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日暮里店
2023/04/26

東京都荒川区 和楽器の買取|太鼓 鞨鼓 鉦鼓|箏 笙 竜笛など雅楽器の査定鑑定お任せください

9:05 am

はじめに

こんにちは。東京都荒川区周辺で和楽器・雅楽器の査定・買取を行っている買取専門店『くらや日暮里店』です。鼓や太鼓をはじめ、三味線・琴・尺八・笙などといった楽器のご売却を検討されている方は、一度『くらや日暮里店』で査定してみませんか?在籍するプロの鑑定士が、お手持ちの和楽器・雅楽器をしっかりと丁寧に査定し、高価買取いたします。

 

本日は、東京都荒川区にお住いのお客様からお買取した〈太鼓〉をご紹介していきましょう。ご依頼主は、都内で開業医をされているという男性のお客様。「査定をしてほしい和楽器が幾つかあるので、出張買取に来てほしい」とご要望があり、当店の鑑定士がお客様のご自宅へ直接お伺いしました。

 

お客様曰く、「学生の頃から雅楽を習っていたけれど、仕事の時間も不規則で忙しく、長らくお稽古や演奏会から足が遠のいてしまった」とのこと。「ずっと大切にしてきた太鼓だから、せっかくなら必要とされている方へ譲りたい」と考えるようになり、インターネットを検索して見つけた『くらや日暮里店』に相談してみようと思われたのだそうです。

 

数点あった和楽器のうち、特に目を引いたのが総牡丹文金蒔絵の豪華な締太鼓でした。直径約35㎝の太鼓に目立った痛みなどはなく、撥と締太鼓用のてれん台もあり、いずれも状態良好でお客様が大切に扱われてきたことが見て取れました。

 

締太鼓をはじめ、お部屋の中に並べられていた和楽器をひとつひとつ丁寧に査定し、ご提示した精一杯の査定金額にはお客様も大変ご納得されていた様子でした。他店にも査定を依頼していたそうですが、売却を希望されていた全ての和楽器を当店でお買取させていただくこととなりました。

 

和太鼓や鼓などといった雅楽器・和楽器は、いざ手放そうと思っても「一体どうやって必要としている人へ繋げればいいの?」とお困りになっている方もきっと多いことでしょう。査定・買取を行っているお店も少なく、目利きの鑑定士を探すのも一苦労といったところかと思います。

 

今回は、和楽器のなかでも太鼓や鼓などといった〈打楽器〉の買取についてのお話です。生前整理で雅楽器を手放そうと思っている方、遺品整理やご実家の片付け、蔵の整理中に古く埃を被った太鼓を見つけたという方は、これを機に一度『くらや日暮里店』で査定をしてみませんか?

 

ご不用になったお客様の和楽器・雅楽器を、必要とされている方がたくさん待っています。処分してしまう前に、是非『くらや日暮里店』へお問い合わせください。和楽器の査定・買取経験を豊富に持つプロの鑑定士が、お手持ちの太鼓・鼓の正しい価値をしっかりと見極め高価買取いたします。

雅楽とは

〈雅楽〉に触れる機会はそうそうなく、あまり馴染みがないという方も多いのではないでしょうか。神社の境内などで儀式や祭典が行われることがありますが、そういった時に耳にするゆったりとした高音の音色がありますよね。雅楽は今から約1000年以上も前に伝承された世界最古の音楽文化で、国の重要無形文化財にもなっている日本の伝統芸能です。

 

古来より日本には、神事や儀式の際に用いられる歌や舞がありました。国内各地で受け継がれる神楽や風俗民謡に、仏教伝来と共に中国や朝鮮半島から伝わった音楽が融合したもの、それが〈雅楽〉です。民衆の音楽〈俗楽〉と一線を画す雅楽は、神事における正統な音楽と位置づけられています。

 

器楽曲や歌曲など、現代曲にも分類があるように、雅楽においても演奏形式というものが存在します。楽器演奏のみの〈管絃〉、楽器演奏と舞が合わさった〈舞楽〉、楽器演奏と歌による〈歌謡〉の3つです。楽曲に歌やダンスをあわせて楽しむ姿勢は、今も昔も変わらないことが分かりますよね。

 

今回は楽器のみの演奏形式である〈管絃〉にスポットを当てていきましょう。雅楽は〈世界最古のオーケストラ〉と称されるのをご存知ですか?打楽器・管楽器・弦楽器の3種類の楽器が用いられる雅楽は、オーケストラと同じ編成となっているのです。

 

管絃で使用される打楽器としては、〈鞨鼓〉〈太鼓〉〈鉦鼓〉が挙げられます。この他に、弦楽器には琵琶や琴(箏)、管楽器には龍笛・笙・篳篥(ひちりき)が用いられるのが一般的です。殆どの場合、打楽器はそれぞれ1人ずつ、弦楽器は2人ずつ、管楽器には3人ずつの合計16名で編成されます。

 

円筒型である鞨鼓(かっこ)は、指揮者の様な役割を担う打楽器です。これとは別に、砂時計型をした〈三の鼓〉という楽器も存在しますが、演奏楽曲や奏法が異なります。雅楽で用いる太鼓も2種類あり、管絃で用いるものは楽太鼓(がくだいこ)、舞楽には?太鼓(だだいこ)と区別されています。いずれも曲の節目を目立たせる効果を持つ楽器です。

 

金属製の打楽器として唯一の存在である〈鉦鼓〉は、高めの鋭い音が特徴で、直径約15cmの青銅を2本の桴(ばち)で打ち演奏します。管絃の演奏時には釣鉦鼓(つりしょうこ)、舞楽の演奏時には大鉦鼓(おおしょうこ)が用いられるのが一般的です。

 

オーケストラのような指揮者を置かず、互いの呼吸や動作を読みながら合奏を進めていく〈雅楽〉。近年は若い世代の作曲家なども誕生し、伝統を守りつつも多様な文化が取り入れられた新しい音楽がつくられています。

雅楽器の要〈打楽器〉について

9:05 am

雅楽に用いられる打楽器には、太鼓・鞨鼓・三の鼓・鉦鼓など、実に様々な種類が存在します。太鼓以外は耳馴染みがないという方も多いでしょう。ここからは、それぞれの楽器について少し詳しく説明していきたいと思います。

太鼓

雅楽において、太鼓は時間の循環を表す重要な楽器です。音楽の節目に太鼓が打たれることで、時間軸をリセットするという役割を持ちます。

 

雅楽の太鼓は2種類あり、ひとつが管絃に用いられる楽太鼓(がくだいこ)、もうひとつが舞楽で使われる?太鼓(だだいこ)です。円形の枠に吊るして演奏する楽太鼓は、鼓面に三匹の唐獅子の模様が描かれ、金属の飾りが付けられています。

 

舞台の左右一対に置かれる?太鼓は、直径が2mほどもある大変大きな楽器です。枠の外側には火焔型の飾りが、頂上には月と太陽を模した装飾が施されています。〈火焔太鼓〉(かえんだいこ)とも呼ばれる?太鼓は、鎌倉時代に制作がはじまったとされる歴史の長い楽器です。

鞨鼓・三の鼓

演奏の開始と終わりの合図を送る鞨鼓(かっこ)・三の鼓(さんのこ)。指揮者を置かない雅楽ならではとも言える楽器です。演奏の速度を決めるメトロノームのような役割も持ちます。いずれも、雅楽に通じたベテランが演奏を受け持つことが多いようです。

 

台に載せた状態で演奏する鞨鼓は唐楽で、床に直置きして演奏する三の鼓は高麗楽で用いられます。鞨鼓は両手に持った二本の桴で、三の鼓は右手に持った太い桴で打つという違いもあります。

鉦鼓

2本の桴で青銅を打って演奏する鉦鼓(しょうこ)。〈鼓〉という字が当てられていますが、雅楽に用いられる打楽器の中で唯一の金属製楽器です。高めの鋭い音が特徴で、太鼓や鞨鼓の音を装飾する役割を持つとされています。

 

舞楽で用いられる大鉦鼓(おおしょうこ)は、管絃で使われる釣鉦鼓(つりしょうこ)よりも一回りサイズの大きい楽器です。小さい鉦ほど音色は高く、大鉦鼓ように大きいものは低い音を奏でます。鉦鼓の音には、雅楽の演奏をより華やかにする効果があるようです。

 

太鼓や鞨鼓・三の鼓、鉦鼓などといった和楽器は、査定・買取を行っているお店自体が多くはありません。生前整理や片付けでいざ手放そうと思っても、〈買取〉という選択肢があることを知らないまま処分してしまう方もたくさんいらっしゃいます。

 

 

お客様がこれまで大切に使ってきた思い入れのある和楽器。その価値をしっかりと評価するには、鑑定士のなかでも〈和楽器〉に関する査定・買取経験を豊富に積んだ者でなければ難しいでしょう。『くらや日暮里店』に在籍する鑑定士は、和楽器・雅楽器の専門知識を有したプロの鑑定士です。長年の経験を活かしてしっかりと価値を見極めますので、ご売却をお考えの方は是非ご相談ください。

打楽器以外の雅楽器

9:05 am

太鼓、鞨鼓・三の鼓、鉦鼓のほか、雅楽の演奏においては琵琶や箏、笙、篳篥(ひちりき)、竜笛、神楽笛などといった和楽器も用いられます。上に掲載しているのは〈笙〉という楽器で、パイプオルガンのリード管と同じ原理でできている管楽器です。

 

別称として〈鳳笙〉と呼ばれているのは、笙の外観が翼を立てて休んでいる鳳凰に例えられることに由来します。素材が茶色い煤竹でできているもの、絢爛な蒔絵装飾が施されているものなどは美術的価値が高く評価されることもあり、高額査定が期待できるでしょう。

 

笙は湿気に弱いため、呼気による結露が溜まらないよう、演奏前には火鉢や電熱器を用いて笙全体を均一に温めるなど工夫が必要です。演奏の前後は勿論、日常的なお手入れの善し悪しが保存状態に大きく影響します。査定・買取を希望されている方は、笙本体だけでなく保管袋やケースなどといった付属品も大切に保管しておいてください。

 

買取専門店『くらや日暮里店』では、笙や竜笛、琵琶、箏などといった雅楽器も幅広く査定・買取しております。ご売却を検討されている方をはじめ、「まずは査定だけ…」という方もお気軽にお問い合わせください。

高評価となるポイントは?

和楽器の買取においては、楽器に使われている材質や装飾、作家、状態など多様な視点から査定を行います。とりわけ太鼓や鼓などといった打楽器に関しては、〈古い時代のものであるか〉が最も重要です。

 

また、打楽器本体に蒔絵装飾が施されたものやサイズの大きな太鼓などは高評価となる傾向にあります。楽器本体の痛みなど、劣化が少ないかどうかも評価を左右するポイントです。傷や痛みが見られても、査定時にはそのままの状態でお持ちください。

 

和楽器・雅楽器の査定・鑑定には、いずれも専門性の高い知識が求められます。そのため、一般的な買取店やリサイクルショップなどでは、価値が正しく評価されることはまずないでしょう。確かな鑑識眼を持ち、査定・買取経験を多く培ってきた鑑定士でなければ、和楽器の価値を見抜くことはできません。

 

こういう時こそ、買取専門店『くらや日暮里店』の出番です。和楽器・雅楽器の査定・買取を検討されている方は、是非一度『くらや日暮里店』へお問い合わせください!在籍するプロの鑑定士が、これまでお客様が大切にされてきたお品の価値をしっかりと見極め高価買取いたします。

最後に

演奏家・蒐集家の方のコレクションや、かつて趣味として習っていた和楽器。一見古そうなだけの太鼓でも、プロの目で見ればそれがお宝である可能性も大いに有り得ます。遺品整理で見つけた価値の分からない古い太鼓をお持ちの方、片付けで昔習っていた雅楽器を手放そうと思っている方は、一度『くらや日暮里店』で査定してみませんか?

 

大きなサイズの和楽器や、査定を希望されるお品がたくさんあるという方へは、当店の〈出張買取〉がお勧めです。在籍する鑑定士がお客様のご自宅等へ直接お伺いし、査定から買取、搬出までを一貫して行います。店舗のある荒川区以外にお住まいの方も、是非お気軽にご相談ください。

 

査定・相談・出張費用は全て無料です。お客様のご来店・お電話を、心よりお待ちしております。

 

 

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店舗:くらや 日暮里店
住所:東京都荒川区西日暮里2丁目18-10

電話:03-5615-2388

営業時間:10:00~18:00

定休日:水曜日

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