- 刀・鎧水戸駅前店2023/12/18
骨董品・美術品、遺品整理の高価買取
こんにちは。切手や絵葉書などの買取をしている買取専門店『くらや水戸駅前店』です。当店を既にご利用いただいているお客様はもちろんのこと、まだご来店されたことがないお客様にも足をお運びいただけるよう努めてまいります。
『くらや水戸駅前店』では〈出張買取〉のご依頼を多く承っているのですが、「ついでにこれも査定してもらえませんか?」とお客様からよくご相談いただくのが〈切手〉です。当店では、未使用の切手から使用済みの切手まで幅広く買取を行っています。
さて今回は、日本国内で今までに発行された切手の中から、希少価値が高いとされる切手や高額査定のポイントなどを幾つかご紹介していきましょう。
製造過程でミスが発生し、本来の切手と異なる状態で世に出てしまった〈エラー切手〉。通常印刷所内で検品が行われるため、エラー切手が世に出回ることはありません。偶然誰にも気付かれないまま発行されたエラー切手は、存在自体が珍しく大変希少性が高い切手です。
エラー切手は枚数が少ない上にユニークなものも多いため、切手収集家から高い支持を得ています。世界には、1枚数億円という超プレミア価格が付けられて取引される切手もあるのです。
今回は国内外で有名なエラー切手を2つご紹介します。
1871年(明治4年)旧暦3月1日(現在の太陽暦では4月20日)に発行された竜文切手。既にご存知の方も多いかと思いますが、竜文切手は日本で最初に発行された切手です。
竜文切手には現代の切手に当たり前に見られる目打や裏糊がなく、そのサイズは1辺が19.5mmの正方形。今まで発行された日本切手の中で最も小さかったことも特徴です。
当時の日本では印刷の設備や技術が乏しかったことから、切手のデザインおよび印刷は銅板彫刻師・松田緑山に託されました。切手の製造が急務となった松田緑山は、当時政府から太政官札の印刷も任されており、この太政官札に使用されていた〈双竜〉のデザインを切手にも取り入れることを提案。政府はその申し入れを許可し、竜文切手は誕生したのです。
現版は松田緑山が彫刻し、製造は松田緑山の工房・玄々堂が行っていましたが、現版を複製する印刷技術がなかったために様々なエラー切手が登場しました。〈額面落ち〉〈印刷落ち〉〈竜の顔の斑点のエラー〉〈外縁の唐草文様のエラー〉などが代表的です。
綺麗にバランスよく印刷されている竜文切手は当然価値が高いとされていますが、一方でエラー切手には驚きのプレミア価値が付けられることも…。
竜文切手は、2色で印刷されていたことが大きな特徴です。2つの色を出すために、当時は竜の絵柄と額面表示を別々に印刷していました。この様な2色刷りの切手は、手刷りの切手の中で竜文切手が唯一なのだとか。
しかしこのことが原因で、額面部分の印刷が逆さまになってしまった〈竜500文逆刷エラー〉が世に出てしまったのです。本来であれば廃棄されるはずの切手が唯一無二の大珍品と見做され、戦後に価値が高騰していきました。
この〈竜500文逆刷エラー〉の切手は、1973年にアメリカで使用済みのものが発見され、アメリカ・ウェイバリー商会が主催したオークションで付けられたのは、なんと2,000万円を越える価格だったのです。その後日本国内で改めてオークションが行われた結果、更に高額な落札額が付けられ、現在では個人所有となっているのだそう。
なお、日本切手のカタログ評価額では3,500万円の値が付けられており、落札された当時よりさらに価値が高まっています。この日本最高落札額をたたき出した切手が今またオークションにかけられたら…一体どれほどの価格がつくのでしょうか?
スウェーデン初の切手として1855年に発行されたトレスキリングイエロー(TreskillingYellow)。5種発行のうちの最低額面であった3シリング・バンコの中に、世界で2番目に高額な落札額が付けられるミスプリントがたった1枚だけ存在します。
これが〈3シリング・バンコの黄色〉と呼ばれる世界的に有名なエラー切手です。通常は緑色で印刷される3シリング・バンコが、8シリング・バンコの色である黄色で印刷されてしまったことでこのエラー切手が誕生しました。
印刷ミスの原因は何だったのでしょうか?一説によると、切手を刷る過程で印刷機を取り換える手順にミスがあったと言われています。
〈3シリング・バンコ〉がスウェーデンで発行されたのは1855年のことでしたが、エラー切手となる〈3シリング・バンコの黄色〉は1枚しか見つからなかったそうです。2010年にスイスで開催されたオークションでは、740万ドル(現在の日本円で約8億1,200万円)で落札されました。
現在は匿名のスウェーデン人が所有しているようなのですが、いくらで譲渡されたのかは不明です。
日本各地の自然公園をテーマにした切手シリーズ・国立公園切手。特殊切手に分類され、1936年(昭和11年)~1956年(昭和31年)まで発行された〈第1次国立公園切手〉と、1962年(昭和37年)~1974年(昭和49年)に発行された〈第2次国立公園切手〉があります。
シリーズ化される切手は平均4~5年で終了するため、発行期間が20年を超えるシリーズは非常に珍しいと言えるでしょう。
第1次国立公園切手は、全部で70種類。種類が豊富であるがゆえに人気にばらつきがあるのですが、お品物によっては高額で取引されています。
全70種類の内、戦前に発行されたものは32種類、戦後に発行されたのものは38種類です。戦前に流通した国立公園切手には、発行枚数が少なくプレミア切手が眠っていることも。特に1940年(昭和15年)に発行された〈大雪山〉と〈霧島〉は貴重とされています。
切手にはシートとバラの2種類が存在しますが、市場での需要が高く高評価が望めるのは〈シート切手〉です。見栄えが良いことや保管しやすいとった観点から、安定した人気があります。
国立公園切手に限ったことではありませんが、スタンプブックなどで状態良く保管することも高価買取のカギとなるでしょう。切手収集家の中にはヒンジ跡を嫌う人も一定数いるため、保管されているそのままの状態で査定に出すことをお勧めします。
「使用済みの切手は買取してもらえるの?」というお問合せも多くいただきますが、切手収集家の中には消印付(使用済)の切手を収集している人も多くいるのです。特印・風景印など希少性が高い消印が押された記念切手は、高価買取が期待できる切手のひとつと言えるでしょう。
新しい切手が発行された際、その切手を封筒に貼り、発行当日の消印を押してもらった封筒類を〈初日カバー〉と言います。通称〈FDC〉(First Day Cover)とも呼ばれ、これを好んで集める収集家は多いです。
高額査定が期待できる初日カバーは、1960年以前に発行されたプレミア切手に発行日の消印が押されたもの。戦前は切手収集が一般的ではなかったため、偶然切手の発行日に使用された封筒は希少価値が高いとみなされるのです。
リサイクルショップや金券ショップでは未使用切手のみ買取されているため、初日カバー切手の買取は断られてしまうケースも…。本来、切手収集家ならば垂涎物とも言える価値あるお品物でも、価値が付けられないことも起こり得るのです。
初日カバーの査定は、古い切手の価値が分かる鑑定士に依頼をすることをお勧めします。売却を希望されるお客様は、ぜひ『くらや水戸駅前店』にご相談ください。切手の買取経験が豊富な鑑定士が、リサイクルショップ等では見逃されがちな価値をしっかりと評価し買取いたします。
『くらや水戸駅前店』は、国内外の切手はもちろんのこと、エラー切手や消印付切手などリサイクルショップ等では買取不可とされてしまう切手の買取も行っている買取専門店です。
手紙を出す機会が激減している昨今、切手の存在さえ薄れてきてしまっているように感じる方は多いのではないでしょうか?小さな切手ですが、切手の数だけ発行の舞台裏があります。また偶然起こったミスが思わぬプレミア価値を生み出したりするなど、切手ならではの逸話も数知れず。
『くらや水戸駅前店』では査定額だけでなく、ご興味のあるお客様へはそういった切手のこぼれ話などもお伝えしています。「なぜこの査定額がつけられたのか」など、些細なことでも遠慮なくご質問ください。
ご相談・査定・出張買取に費用は一切かかりません。査定だけでも受け付けておりますので、お気軽にご利用ください。
お客様のご来店・お電話を、心よりお待ちしております。
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