店舗ブログ
松戸店
2023/09/25

千葉県松戸市 絵画の買取|村上隆|ポップなオタク文化を世界へ!ポスターやフィギュアも査定します

1:53 am

はじめに

こんにちは!絵画・版画・リトグラフ・シルクスクリーンなどの査定・買取を行っている買取専門店『くらや松戸店』です。現代アートから浮世絵・書画・掛け軸まで、当店には絵画・美術品の査定鑑定を得意とするプロの鑑定士が在籍しております。

 

価値が気になる絵画をお持ちの方は、一度『くらや松戸店』で査定してみませんか?「大きなサイズの作品を持ち出すのは不安…」「査定してほしい絵画がたくさんある」という方は、『くらや松戸店』の〈出張買取〉を是非ご利用ください。

 

上に掲載している写真は、先日お買取した〈村上隆〉のオフセットリトグラフです。持ち主は松戸市ご在住の50代男性のお客様。ご夫婦揃って村上隆のファンなのだそうで、「集めたはいいものの置く場所に困ってしまって…。幾つかコレクションを整理したい」とご相談いただきました。

 

後日、当店の鑑定士が出張買取でご自宅へ伺い、お客様とともの村上隆の作品が置いてあるという一室へ。ざっと見渡しただけでも数十枚の絵画と、専用の棚にずらりと並べられたソフビ・フィギュアが目に飛び込んできました。

 

その中のひとつが、写真の〈727〉という作品です。727は1996(平成8)年以来断続的に制作されている村上隆の代表的なシリーズで、初作はニューヨーク近代美術館に収蔵されています。伝統日本絵画の三幅形式で描かれていることや、古ぼけて見えるようサンドペーパーをかけていることが特徴です。

 

大きな口を開け、牙を剥きながら雲に乗って漂っている〈Mr. DOB〉は、よく見るあの愛くるしい表情とは随分とかけ離れていますよね。日本画の技法と現代的なアニメのモチーフが融合した、村上隆真骨頂のシリーズとも言えるでしょう。

 

お買取した727のリトグラフは、幅1mほどある比較的大きな作品。自筆サイン入りで、状態も非常に良かったため高評価となりました。お客様も大変納得の査定額だったようで、この他にも数点のリトグラフ、ポスター、そしてフィギュアもご売却いただけました。

 

村上隆といえば、アニメや漫画といったオタク文化を現代アートへ昇華したパイオニア的存在。ポップで独創的な作風は世界中で高い評価を受けており、二次流通の市場においても高額で取引される傾向にあります。

 

さて、今回は〈絵画の買取〉についてのお話です。冒頭の買取エピソードで登場した〈村上隆〉の作品にスポットを当て、その人物像や作風、人気のあるモチーフについてご紹介していきたいと思います。

 

「コレクションしてきた作品の現在の価値が気になる」「そろそろ生前整理をしなければ…」「遺品整理で見つけた絵画にどれ程の価値があるのか知りたい」という方は、これを機に一度『くらや松戸店』で査定してみませんか?

 

絵画に精通する買取経験豊富なプロの鑑定士が、しっかりと丁寧に作品の価値を見極めます。村上隆をはじめ、日本国内外で活躍する有名作家が手掛けた絵画や版画、リトグラフ、シルクスクリーン等をお持ちの方は必見!是非最後までお付き合いください。

ポップアートの巨匠 村上隆

愛くるしいキャラクターや鮮やかな色彩、複雑な花のモチーフなど、手掛ける作品が世界中で高く評価されるアーティスト〈村上隆〉。完璧主義と言われるその人物像をはじめ、多くの人を魅了する独特の作風や代表作についてお話ししていきましょう。

人物像

1962(昭和37)年2月1日に東京都板橋区で誕生した〈村上隆〉。その肩書は、現代美術家・ポップアーティストだけに留まらず、映画監督、有限会社カイカイキキ代表取締役、元カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員教授など様々です。

 

村上隆はごく一般的な家庭で育ちました。幼い頃から漫画やアニメに親しみ、自らも絵を描くことが好きだった村上少年は、「将来はアニメーション産業で働きたい」と考えていたのだそうです。高校生の頃には、漫画家のアシスタントをしていた時期もあったのだとか。

 

二浪を経て東京藝術大学日本画科に進学した村上隆は、日本の伝統的な絵画である浮世絵や琳派に影響を受け、独自の作風を模索していきます。大学卒業後は、東京藝術大学大学院美術研究科に進学し、博士号を取得するに至りました。

 

所謂エリート街道を突き進んだ村上隆ですが、大学では日本画を専攻していたことからも分かるように、元々は日本画家を目指していたようです。この夢を断念したのは、大学院修士課程の修了制作で主席をとれなかったからなのだそう…。完璧主義といわれる村上隆らしいエピソードですよね。

 

話は少し逸れますが、村上隆の弟〈村上祐二〉は日本画家で、世界で活躍しています。その作品にはウルトラマンやゴジラなどといった日本アニメきっての超有名キャラクターが数多く登場し、兄である村上隆の作風とどこか通ずるものがあります。

 

さて、大学を卒業した1993(平成5)年頃から本格的にアーティスト活動を始めた村上隆ですが、既に初期の頃の作品から、伝統的な日本美術とポップカルチャーの要素を結びつけたスタイルが息衝いていました。

 

本格的なブレークスルーは、1990年代末から2000年代初頭にかけてのこと。村上隆が〈スーパーフラット〉を提唱したのもこの時期です。スーパーフラット(Superflat) という言葉は村上隆による造語で、日本画とアニメを融合させた村上ワールドを世界へ発信しました。

 

スーパーフラットの提唱によりアート界における地位を一層高めた村上隆ですが、彼の成功を語るには〈商業とアートの融合〉も外せません。村上隆といえばこれを思い浮かべる方も多いのでは?そう、高級ブランド〈ルイ・ヴィトン〉とのコラボレーションです。

 

ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)ブランドのアイコンであるモノグラム柄のリデザインは、発表当初一大センセーションを巻き起こしましたよね。美術家・村上隆が、新しいファッションムーブメントを生み出した瞬間です。

 

美術家として名高い村上隆ですが、アートをビジネスと捉え、商才も発揮しているのがすごいところですよね。自身のブランド〈カイカイキキ〉を立ち上げ、アートグッズの販売やイベトの開催、ファッションや音楽など他分野とのコラボレーションも積極的に行っています。

 

村上隆の評価は海外でも非常に高く、アメリカやヨーロッパの美術館ではしばしば個展も開催されています。村上隆が手掛けた作品は世界中のコレクターが高額で取引しており、二次流通の市場においても非常に影響力のある存在です。

作風と代表作

1:53 am

〈Mr. DOB〉に見られる様な可愛らしいキャラクター、ビビットな色彩。見れば「村上隆の作品だ」とすぐに分かるものも多く、アニメや漫画、ゲームなどの強い影響が伺えま

お花シリーズ

お花シリーズは、最も有名かつ象徴的な村上隆作品のひとつ。キラキラした目と大きく笑った口が印象的なこのシリーズは、量販されているグッズにも繰り返し使用されている大人気のモチーフです。

 

この作品は、村上隆が東京藝術大学の受験時にお花を毎日描いていたことから生まれたのだとか。日本の伝統的な絵画である琳派の花鳥画にポップな色彩を組み合わせた、村上ワールド全開の世界観です。

 

お花シリーズは幅広い年齢層に受け入れられており、版画・リトグラフ・シルクスクリーンなどはコレクターの間でも高い需要を誇ります。

Mr. DOB

ネズミをモチーフとした〈Mr. DOB〉(ミスター・ドブ)は、村上隆作品のアイコン的存在のキャラクターです。初めて発表されたのは大学院を卒業した1993(平成5)年頃で、その後もお花シリーズやスーパーフラットシリーズなど、多くの作品に登場しています。

 

オリジナルカラーはブルーですが、赤やピンク、黄色など彩色は様々です。Mr. DOBという名称には何か特定の意味があるというわけではないようですが、〈DOB〉は日本語で〈ドーム〉を指し、アートの〈融合〉や〈交差点〉を象徴しているのだとか。

 

 

花や動物のほか、キノコ、スカル(骸骨)、目玉などといったモチーフも頻繁に登場します。美しさと不気味さ、秩序と混沌といった対極の要素を融合させることに興味を持つ村上隆は、作品を制作する中でこのテーマを探求しているのだそうです。

 

絵画・リトグラフといった平面作品だけでなく、フィギュアや彫刻などといった立体作品も数多くあり、どれもコレクター間で高値で取引される傾向にあります。1998(平成10)年制作のフィギュア〈マイ・ロンサム・カウボーイ〉には、サザビーズのオークションで約16億円という値が付けられたことも…!

コラボレーション作品

村上隆×ルイ・ヴィトン

一昔前の日本のアート市場は欧米のそれと比べるとまだまだ小さく、日本国内だけでアートをビジネスとして成り立たせることは大変困難なことでした。そこで村上隆は、当時としては奇想天外と言われたある戦略をうち立てます。

その方法は、先に欧米でキャリアを確立し、その後自身のアートを日本へ逆輸入するというもの。海外で高い評価を受け注目を集めることに成功した村上隆は、様々なコラボレーション企画を生み出すことでみるみるうちに日本のアート市場を開拓していったのです。

 

中でも、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)とのコラボレーションは大変話題になりました。村上隆とルイ・ヴィトンのコラボレーションは、2002(平14成)年に当時デザイナーだったマーク・ジェイコブスが、村上隆の個展を訪れたことがきっかけで実現したそうです。

 

2003(平成15)年には、Mr.DOBをモチーフにした〈モノグラム・マルチカラー〉コレクションを発売。2010(平成22)年に登場した〈コスミックブラッサム〉は、ピンクやブルーといった村上隆らしいポップな色彩が目を引きます。

村上隆×ドラえもん

自身を〈オタク〉と公言する村上隆は、日本のアニメや漫画をモチーフにした作品を数多く発表しています。その中でも〈ドラえもん〉を題材にした作品は大変有名で、二次流通の市場においても高い人気を誇ります。

 

村上隆のドラえもん作品は、なんといってもカラフルで緻密な描き込みが魅力です。画面いっぱいに埋め尽くされた〈お花〉の中に、ドラえもんに登場するキャラクター達が描かれた作品などは圧巻のひと言に尽きます!

 

2005(平成17)年にニューヨークで開催された〈リトルボーイ展〉では、村上隆のドラえもん作品が展示され大きな話題となりました。〈ぼくと弟とドラえもんとの夏休み〉〈どこでもドアととっても良い日のスケッチ〉などは、ドラえもんシリーズの中でも有名です。

高評価ポイント

1:53 am

村上隆の作品に限らず、絵画の買取において〈作品のサイズ〉は重要な高評価ポイントです。大型の作品ほど制作に手間がかかること、また希少性も高いことから、サイズの大きな作品ほど高額で取引される傾向にあります。

 

また、〈人気のモチーフであるか〉も高評価のカギとなります。村上隆の場合は、〈お花〉や〈Mr.DOB〉、〈ドラえもん〉シリーズなど一目で〈村上隆〉と分かるような作品は、コレクター間でも人気があるため需要が高いのです。

 

村上隆の作品は、絵画、版画、リトグラフ、シルクスクリーンなど多岐にわたり、いずれも状態が良好であれば高価買取が期待できるでしょう。また〈ポスター〉や〈フィギュア〉も二次流通の市場において大変需要があります。

 

村上隆の作品をお持ちの方は、是非『くらや松戸店』へお問い合わせください!経験豊富なプロの鑑定士が、しっかりと価値を見極め高価買取します。

最後に

唯一無二のスタイルを確立し、手掛けた作品は世界中の美術館やギャラリーで展示され高い評価を受けている〈村上隆〉。絵画・版画・リトグラフ・シルクスクリーン、ポスターやフィギュアをお持ちの方は、段々とその価値が気になってきたのではないでしょうか。

 

村上隆作品の高価買取実績を多数持つ『くらや松戸店』には、絵画に精通したプロの鑑定士が在籍しております。本物の作品に触れ、真贋判定を多く積み上げて培った審美眼で、お手持ちの絵画や美術品の価値をしっかりと丁寧に見極めます。

 

「コレクションしてきた絵画を片付けたい」「遺品整理で作者不明の版画を見つけた」「価値の分からないリトグラフを査定してほしい」「古いシルクスクリーンの処分に困っている」という方は、一度『くらや松戸店』で査定してみませんか?

 

当店では、村上隆や草間彌生、奈良美智といった現代アート作家の作品をはじめ、古い時代の水墨画・書画・浮世絵・掛け軸など幅広く査定・買取に対応しております。「他店での査定額に納得がいかなかった」というお客様も、諦めずに是非ご連絡ください!

 

「本物かどうか知りたい」「まずは査定だけ…」というご依頼も大歓迎です。「査定してほしい絵画がたくさんある」「美術品以外にも価値あるものを見つけてほしい」「大きな作品を店舗に持っていくのは大変…」という方へは、当店の〈出張買取〉をお勧めしております。

鑑定士がお客様のご自宅等へ直接お伺いし、査定から買取までを一貫して行う当店の出張買取は、大変ご好評をいただいているサービスです。出張買取にご興味を持たれた方は、まずは『くらや松戸店』へお電話ください。

査定・相談・出張費用は全て無料です。お客様のご来店・お電話を、心よりお待ちしております。

 

 

↓↓ くらや 松戸店はこちらです ↓↓

千葉県松戸市で村上隆など現代アートや絵画の高価買取

 

松戸市周辺の出張査定、出張買取も対応いたします!!
柏市、鎌ヶ谷市、市川市、白井市、印西市、船橋市、流山市、習志野市、我孫子市、八千代市、千葉市、浦安市、新松戸、馬橋、新八柱、北小金、南柏、流山おおたかの森、新鎌ヶ谷、本八幡、西船橋、京成西船橋、京成船橋、津田沼、京成津田沼、新津田沼、海浜幕張、稲毛、新浦安、舞浜、妙典、行徳、南行徳、勝田台

などにお住いのお客様は出張買取も対応しています!!

 

店舗:くらや 松戸店
住所:千葉県松戸市常盤平3丁目9-19

電話:047-712-0215

営業時間:10:00~18:00

定休日:水曜日

一覧に戻る

この店舗別買取ブログ

片づけ始める前にご相談ください

賢い遺品整理・蔵整理

眠っている品物に思わぬ価値がある場合があります。

遺品整理業者・リサイクル業者は、骨董美術品類に高額をつけることはできません。

さらに処分費もかかります。無料査定・買取で賢い遺品整理・蔵整理をお勧めいたします。

  • KURAYAにご相談ください

    • どのように物が売れるのか知りたい
    • 骨董品などの遺品整理に困っている

    買取専門店KURAYAは,骨董品,金・プラチナ、ブランド品、ブランド時計、ダイヤモンド、切手、古銭、勲章、日本刀・鎧兜、掛け軸・絵画、版画、おもちゃ・ノベルティ、 高級食器、珊瑚、翡翠・鼈甲・琥珀、カメラ、鉄道模型,、着物・小物、鉄瓶・茶道具 ,墨・書道具など確かな目で高額買取いたします。

    買取専門店くらやは、新しいもの・古いもの、どんなお品も対象に鑑定する買取専門店としてオープンいたしました。貴金属・ブランド品買取をはじめとし、 古物・切手の買取・骨董品の買取に力をいれております。 ご自宅に眠っている貴金属・ブランド品・骨董品などはございませんか?古物・貴金属・ブランド品などを整理したい方、 現金が必要な方、お引越しで荷物を整理したい方、遺品整理、古い蔵を取り壊して中身を処分したい方など、様々なお客様からご利用いただいております。

査定・買取依頼する
簡易WEB査定