千葉県松戸市　書道具/墨 硯の店頭買取｜遺品整理｜日本の書道の始まり | 骨董品などの遺品整理・買取は口コミで評判の買取専門店【くらや】

皆さんこんにちは。

書道具をはじめ、骨董品や古美術品の

買取専門店『くらや松戸店』です。

今日は《書道具》のお買取りを

させていただきましたので、

ご紹介いたします。

以前、書道教室を開いていた

お父様の遺品整理をした際、

書道具の箱の中から硯や墨が出てきたとの事。

処分を考えたそうですが、

書道具の鑑定をしっかり行える

『くらや松戸店』をインターネットで知り、

持って行く決心をされたとの事でした。

早速、書道具の墨と硯を一つ一つ丁寧に拝見、

お買取りをさせていただきました。

そこで、今回は書道の始まりについて

お話したいと思います。

もともと日本に文字はなく、漢字の伝来は弥生時代。

朝鮮半島を経由して中国の文字文化が

入ってきたとされています。

この頃に作られた古墳からは、

〈貨泉〉と書かれた銅貨が出土されました。

また、〈漢委奴国王〉と記さた金印も

水田から出土したといわれています。

せっかく入ってきた漢字ですが、

しばらくは本来の意味で使われることは

無かったようです。

飛鳥時代になると、

仏教の伝来と共に書道は急速に発展しました。

信仰心の強かった聖徳太子が伝えたとされる

法華義疏（ほっけぎしょ）には、

日本最古といわれる古い手書きの文字が

残されています。

今まで、朝鮮半島経由だった中国文化も

遣隋使や遣唐使によって直接日本に入るようになり、

ますます盛んになっていきました。

また、奈良時代になると

東大寺の大仏様でお馴染みの聖武天皇により

仏教を広めるために写経が盛んに行われ、

国家事業として写経所が設けられました。

漢字の伝来から始まった書道は、

奈良時代になると更に盛んになります。

日本書記が完成したのもこの頃です。

この日本書記には、

漢字の意味で表すのではなく

日本独特の音を表した万葉仮名で記されました。

その他にも、

漢文を読み下し文にする為に誕生した、

万葉仮名をさらに簡略化した片仮名が生まれました。

余談ですが、

紙の伝来も非常に重要な役目があります。

仏教伝来に触発され写経が盛んになった時代、

当初は木簡や竹簡に写経がされました。

飛鳥時代の遺跡からの出土品には

木簡が多く発見され、

紙の伝来もこの頃とされています。

話は戻り、

平安時代の中頃には、

女性が漢字を学ぶ事が禁止されました。

柔らかい書き方の平仮名が誕生です。

そして平仮名の誕生と相まって、

三蹟と呼ばれる小野道風・藤原佐理・藤原行成が

能書家として絶賛され、

日本の書道の芸術作品としての地位を

築き上げていきました。

鎌倉時代では、

漢字と平仮名の混じった記載が

一般的にみられるようになります。

室町時代になると三蹟のひとりである藤原行成から、

世尊寺流・法性寺流・青蓮院流・持明院流と

書道に流派が生まれ、分かれていきました。

さらには、

作品を床の間へ飾り鑑賞する文化が根付き。

戦国時代が終わる頃には、

茶会の席に飾られる様になりました。

江戸時代に入ると、更に発展していきます。

書道具もまた様々な時代を経て、

形や質の良いものが作成されていきました。

『くらや松戸店』では専門鑑定士が

査定買取を行っています。

書道具の買取りは『くらや松戸店』に

お任せください。

お電話、ご来店をお待ちしております。

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