却を検討されている方は、お気軽に『くらや上尾店』までご相談ください。

まとめ

日本刀や火縄銃は、美術品・骨董品として大きな価値を持っています。日常的に使うものではないからこそ、長い間押し入れや蔵の奥に眠っている事例も珍しくありません。いざ処分しようと思っても、気軽に捨てられるものではなくお困りの方も多いでしょう。

 

遺品整理や片付け・掃除の最中に火縄銃を発見した方、代々受け継がれている日本刀をお持ちの方は、段々と現在の価値が知りたくなってきたのでは…?査定後に再びご自宅で保管するのも良し。「売って手放したい」と思われた方は『くらや上尾店』が高価買取いたします。

 

『くらや上尾店』には、日本刀や火縄銃に関する専門性の高い知識を持ったプロの鑑定士が在籍しております。これまで積み上げてきた査定・買取経験を活かし、しっかりと丁寧に正しい価値を見極めます。

 

当店は〈出張買取〉にも対応しておりますので、遠方にお住いの方、査定を希望されるお品がたくさんあるという方は是非お問い合わせください。相談や査定、出張費用は全て無料です。お客様のご来店、お電話をお待ちしております。

 

 

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