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水戸駅前店
2022/04/18

茨城県水戸市 茶道具の買取|茶入 茶碗|鑑賞ポイントと高価買取のコツ

2:22 am

はじめに

こんにちは。茶道具や煎茶道具、骨董品の査定・買取を行っている買取専門店『くらや水戸駅前店』です。「昔集めたこだわりの茶道具、今は使う機会もなく押入れに入れたまま…」「有名な作家作の茶碗、今査定に出したらどれぐらい価値が付けられるのだろう?」という方は、茶道具に精通する鑑定士が在籍する『くらや水戸駅前店』で査定してみませんか?

 

掛け軸や茶釜、棗や香炉など様々なお道具が存在する茶道具ですが、今回スポットを当てるのは〈茶入〉と〈茶碗〉です。それぞれの鑑賞ポイントをはじめ、高価買取に繋がるコツもご紹介していきたいと思います。

 

茶道具を大切にされてきた方なら、お道具それぞれにこだわりのポイントがあるはず。茶道具の査定・鑑定は、『くらや水戸駅前店』に是非お任せください。在籍する買取経験が豊富なプロの鑑定士が、その価値をしっかりと見極め高価買取いたします。

鑑賞する

茶道具を蒐集されている方にとって、鑑賞はひとつの楽しみですよね。〈鑑〉という字には、鑑定や鑑別という言葉に用いられていることからも分かるように、〈よく見て品定めをする〉という意味が込められています。

 

鑑賞する上で大切なことは、じっくり時間をかけて見ること、素直な気持ちで楽しむことです。現在は様々な媒体から情報を集めることができますが、直接作品を目にすると、画像では見えなかったことや感じられなかったことの新たな発見があると思います。

 

美術館や博物館等、なかなか手で触れて味わうことが叶わない作品も勿論ありますが、もし手にすることができた際には、その瞬間を存分に楽しんでみましょう。その作品がどういったきっかけで世に出され、どのような人によって受け継がれてきたか、そういった背景に思いを馳せるのも鑑賞するポイントです。

茶入の鑑賞ポイント

濃茶のための抹茶を入れておく器、茶入。薄茶を入れる器は薄茶器または棗と呼ばれ、茶入とは区別されています。茶の湯の世界において、茶入は茶碗に並ぶ花形アイテムです。7cm程度の小さな入れ物ですが侮るなかれ。その歴史は長く、実に奥深いものなのです。

 

茶入は、中国で作られた唐物(からもの)と日本で作られた和物に大別されます。鎌倉時代、油をいれるための器(油壺)として中国から伝わったのが始まりとも言われているようです。お茶を入れる容器として使われるようになったのは、室町時代に入り茶道の人気が出てきた頃だとされています。

 

唐物茶入は、形により肩衝(かたつき)・茄子・大海などに分類され、戦国時代には一国一城に値する名品もあったのだとか。この背景のひとつに、手柄を立てた大名への褒美として土地を授けることに限界が生じたのでは、とも考えられています。

 

和物茶入は、一説によると14世紀の終わりに唐物茶入に倣い作られたのが始まりなのだそうです。美濃窯で作られた瀬戸茶入などは、安土桃山時代に独自の進化を遂げ、江戸時代には唐物茶入に次ぐ評価を得るようになりました。

 

また、茶入の仕覆も鑑賞する際の大きなポイントです。仕覆とは茶入や茶碗を入れる保存袋のことで、名品とされる茶入には複数の仕覆が付属しているものも。これは茶入の希少価値を高める要素となります。

 

また、古い裂地は非常に価値が高いです。これだけでもかなりの高額の値がつくこともあるので、売却を検討されている方はその価値がしっかりとわかる鑑定士に査定を依頼してください。

 

茶入の鑑賞のポイントは、形・大きさ・釉薬と触り心地です。茶入の口の部分である口造りと、縁の捻り返しが織りなす絶妙なラインは見所と言えます。

 

そして、茶入の形を決める胴も大切な鑑賞ポイント。釉薬の流れ方で茶入の景色(デザイン)はひとつひとつ異なるのですが、これを頽れ(なだれ)と呼び、鑑賞する際の楽しみの一つとなっています。頽れの先端を露といい、これもまた釉薬の溜まり具合などを味わう鑑賞ポイントです。

茶碗の鑑賞ポイント

2:22 am

お茶会を開く目的は、亭主が点てたお茶を客がいただくことにあります。床を掛け軸や花で飾るのも、亭主による心配りの表れ。亭主がどのような思いを込め、客がそれをどう感じるのか…こういった精神の架け橋となるのが、茶碗なのではないでしょうか。

 

茶碗は、数ある茶道具の中でも花形的存在。唐物のほか、朝鮮半島で作られた高麗物、そして和物の三つに分けられます。古来より様々な地域で作られた唐物茶碗は、歴史に裏付けられた高い技術で作られており、均整のとれたフォルムと薄くて軽い作りが大きな特徴です。

 

唐物茶碗には高貴で繊細な印象を与えるものが多く、日本では千利休による侘び茶の確立以前から禅宗寺院や武家の間で重宝されました。国宝に指定されている曜変天目(ようへんてんもく)などは大変有名です。

 

高麗物の茶碗は、高麗時代の茶碗を指しているような印象を受けますよね。しかし、これに分類される茶碗の多くが作られたのは、朝鮮王朝時代です。侘び茶が隆盛を極めるにつれ、茶席で使われる茶碗も精緻で華やかな唐物よりも、素朴な雰囲気がある茶碗が好まれるようになりました。

 

日本国内で作られた和物茶碗は、素朴な作風が多いのが特徴です。和物茶碗の代表例として楽焼や志野焼が挙げられますが、同じ国焼でも土や釉薬、窯の焼成温度などにより違った味わいが出ます。

 

茶碗の鑑賞ポイントとして第一に挙げられるのが、全体の景色です。お茶の席では鑑賞することを〈拝見する〉といいますが、茶碗に入った抹茶の色も含めてこの景色を楽しみます。

 

縁の厚みや反り具合の微妙な変化で全体の印象が変わる口造りや、胴の部分も大事な鑑賞ポイントです。焼き物の種類により主な形は概ね決まっていますが、絶妙なラインの違いも鑑賞の際の醍醐味と言えます。

 

胴から高台脇までの腰と呼ばれる箇所は、茶碗の持ち易さや使い心地を左右する部分です。茶碗の内側中央の底を見込といいますが、飲み干した後に僅かに残るお茶も景色の一つとなります。

 

茶碗の底にある高台は、〈茶碗好きは器の裏を見る〉と言われるほど重要な箇所です。それは何故なのでしょうか。茶碗の裏側を鑑賞出来るのは、お茶をいただいた後となりますよね。そのため、高台は後に強く印象として残るのです。

 

高台の形は様々で、一般的な輪高台をはじめ、輪高台の一部を削った切り高台など、その種類は多岐に渡ります。高台脇と呼ばれる箇所は、釉薬と土の部分の境目です。釉薬が溜まってできる〈釉だまり〉や、釉薬が縮れることでできる〈梅花皮〉も、茶碗を鑑賞する際のポイントとなります。

 

高台脇や高台の内側にある落款や刻印も重要です。楽茶碗のような有名な茶碗は、代により印のデザインが異なります。これもまた鑑賞時の楽しみの一つですよね。

高価買取をしてもらうには?

2:22 am

『くらや水戸駅前店』では、茶碗や茶入をはじめ、花入、掛け軸、茶釜、水指、香合、棗など様々な茶道具の査定・買取を行っています。鑑定の際、付属品もお持ちいただくと高評価となる場合が多くありますので、忘れずにご持参ください。

 

茶道具の付属品は共箱や仕覆などです。有名な作家が手掛けた作品や有名産地で作られた茶道具は、共箱に入っていることが多くあります。蓋には作家による書付が記されていることもあり、付加価値が付けられることも。箱を包む布や紐、鑑定書なども大切な付属品です。

 

また、落款や刻印のある茶道具は作家作のものである可能性が高く、鑑定士による評価も期待できるでしょう。とりわけ本番のお茶会用で使われるお道具には、著名な作家による作品も多く存在します。

 

価値があると分かっているのに、使う機会を逃してしまった茶道具がご自宅に眠っているという方は、買取という方法があることをお忘れなく。茶道具に精通する鑑定士が在籍する『くらや水戸駅前店』なら、お手持ちの大切な茶道具の価値をしっかりと見極めることが出来ます。付属品がある場合は、ご来店の際に是非ご一緒にお持ち込みください。

まとめ

「茶道教室を自宅で開いていたけれど、辞めることに。価値あるお道具が揃っているのに、使う機会がなくなってしまった」「遺品整理で見つけた、母が大切にしていた茶道具。次に必要としている方がいるなら…」。茶道具には十人十色の思いと、由緒や伝来が詰まっています。

 

『くらや水戸駅前店』では、国内外や年代を問わず様々な茶道具のお買取をしています。お手持ちの茶道具の売却を検討されている方は、茶道具に関する専門の知識を持ったプロの鑑定士が在籍する『くらや水戸駅前店』に是非一度ご相談ください。良質な販売経路を駆使し、お客様の大切な茶道具の高価買取を実現します。

 

相談や査定、出張費用は無料です。お客様のご来店、ご相談を心よりお待ちしております。

 

 

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店舗: くらや 水戸駅前店
住所: 茨城県水戸市宮町2-1-1
電話: 029-291-7292
営業時間:10:00~18:00

 定休日:水曜日

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