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松戸店
2023/05/08

千葉県松戸市 和楽器の買取|三味線 琵琶 琴|プロの鑑定士が見る評価ポイント

6:59 am

はじめに

こんにちは。三味線や琵琶、琴などの査定・買取を行っている買取専門店『くらや松戸店』です。津軽三味線や薩摩琵琶などといった弦楽器をはじめ、尺八、横笛、太鼓など、和楽器の査定・鑑定を行っているところはそう多くありません。千葉県内で和楽器や雅楽器の売却を検討されている方は、買取経験の豊富なプロの鑑定士が在籍する『くらや松戸店』に是非ご相談ください!

 

先日、千葉県松戸市ご在住のお客様より〈津軽三味線〉をお買取しました。ご依頼主の御祖母様が生前習われていたそうで、遺品整理で見つけて以来「周りで使ってくれる人もいなくて…」と手放し方に悩まれているとのことでした。

 

演奏会にも足しげく通っていた御祖母様が、とても大切にされていた津軽三味線。「ちゃんと価値を分かってくれる人に見てもらいたい」と、和楽器の買取をしているお店をインターネットで片っ端から調べ、最終的に『くらや松戸店』に辿り着いたとお話しされていました。

 

太棹の津軽三味線は多少の汚れや傷はあれど状態は良く、根緒や駒、カバーなどといった付属品も揃っていたため、しっかりと評価させていただきました。査定額をご提示したところ、「他店ではもっと安い金額を出されたのに…!」とお客様も大変喜ばれていたご様子でした。

 

さて今回は、三味線・琵琶・琴など、和楽器の中でも〈弦楽器〉にスポットを当ててお話ししていきたいと思います。お稽古を重ね大切にしてきた三味線、形見分けなどで譲られた琵琶、お母様が生前習われていた琴など、手放す際には少しでも高く価値を評価してほしいものですよね。「そろそろ手放そうか…」と悩まれている和楽器をお持ちの方は、是非参考にしてみてください。

三味線について

皆さんは〈三味線〉についてどの程度ご存知でしょうか?「弦が3本の和楽器」「三味線と言えば青森の津軽三味線」など、三味線に触れたことがない方にとってはその発祥や種類について知る機会は少ないでしょう。

 

諸説ありますが、三味線は中国から伝来した楽器であると言われています。中国・元の時代に登場した〈三弦〉という楽器が、琉球(現在の沖縄県)にもたらされたのは室町時代頃のこと。三味線は三弦を日本の楽器として改良したもので、沖縄県や鹿児島県奄美群島では〈三線〉(さんしん)とも呼ばれています。

 

現在のような形の三味線に落ち着いたのは、江戸時代になってからのことでした。歌舞伎や人形浄瑠璃は当時の人々にとって娯楽のひとつでしたが、これらの芝居の音楽に三味線が使われるようになると、三味線の人気はどんどん広がっていきました。

 

三味線は大まかに、〈天神〉〈胴〉〈棹〉で構成されている楽器です。胴に棹を貫通させたギターのような構造と言えばわかりやすいでしょうか。張られた3本の弦は〈糸巻き〉という部分でチューニングができるようになっており、張り具合を調節することで音程を決められるようになっています。

 

〈天神〉(てんじん)は三味線の最上部にあたる部分で、薄く繊細な造りであることが特徴です。査定の際には天神に傷や折れがないかを確認するのですが、これは評価を左右する重要なポイントとなります。普段から天神袋でカバーをするなど、扱いには注意が必要です。

 

四角い木の枠でつくられる〈胴〉には、動物の皮が張られています。最近では合成皮のものも出ていますが、音の響きに影響する重要な部位であるため何の皮が使われているかは重要です。とりわけ猫皮(よつかわ)のものは貴重で、価値も高いとされています。

 

三味線の胴は、花梨(かりん)という木でつくられるのが一般的です。胴の内側が丸くなっている〈丸打胴〉と呼びますが、これにギザギザの細工が施されているものは〈綾杉胴〉(あやすぎどう)と言われます。綾杉胴の三味線は、音の響きが良いとされているようです。

 

〈棹〉の材質には花梨や紫檀(したん)などが使われますが、〈紅木〉のものが高級とされています。棹の継ぎ手部分には、〈ほぞ〉と呼ばれる凹凸の差込があるのですが、紅木棹のなかにはこの部分に金具が埋め込まれているものも。金の金具を入れた棹は〈金細〉、銀の金具のものは〈銀細〉と呼び分けられ、これがある三味線は高級品です。

 

また、三味線は棹の太さにより〈細棹〉〈中棹〉〈太棹〉と大きく3つに分けられます。定義は地域やジャンルで若干異なりますが、細棹(ほそざお)は長唄や小唄に、中棹(ちゅうざお)は地唄や民謡に、太棹(ふとざお)は津軽地方の民謡や義太夫に使われることが多いです。太棹の三味線は市場に出回ることも多くなく、高評価となる傾向にあります。

琵琶について

6:59 am

琵琶が中国から日本にもたらされたのは、奈良時代頃のこと。正倉院御物に収められている最古の琵琶〈螺鈿紫檀五弦琵琶〉などは大変有名ですよね。日本の琵琶には大きく2つの流れがあり、ひとつが雅楽の合奏に用いられる〈楽琵琶〉、もうひとつが盲目の僧・琵琶法師によって九州地方を中心に宗教音楽の伴奏として用いられた〈盲僧琵琶〉といわれています。

 

盲僧琵琶は、後に〈薩摩琵琶〉〈筑前琵琶〉〈平家琵琶〉の源流となり、物語にあわせて演奏するスタイルで人気を獲得していきました。

楽琵琶

すべての琵琶の根源となる〈楽琵琶〉は、現在も雅楽の演奏に用いられています。7~8世紀頃にシルクロードを経て中国・唐より伝来したとされており、唐代琵琶の形とほぼ形状が変わっていない歴史の長い楽器です。

 

材質としては表に栗、裏に花梨が使用されます。日本国内の琵琶の中では最も大きい楽器ですが、演奏に用いられる撥は最も小さいと言われています。

盲僧琵琶

〈盲僧琵琶〉は仏教儀式をルーツとする琵琶の一種。三味線音楽を琵琶で弾くために改良されたもので、他の琵琶と比べるとやや細見で小ぶりであることが多いです。かつての僧は各地を巡礼する際に琵琶を伴奏にお経を唱えていたことから、持ち運びに便利なようにコンパクトにつくられています。

 

盲僧琵琶は形も弦の数も流派によって様々です。他の琵琶との見分けが難しいため、査定・鑑定には専門の知識が必要とされます。

薩摩琵琶

18世紀頃になると、武士の士気を高めることを目的とした教育が流行し、琵琶も撥を使い大きく激しい音を打ち鳴らす独自の音楽性へと発展を見せました。この時誕生したのが〈薩摩琵琶〉です。薩摩琵琶は表裏とも硬い桑の木が使用されており、状態や装飾によっては高値で取引されることも。

 

薩摩琵琶といえば、やはり〈石田不識〉でしょう。すべての工程を手作りで行う琵琶専門店〈石田琵琶店〉の職人で、現在の4代目石田不識は2006(平成18)年に琵琶製作修理の分野にて人間国宝に認定されています。伊豆諸島御蔵島から桑材を丸太で仕入れ、製材後10年以上自然乾燥させてから製作を始めるなど、木材の調達から仕上げまで徹底した拘りを持つことでも知られています。

筑前琵琶

明治中期に登場した〈筑前琵琶〉は、薩摩琵琶と盲僧琵琶を元につくられた楽器で、三味線の要素も取り入れられています。材質は表が桐、裏が桑であることが多く、弦の数は4本、柱の数は5本です。

 

筑前琵琶は女性奏者に人気があるようで、薩摩琵琶と比較すると曲風も全体的に穏やかな印象を持ちます。筑前琵琶本体と撥がやや小ぶりなのも特徴のひとつです。査定・鑑定の際には、使われている木材や装飾、楽器の状態などが重要な評価ポイントとなります。

平家琵琶

見た目が楽琵琶と似ている〈平家琵琶〉は、軍記物の名作・平家物語の語りにあわせて演奏される楽器です。平家琵琶で奏でられる音楽は〈平家〉〈平曲〉などと呼ばれています。平家琵琶もまた、盲目の琵琶法師たちによって語り継がれてきた古き日本の伝統文化です。

 

平家琵琶の歴史も古く、遡ること鎌倉時代。当初は小型の楽琵琶が転用されることもあったようですが、平家琵琶は楽琵琶に柱を増やした四絃五柱が一般的です。撥の先端が尖っていることもひとつの特徴で、撥面には月形の装飾が施されていることが多くあります。

 

材質には表が栗、裏が花梨または桑が使われることが主です。他の種類の琵琶同様、木材になにが使われているのかが重要な査定ポイントとなります。

琴について

6:59 am

一昔前は嫁入り道具の定番だった〈琴〉。そのためか、旧家に訪れれば必ずと言っていいほど目にする機会があります。琴の歴史も古く、既に弥生時代の頃から琴のような楽器は存在していたとも言われています。奈良時代には中国大陸からも琴が伝えられ、日本の和琴と融合した結果現在のような琴が誕生したようです。

 

琴には〈十三絃〉と〈十七絃〉の2種類があります。十三弦は練習用として使われることが主で、低音域の音まで奏でられる十七弦は演奏会用とされることが多いです。この他にも二十絃や二十五絃なども存在しますが、これらは近年になって誕生した比較的新しいタイプの琴と言えるでしょう。

 

琴の細部に紅木や白檀、紫檀、象牙などといった素材が使われていたり、蒔絵、螺鈿、象嵌細工など絢爛な装飾がされている琴はやはり高額です。また、三味線と同じく素材に〈紅木〉が使われているものは大変高価で、〈紅木べた巻き〉〈紅木半上角巻き〉〈クリ甲紅木玉縁巻き〉などといった装飾がされているものは、プロ向けの琴として高値で取引されることも。

 

〈クリ甲〉という言葉が登場しましたが、これもまた高評価ポイントのひとつです。琴の胴部分には繋ぎ目があるのですが、この繋ぎ目部分が分かれていると目視できるものは〈並甲〉、一見して分からないようになっているものは〈クリ甲〉と呼ばれます。クリ甲の琴は高額査定が期待できるので、繋ぎ目部分の加工を一度確認してみてください。

鑑定士が見る評価ポイント

三味線の査定・鑑定においては、胴に使用されている皮、棹の材質、ほぞの有無、撥や駒などといった付属品の有無などが重要な査定ポイントとして挙げられます。猫皮の胴、紅木の棹、金細・銀細の細工、付属品が全て揃っている場合は高評価が期待できるでしょう。

 

琵琶の場合は、琵琶の種類(薩摩琵琶、筑前琵琶など)、使われている木材、装飾、作家、楽器の状態などが評価ポイントです。表裏すべて桑の木でできた琵琶などは逸品で、素材自体の価値も加味され高額査定が付けられる傾向にあります。

 

撥面に豪華絢爛な螺鈿や蒔絵、彫刻、象嵌などといった細工が施されている琵琶も、高評価が得られるでしょう。また、先にも挙げた薩摩琵琶の人間国宝〈石田不識〉作の琵琶は作家性が評価され高価買取が期待できます。

 

琴に関しても、やはり素材や装飾、製作工房がどこであるかなどが重要です。紅木が最も高級で、次いで花梨や紫檀などが挙げられます。とりわけ〈クリ甲紅木巻き〉や〈クリ甲紅木玉縁巻き〉の琴は、芸術的価値も高く評価されるでしょう。

 

いずれの和楽器にも共通して言えることですが、楽器の保存状態の良し悪しは査定時に鑑定士が確認する大変重要なポイントとなります。現在も演奏が可能かどうかをはじめ、傷、折れ、割れなどがある場合は注意が必要です。

 

また、楽器本体だけでなく〈付属品〉も忘れてはなりません。三味線や琵琶の撥や駒、琴袋・琴台などのほか、譜面台やケースなども付属品として挙げられます。『くらや松戸店』では、こういった付属品にもしっかりと付加価値をつけ高価買取しますので、お持ちの方は査定時に一緒にお出しください。

最後に

買取専門店『くらや松戸店』では、三味線・琵琶・琴などといった弦楽器以外にも、尺八や竜笛、太鼓などといった和楽器・雅楽器の査定・買取を行っております。和楽器を持ってのご来店が難しい、査定を希望されるお品がたくさんあるという場合は、当店の〈出張買取〉がお勧めです。お客様のご自宅等へ鑑定士が直接お伺いし、査定から買取までを一貫して行います。

 

遺品整理で和楽器を発見された方や、「誰かに使ってほしいけれど、周りに琴をやっている人がいない」「昔習っていた三味線があるけれど、もうずっと演奏していない」など生前整理でお困りの方も、一度お気軽に『くらや松戸店』へご相談ください。当店に在籍する買取経験豊富なプロの鑑定士が、大切な楽器の価値をしっかりと見極め高価買取いたします。

 

査定・相談・出張費用は全て無料です。お客様のご来店・お電話を、心よりお待ちしております。

 

 

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店舗:くらや 松戸店
住所:千葉県松戸市常盤平3丁目9-19

電話:047-712-0215

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