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日暮里店
2023/08/21

東京都荒川区 中国切手の買取|徐悲鴻莽馬 オオパンダ|コレクター人気の高い動物モチーフ

2:39 am

はじめに

皆さんこんにちは!東京都荒川区・墨田区・北区・文京区周辺で、中国切手の査定・買取を行っている買取専門店『くらや日暮里店』です。部屋の片付けや掃除、生前整理、遺品整理で〈中国切手〉を見つけた方は、一度当店で査定してみませんか?

 

『くらや日暮里店』には、日本切手はもちろん、中国など海外で発行された切手にも詳しい買取経験豊富なプロの鑑定士が在籍しております。高価買取実績も多数ございますので、切手の査定・ご売却を検討されている方はお気軽にご相談ください!

 

今回ご紹介するのは、先日店頭にてお買取した中国切手〈徐悲鴻莽馬〉です。持ち主は、日暮里駅から徒歩圏内にお住いの40代男性のお客様。「駅に行く途中に『くらや』を見かけて気になっていた」とのことで、ご来店前にお電話をいただきました。

 

聞けば、御父様の遺品整理の最中に書類の中から〈中国切手〉を見つけたそうで、「初めて見る切手だけど、この馬の絵が印象に残ってね。中国の切手は高いと聞いたから、ちょっと価値が気になって…今度仕事帰りに寄るので見てほしい」とのことでした。

 

後日ご来店され、件の切手は完全未使用の〈徐悲鴻莽馬〉の小型シートであることが分かりました。査定額をお伝えすると、「こんなに価値を付けてもらえるとは、父も見る目があったということか!」と大変ご満足いただけたようで、その場でお買取成立となりました。

 

プレミア切手が多数存在する中国切手ですが、なかでも〈徐悲鴻莽馬〉のような〈動物〉をモチーフとした図柄は、コレクターを中心に大変人気があります。切手という小さな額の中に、動物たちの美しく繊細な姿が収められている様は、美術品さながらです。

 

それぞれの切手の高評価ポイントについても併せてお伝えしていきますので、中国切手の査定・買取を希望される方は必見!是非最後までお付き合いください。

11種類全てが大人気〈徐悲鴻莽馬〉

数ある中国切手の中でも〈動物〉に纏わる図柄の切手はコレクターも多く、高額な値段が付けられるものも。中国初の年賀切手〈赤猿〉などはその代表格です。〈十二支切手〉シリーズの第1弾として発行された赤猿(正式名称 子猿)は、プレミア切手として広く知られています。

 

赤猿は切手自体の美術性もさることながら、発行枚数自体が少ない切手です。文化大革命による混乱の影響を受けたこともあり、現存数が少なく希少価値が高く評価されます。中国国外となるとその流通量は更に減り、日本の切手コレクターにとってはまさにお宝なのです。

 

二次流通の市場においても大変需要がある中国の動物切手ですが、まずは冒頭の買取エピソードでも登場した徐悲鴻莽馬(莽馬切手)についてご紹介していきましょう。

徐悲鴻とは

1895年、清朝末期の江蘇省宜興で生まれた徐悲鴻は、20世紀前半頃の中国で活躍した画家です。中国の近代絵画における重要な人物のひとりで、彼が手掛けた作品は〈国画〉とも呼ばれています。

 

幼少期に私塾を開いていた父から詩文や書道を教わり、9歳になると中国絵画を学び始めたのだとか。徐悲鴻13歳の頃には自身の絵を売って生計を立てるようになり、その後17歳で単身上海へ。

 

入学した上海の復旦大学ではフランス文学を専攻。22歳の時には東京で美術研究に励み、1919年以降はフランスやドイツで最先端の西洋絵画を学んだそうです。32歳で中国へ帰国した後は、中央大学芸術学部教授、北京大学芸術学院院長などといった要職に就きました。

 

1931年に行われたベルギーでの個展を皮切りに、香港、インドネシア、イギリス、フランス、ドイツなど世界各国で展覧会や絵画展を開催。後進の育成だけでなく、画家としての活動も盛んに取り組みました。

 

人物画・山水画・花鳥画をはじめ、歴史や神話を題材とした作品を多数手掛けた徐悲鴻でしたが、動物画、とりわけ〈馬〉を描いた水墨画は大きな反響を呼びます。躍動感たっぷりの力強い馬の絵は、後に徐悲鴻の代名詞ともなりました。

莽馬切手について

先述の通り、馬は徐悲鴻が最も得意とするモチーフです。莽馬切手が登場したのは、徐悲鴻没後から25年が経った1978年のこと。全11種類が発行され、どれも大変な人気を博しました。

 

11種類の莽馬切手の内訳は、小型シート1枚とバラ切手10種。その中でも特に評価されているのが、発行枚数の少なかった〈小型シート〉です。額面によって図柄が異なる10種類のバラ切手が全て揃っていて、且つ小型シートもある場合は高額査定が期待できるでしょう。

文革期に発行された希少な〈オオパンダ〉

2:39 am

〈徐悲鴻莽馬〉や〈赤猿〉など、価値ある中国切手の中でも動物をモチーフとした切手には根強いファンやコレクターが多く存在します。中国の動物といえば、やはり〈パンダ〉は欠かせない存在ですよね。

 

写実的でありながらも愛らしいパンダの姿が描かれた〈オオパンダ〉は、数ある中国切手の中でも確固たる人気を誇ります。オオパンダはジャイアントパンダのことで、切手の図柄となった水墨画は中国人画家・呉作人(ごさくじん)によって描かれました。

 

パンダをモチーフとした中国切手はかつて幾度か発行されていますが、その中でも〈第1次オオパンダ〉〈第2次オオパンダ〉は高値で取引される傾向にあります。

第1次オオパンダ

1963年に発行された中国切手〈第一次オオパンダ〉。一頭のジャイアントパンダが果物や笹を食べている縦型切手2種と、二頭のパンダが描かれた横型切手が1種、全部で3種の図柄が発行されています。

 

第一次オオパンダは入手困難なプレミア切手として大変有名です。なぜならば、あの〈文化大革命〉の最中に発行された切手だからです。中国の伝統的文化の大部分が弾圧されたこの時期に、難を逃れた切手はそう多くありません。

 

第一次オオパンダには、更なる激レア切手も存在します。それは〈目打ちなし切手〉です。目打ちとは、切手が切り離しやすいよう施されるギザギザのミシン目のこと。これがない切手の発行枚数は不明とされており、希少価値が高いとされています。

 

また、縦型の8分切手の〈ふちの色〉にも注目です。実は8分切手には、ふちが青色のものと緑色のものが存在するのですが、〈緑〉の切手はより高値で取引される傾向にあります。第一次オオパンダ切手をお持ちの方は、是非確認してみてください。

第2次オオパンダ

第1次オオパンダ切手に次ぎ、1973年に発行された中国切手〈第2次オオパンダ〉。時を同じくして、2頭のジャイアントパンダ〈カンカン〉〈ランラン〉が来日したこともあり、日本国内ではパンダブームが巻き起こりましたよね。

 

図柄は全部で6種類。第2次オオパンダは〈目打ちあり〉のみ発行されました。パンダブームの後押しもあり、日本では1次よりも2次の方が多く購入されています。比較的多くの枚数が流通していることから、第1次オオパンダほど希少性は評価されません。

まだまだある!激レア動物切手

イボハナザル

こちらの切手は、1963年に全3種で発行された中国切手〈イボハナザル〉です。中国は四川省に生息しているとされるイボハナザルは、黄金色の毛とシシ鼻が特徴で、西遊記・孫悟空のモデルとなった猿なのだそうです。

 

発行当時は文化大革命による思想運動が激しくなりつつあった頃で、第1次オオパンダ切手同様市場に出回っている数が大変少なく、希少価値が高いプレミア切手として知られています。イボハナザルの切手には〈目打ちなし〉のものもあり、これもまた激レア品です。

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1981年に発行された年賀記念小型シート〈酉〉。1981年が酉年であったことにちなみ、鶏がモチーフとなった年賀切手が発行されました。赤く立派なトサカを持った鶏が、赤・青・緑の彩色でカラフルに仕上げられているのが特徴です。

 

中国において鶏は大切な存在とされているようで、古い詩や歌の中にもよく登場します。日本では1月1日を元旦と呼びますが、中国では〈鶏の日〉として定められているのだとか。理由は諸説あるようですが、昔から愛でられてきた存在であることは確かです。

 

鮮やかな配色の図柄は美術性も高く、また年賀切手は普通切手よりも発行枚数が少ないことから、〈酉〉はオークションやコレクター間で高値で取引されることがあります。保存状態や未使用かどうかにもよりますが、バラの状態でも高価買取が期待できるでしょう。

 

 

この他にも〈豚〉や〈鶴〉、また〈金魚〉〈蝶々〉といった生き物が描かれた切手など、価値ある中国切手はまだまだ存在します。遺品整理で見つけた見慣れぬ切手、かつて収集したこだわりの切手など、現在の価値が段々と気になってきたという方も多いのでは…?

 

〈目打ちの有無〉など、プレミア切手の高評価ポイントは様々です。正しい価値を見極めるには、中国切手に関する専門の知識と経験が求められます。高い需要につけ込んだ贋作・レプリカの切手も多く出回っているため、査定鑑定にあたっては注意が必要です。

 

中国切手の査定・買取を希望される方は、お店選び・鑑定士選びを抜かりなく!コレクターの方、生前整理や遺品整理で切手のご売却を検討されている方は、買取経験が豊富なプロの鑑定士が在籍する『くらや日暮里店』へ是非一度お問い合わせください。

高評価ポイント

動物がモチーフとなった中国切手の高評価ポイントは、それぞれの項で述べてきた通り。〈小型シート〉〈目打ちなし〉など、切手ごとのプレミアムな条件が加われば更なる高額査定が望めるでしょう。

 

また、切手の印刷面に記されている〈編号〉にも注目です。一般的に、中国切手と呼ばれているものは1949年以降に発行された〈新中国切手〉を指すのですが、新中国切手には編号(へんごう)というものが記されています。

 

例えば、徐悲鴻莽馬には〈T28〉、第1次オオパンダは〈特59〉、第2次オオパンダ〈革14〉、イボハナザル〈特60〉、酉〈T58〉など、文字と数字を組み合わせたものが切手下部に印字されています。これが編号です。

 

編号は、切手に付けられた整理番号のようなもの。〈T〉や〈特〉は特殊切手、〈革〉は文革切手に振られており、これを見ればその切手のレア度をある程度知ることができます。長くなってしまうので、中国切手の〈編号〉のお話しはまたの機会に。

最後に

中国切手の種類は豊富にあるため、正しい価値を見極めてもらうには中国切手に関する専門の知識を持った鑑定士に依頼するほかありません。一般的な買取店等では、その切手が持つ希少性や価値を正確に判断できず、額面通りの値段で買い叩かれてしまうことも…。

 

今回ご紹介した〈徐悲鴻莽馬〉〈オオパンダ〉〈イボハナザル〉〈酉〉などといった中国切手をはじめ、プレミアムな価値を持つ切手の売却を検討されている方、現在の価値を知りたいという方は一度『くらや日暮里店』で査定してみませんか?

 

中国切手だけでなく、日本国内で発行された切手の査定・買取ももちろん可能です。「遺品整理で見つけた切手の価値が気になってきた」「趣味で集めた古い切手を整理したい」「価値を分かってくれる人へ譲りたい」という方は、お気軽にご相談ください。

 

『くらや日暮里店』では、遠方にお住まいの方や査定希望のお品がたくさんあるという方を対象に〈出張買取〉も行っております。部屋の押し入れや倉庫、蔵の中で眠っている価値あるものをしっかりと見つけ出し、ひとつひとつ丁寧に査定します。まずはお電話にてお問い合わせください。

 

査定・相談・出張費用は全て無料です。お客様のご来店・お電話を、心よりお待ちしております。

 

 

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