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上尾店
2021/08/03

埼玉県上尾市 着物の買取|大島紬|証紙 たとう紙 しつけ糸も重要な査定ポイント

5:35 am

はじめに

こんにちは。上尾市・桶川市・北本市・さいたま市で、着物の高価買取をしている買取専門店『くらや上尾店』です。当店では、着物の買取依頼を多く承っております。

 

着物といえば、日本が誇る伝統文化のひとつですよね。日常的に着る機会は少ないですが、七五三・成人式・結婚式などの節目には着物を着る人も多いでしょう。

 

着物は海外からの評価も高く、日本へ訪れた外国人観光客が着物を着て記念写真を撮るといったサービスも大変人気です。現代に見られる着物にはどこか非日常感があり、日本人だけでなく世界中の人々がそれを楽しんでいるように感じます。

 

古い歴史を持つ着物ですが、家庭では箪笥に眠っているという方が多いのではないでしょうか?「祖母から譲り受けたけれど、着る機会がない」「成人式で着用したきりの振袖が箪笥の肥やしになっている」などと言ったお話は、実際によくお聞きします。

 

使う機会がない着物をお持ちの方は、一度買取専門店へ査定に出してみてはいかがでしょうか?『くらや上尾店』では、着物1枚からでも査定を受け付けております。

 

「いつの時代のものかわからない」「古くて価値があると思えないけれど…」といった着物でも、まずはお気軽にご相談ください。

 

日本が誇る伝統文化〈着物〉について、今回は種類や生地の解説から高価買取が期待できる着物のお話まで、書いていきたいと思います。

着物の歴史

着物の原型〈小袖〉は、既に平安時代から存在していたのだそう。小袖は、袖幅が狭く袖丈が短めなのが特徴です。平安時代後期になると、貴族が下着のような位置づけで着るようになっていきました。

 

身分を問わず万人が着る衣服として着物が広がっていったのは、江戸時代になってからのこと。この時代の着物の形は、現代の着物に限りなく近いものでした。

着物の種類

ひと口に着物といっても、実に様々な種類が存在します。今回は、代表的なものを幾つかご紹介していきたいと思います。

 

▼留袖   着物の格においては第一礼装。西洋のイブニングドレスに相当します。
▼振袖   黒留袖・色留袖・訪問着に相当する格式の礼装です。
▼訪問着  正装の一つであり、黒留袖・色留袖に次ぐ格とされています。
▼袴    元々は男性用の礼装や、宮廷に仕える身分の高い女官が身につけるためのものでした。
▼小紋   全体に細かい模様が入っている着物を指し、江戸小紋を除き礼装・正装としての着用は出来ません。
▼江戸小紋 江戸時代、諸大名が着用した裃の模様付けが発祥。

 

一般的に、〈訪問着〉は高価買取に繋がりやすいと言えるでしょう。フォーマルな場だけでなくカジュアルに着用する方も多いことと、襦袢のように直接肌に付けるものではないという理由から、着物の中では需要が高いお品物です。

 

〈留袖〉も高査定が期待できるお品物のひとつ。留袖には〈黒留袖〉と〈色留袖〉があり、用途によって使い分けがされます。

 

黒留袖は黒い布地で仕立てられ、背中・両袖・両胸にそれぞれひとつずつ、合計5つの家紋(五つ紋)を入れる〈染め抜き日向紋〉が正式です。主に結婚式や披露宴で、新郎新婦の親族など近しい関係者が着用します。

 

一方色留袖は、色のついた布地で仕立てられ、紋の数(一つ紋・三つ紋・五つ紋)で格式の高さを表すのが特徴です。五つ紋が最上級で、黒留袖と同じ格式の第一礼装にあたります。三つ紋や一つ紋の色留袖は、準礼装として気軽に着用することが可能です。

 

今回ご紹介した着物の種類はほんの一部で、他にもたくさんの種類が存在します。お手持ちの着物の価値や相場を、お客様ご自身で調べるのは難しいことも多いでしょう。

 

着物の処分をお考えの方は、ぜひ〈買取〉という選択肢を入れてみてください。『くらや上尾店』なら、着物に関する専門の知識を持った鑑定士がお客様の大切な着物の価値を見逃しません。

着物の生地

着物の〈生地〉も価値を左右する大切なポイントです。着物の生地には、正絹・木綿・ウール・綿麻・麻・コーマ・特岡など数えきれないほど種類があり、細かく分類されています。

 

中でも希少価値の高い生地は〈正絹〉です。正絹は絹100%で作られており、柔らかい肌触りと吸湿性・保温性に優れた高品質の生地。繊細さも併せ持つため、保管の仕方には注意が必要となります。湿気・カビ・汚れなどを予防し、綺麗な状態を保つことが高評価の秘訣です。

大島紬

ゴブラン織り・ペルシャ絨毯・大島紬は、世界三大織物として知られています。大島紬は、日本の鹿児島県奄美大島特産の紬織物。約1,300年の歴史を誇る、日本の伝統工芸品です。

 

紬としては、大島紬の他に〈結城紬〉〈十日町紬〉〈久米島紬〉が代表的なものとして挙げられます。それぞれに特徴は異なりますが、大島紬は「着物の女王」と呼ばれる逸品です。

 

大島紬と定義されるには、複数の条件を満たさなければなりません。絹100%であることはもちろん、先染め手織り(糸に直接色を染付けた後に織上げる染色技法)・平織りであること。締機による手作業で織ったものか、手機を使いカスリ合わせながら織り上げたものであることなどが条件です。

 

大島紬は多くの製造工程と高い技術を要するため、完成までに半年以上かかることも。そこまで待ってでも手に入れたい大島紬の魅力は、なんといっても非常に丈夫で長持ちすること。孫の代まで受け継いでいるという人も少なくありません。

 

大島紬の着物は高価買取が期待できるので、お持ちの方は一度査定に出されてみてはいかがでしょうか?その正しい価値を知っておけば、ご自身の大切な財産として見方が変わるかもしれません。

着物を高価買取してもらうために

5:35 am

「どんな着物が高価買取されているの?」というお問合せをよくお受けします。ここからは、買取専門店において高価買取されるポイントをご紹介していきましょう。

人気ブランドが手掛けた着物

ジュエリーやバッグなどと同様、ブランド品は需要が高く高査定になるお品物が多いです。老舗ブランドなどが手掛ける着物は、どの時代も人気のため高価買取が期待できるでしょう。

 

着物の有名ブランドとしては、千總・竺仙・尾峨佐染繍・銀座志ま亀・久保耕・窪田織物・誉田屋源兵衛・大羊居などが挙げられます。

人気作家が手掛けた着物

人気作家が手掛けた着物も、高価買取が期待できます。作家物は、絵・染め・刺繍などのオリジナリティと高い技術が融合し、唯一無二の作品であることが多いため希少価値が高いのです。

 

有名な作家としては、久保田一竹・羽田登喜男・由水十久・北出与三郎・木村雨山などが挙げられます。一般的に作家の落款は反物に染めてあり、右前身頃の衽か右前の衿の下の方にあることが多いです。

 

染めと織りの技術が認められ、人間国宝となった作家の着物は特に価値が高いとされています。お手持ちの着物の作家を知っておくと、査定時にお客様の方でも心構えが出来るのではないでしょうか。

伝統工芸品

伝統工芸品は日本古来の技法でつくられたもので、経済産業省から認可を受けた工芸品のことを指します。全国各地で受け継がれてきた伝統的な着物は、名産品として着物コレクターや海外の方からも人気です。

 

加賀友禅・近江上布・大島紬・結城紬・塩沢紬などが代表的で、買取専門店でも高評価となることが多いでしょう。

証紙付きであるかどうか

ブランドや作家名は着物の査定時に重要視するポイントですが、忘れてはならないのが〈証紙〉です。証紙とは、着物の価値や品質を示す重要な証明書。伝統工芸品として認められたものや、作家独自に発行されたものがあります。

 

証紙に記載されているのは、産地・製造元・伝統工芸品マーク・原材料・折り方・染め方といった情報です。証紙があるのとないのとでは、買取金額が数万円単位で変わってしまうことも…。将来売却をする可能性がある着物の証紙は、大切に保管しておきましょう。

丈の長さ

素材や作家が同じ着物の場合は、短い着物に比べて丈の長い着物の方が買取価格が高くなります。仕立て直しがしやすく、需要が高いのがその理由です。

 

古い着物は丈が短いことが多く、希少価値の高い着物であっても現代の日本人のサイズに合わず価値が下がってしまうことも…。

状態が良好かどうか

着物に限った話ではありませんが、状態が良いものであれば買取額アップが期待できます。そのため着物の保管方法も大切です。長く着る予定がない場合には、折り皺などが付かないよう綺麗にたたみ、たとう紙に包んで保管するようにしてください。

 

購入時などに付いてくる〈たとう紙〉は、着物を収納する専用の包み紙です。吸湿性があり、防カビ・防塵・防皺の役割を果たしてくれます。販売店の名前も記されていることが多く、鑑定士が査定時に確認するポイントとなるのです。

 

また、未着用で〈しつけ糸〉が残っている場合はそのままにしておきましょう。しつけ糸は未使用であることの証です。

5:35 am

まとめ

着物の流行は10年周期と言われています。その時々で流行している柄などもあるため、売るタイミングの見極めは重要です。着物を手放すことをお考えの方は、なるべく早く査定に出されることをお勧めします。

 

着物の世界は奥深いため、専門の知識を身につけたプロの鑑定士に査定してもらうのが高価買取への一番の近道です。着物の価値は様々な要素が融合して決まるため、相場などの知識はもちろん、鑑定士には豊富な買取経験も求められるでしょう。

 

『くらや上尾店』には、お客様の着物の価値をしっかりと見極める鑑定士が在籍しております。着物をはじめ、帯揚げや帯締め、半襟、羽織紐、髪飾りといった和装小物まで、一つ一つ丁寧に査定しますので安心してお任せください。

 

『くらや上尾店』は、査定・相談・出張費は一切かかりません。お問合せだけでも大歓迎です。お客様のご来店・お電話を心よりお待ちしております。

 

 

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