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上尾店
2022/01/17

埼玉県上尾市 骨董品の買取|人間国宝|ご自宅に眠る陶芸品の価値をご存知ですか?

8:32 am

はじめに

こんにちは。上尾市・桶川市・北本市・さいたま市で、骨董品・陶芸品の高価買取をしている買取専門店『くらや上尾店』です。当店では、人間国宝でもある陶芸作家が手掛けた陶芸品の買取依頼を多く承っております。

 

伝統的な日本文化のひとつでもある陶芸は、作る人や焼き方によっても形や味わいが違うものです。数ある陶芸品の中から、自分好みの作品を見つけて楽しんでいる方も多いでしょう。

 

また、陶芸作家と呼ばれる陶芸品をつくる方の中には〈人間国宝〉として活躍されている方もいます。買取市場においても陶芸品は人気のジャンルで、特に人間国宝の陶芸作家が制作した作品は高値で取引されることも珍しくないのです。

 

今回は、コレクターから根強い支持のある〈人間国宝の陶芸作家〉にスポットを当ててお話しします。

陶芸品とは?

陶芸とは、陶磁器などを作る技術のことです。主に焼き物を指す陶芸品。陶磁器は陶器と磁器の総称で、焼き物は大きく分けるとこの2つに分類されます。磁器は、陶器よりガラス質を多く含むのが特徴です。

 

陶芸品と呼ばれる焼き物は日本各地でつくられており、その土地に合った陶芸文化が発展しています。地名が焼き物になっているものもたくさんあり、お土産としても喜ばれることが多いですよね。

 

現在はたくさんの陶芸品が出回っているので、作家や作品に関する確かな知識がなければその価値を見極めることは難しいでしょう。「箱に作家名が入っているけれど、価値があるのか分からない」「古いものでも買取してもらえるのだろうか…」など売却に悩まれている陶芸品をお持ちの方は、是非一度『くらや上尾店』までご相談ください。

人間国宝とは?

人間国宝という言葉は、「なんとなく聞いたことがある」という方も多いのではないでしょうか?実は人間国宝という言葉は通称で、人間国宝が持つ本来の意味については意外と知られていないのかもしれません。

 

人間国宝の正式名称は、重要無形文化財保持者です。重要無形文化財とは、音楽などの名演奏者や工芸を創作する作家など、定まった形のない重要な技能のことを指します。

 

重要無形文化財保持者を認定する制度が創設されたのは1954年(昭和29年)のことで、1950年(昭和25年)制定の文化財保護法が基盤となりました。建造物などの有形の文化財だけではなく、無形である技能についても日本文化として後世に繋いでいきたいという思いが込められ作られた制度です。

人間国宝の陶芸作家

加藤卓男

1917年(大正6年)~2005年(平成17年)に活動した陶芸作家。加藤卓男は約20年近くの試行錯誤の末、〈幻の陶器〉と言われていたペルシア陶器・ラスター彩を復元させました。

 

ラスター彩は、光の当たり方によって釉薬がニュアンスの違う光り方をするのが特徴で、世界的に見ても希少価値の高い作品のひとつです。 ラスター彩の他ペルシア陶器の研究を重ね、さまざまな作品を生み出しています。

 

その独創的な色合いと造形は、一種のアートのような目を見張る魅力的な作品ばかり。ラスター彩はもちろん、青釉、三彩なども買取市場において高額査定となることが多いです。

 

加藤卓男は大正時代から活躍していた陶芸家なので、代々受け継がれていた器が実は加藤卓男の作品だった、ということもあるかもしれません。ご自宅に眠っている陶器の作家名が分からないという方も、『くらや上尾店』までお気軽にご相談ください。

金城次郎

1912年(大正元年)~2004年(平成16年)に沖縄の那覇市で活動した陶芸家です。沖縄県で初の人間国宝となった陶芸家で、壺屋焼伝統を受け継ぐ職人でもあります。沖縄ならではとも言える琉球陶器の技法を取り入れ、自由なセンスが光る作品の数々は日本国内のみならず海外でも高評価でした。

 

金城次郎の作品で有名なのは、魚や海老が描かれたもの。中でも魚海老紋大壷、壺屋焼海老文大皿などは高額で取引されている逸品で、大きめの作品が高額査定となる傾向にあります。

 

魚や海老がモチーフになっている作品以外としては、唐草、幾何模様が描かれた作品なども人気です。お持ちの場合は高価買取が期待できますので、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

井上萬二

8:32 am

白磁の世界における有田焼の巨匠、井上萬二。佐賀県有田市に釜とギャラリーを持ち、1929年(昭和4年)~現在も活躍している陶芸家です。

 

日本だけでなくドイツやハンガリーの展示会にも出展し、グローバルな活動にも注目されています。制作を続けながらも次世代への陶芸指導にも熱心で、日本とアメリカに合わせて500人以上の教え子がいるのだとか。

 

華美な装飾はなくし、シンプルながらも独自の造詣美で魅せる井上萬二の白磁は、陶芸ファンの中でも注目度が高いことから高額で取引されています。丸型壺、渦文花瓶、黄緑釉公孫樹文耳付花瓶、瓜形壺などが有名です。

鈴木藏

1934年(昭和9年)~現在も活躍している陶芸家。岐阜県土岐市出身で、高校卒業後は丸幸陶苑試験室に就職しました。父親の窯業開発研究室では助手を務め、陶土や釉薬、専門知識を学び、陶芸の知識を得たそうです。

 

鈴木藏は東美濃(東濃地方)発祥の志野の研究に励み、この技法を体得したことでも知られています。釉薬がかかった部分はぽってりとした厚みがあり、きめの細かい貫入や優しい乳白色が作品の特色です。

 

鈴木藏の代表作として挙げられるのは、志野茶碗と志野大皿笹文。鑑定時における高評価ポイントは、赤と白のバランスです。作品に関する専門の知識がなければ、その正しい価値を見抜くのは困難なもの。ご売却をお考えの方はプロの鑑定士が在籍する『くらや上尾店』にお問合せください。

濱田庄司

陶芸品の中でも有名な、栃木県の益子焼でつくる陶芸家のひとりです。1894年(明治27年)~1978年(昭和53年)に活動し、茶碗や湯飲みなど日常的に使える作品を多く生み出しています。

 

陶芸家・濱田庄司の魅力は、絵柄を描く俊敏な筆さばきです。簡素な造形の陶器に、釉薬の流描による大胆な模様が入った作品は多くの人を魅了しています。有名な作品として挙げられるのは、塩釉花文角瓶や柿釉青流描角鉢です。

 

濱田庄司の作品は、絵柄やデザインにより査定額に差が出ます。さっと描いたシンプルな作品から時間をかけてじっくり描いた力作まで、その価値は様々です。

 

買取市場において高評価となるのは、若年よりも晩年の名作。また、大きなサイズの作品や赤絵などは高額査定が望めるでしょう。

伊勢崎淳

1936年(昭和11年)~現在も活躍している陶芸家です。備前焼の街・岡山県出身で、大学卒業後は地元の備前市で陶芸家としての活動をスタートさせます。兄の満とともに釜をつくり、兄弟備前焼陶芸家としても有名です。

 

備前焼は、釉薬を使わず焼かれることから窯変という反応が起き、その窯変で生み出される赤い模様がなんとも言えない風合いとなります。

 

伊勢崎淳は、ベースとなる伝統的な備前焼にオリジナルのエッセンスを盛り込んだ独創的な作品が人気。その中でも高価買取の期待ができるのは、黒色が入った作品です。

 

備前焼に黒色が入った作品はコレクターから評価が高く、市場に出回っている数も少ないことから希少性があるとされています。

石黒宗麿

1893年(明治26年)~1968年(昭和43年)に活動した、富山県出身の陶芸家です。数多くの賞を受賞しながらも、利益には興味がなかったことで知られています。

 

自由に創作活動に没頭し、多くの名品を生み出した孤高の陶芸作家・石黒宗麿。創作場所を一か所に留めず、様々な土地に移り住み陶芸活動を行うという珍しいスタイルで活動していました。

 

中国唐・宋代の古陶磁を熱心に研究し、中国古陶の技術を取得。その中に独自の解釈を加えた、独創性あふれる作品が高い評価を受けています。

 

石黒宗麿は、日本初となる人間国宝に選定されたことでも有名です。また、国内で初めて木の葉天目の再現したことでも知られています。木の葉天目は天目茶碗の中に木の葉を描き焼いた作品で、現在でも非常に高い評価を得ています。

まとめ

知れば知るほど奥が深い陶芸の世界。数えきれないほどの陶芸作家がいる中で、人間国宝として活躍できるのは一握りです。人間国宝が作り上げる陶芸作品は、高価買取されているお品物が多数あります。

 

価値を見極めるのが大変難しい陶芸品は、確かな知識と豊富な買取経験を持つプロの鑑定士に見てもらうのが一番確実です。「陶芸品に詳しくないけれど、譲りうけたものがある」「家で代々受け継がれているが、全然使っていない陶芸品がある」など、ご自宅に眠ったままになっている陶芸品はありませんか?

 

お手持ちの陶芸品の価値を知り、売る・売らないの決断はゆっくりお考えになるのも一つの手段です。ご売却に悩まれている方も、一度お気軽に『くらや上尾店』へご相談ください。付属品となる箱がない、状態があまりよくないお品物でも、陶芸品に関する専門の知識を持った目利きの鑑定士が親身に査定をさせていただきます。

 

店舗へ足を運べない、お品物の数が多くて持ち運ぶことが出来ないというお客様は、当店の出張買取を是非ご利用ください。お客様のご都合の良い日時に、ご指定の場所へ鑑定士が直接お伺いし査定から買取までを一貫して行います。

 

査定・相談は無料です。お客様のご来店・お電話を、心よりお待ちしております。

 

 

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埼玉県上尾市で人間国宝や陶芸作家など骨董品の高価買取

 

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店舗:くらや 上尾店
住所:埼玉県上尾市仲町1-7-25
電話:048-782-6611
営業時間:10:00~19:00
定休日:なし(年末年始を除く)

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