
もくじ
「実家から古い鉄瓶が出てきた」
「箱に入った陶器があるけれど、ただの贈答品なのか分からない」
「昔の鉄道看板は買取してもらえる?」
くらや旭川店では、金・貴金属やブランド品だけではなく、このような価値を判断しにくい古い品物についてもご相談いただくことがあります。
特に骨董品や古物、コレクション品は、インターネットで検索しても自分の持っている物と同じなのか判断しづらい分野です。
今回は8月に実際にご相談いただいた鉄瓶、贈答品陶器、鉄道看板という3つの事例から、価値が分からない古い品物をどう考えればよいのかをご紹介します。
8月9日、旭川市神居から68歳の女性にご来店いただきました。
Googleマップの口コミを見て、くらや旭川店を知ってくださったそうです。
今回お持ちいただいたのは鉄瓶でした。
お客様自身も普段からメルカリなどを利用されており、物を売ること自体には慣れていました。
しかし、
「骨董品については自分ではよく分からない」
とのことで、専門的に確認してもらおうとお持ちくださいました。
査定時にはお品物についてご説明し、査定額にもご納得いただき買取となりました。
お客様からは「勉強になる」とのお言葉もいただきました。
この事例は、現在の古物査定を考えるうえで非常に興味深いものです。
現在はフリマアプリやネットオークションを利用すれば、個人でもさまざまな物を販売できます。
商品名や型番が分かる物であれば、過去の取引価格を調べることも比較的簡単です。
しかし、骨董品や古物では事情が違います。
そもそも何という品物なのか分からない。
作者が分からない。
年代が分からない。
似た物は出てくるけれど、自分の物と同じなのか分からない。
こうした問題があります。
インターネット上に価格が出ていても、それが目の前の品物に当てはまるとは限りません。
だからこそ「検索できること」と「価値を判断できること」は別だと考える必要があります。
8月7日には、北見市在住の62歳男性から贈答品陶器をご相談いただきました。
お客様は旭川にあるご実家の遺品整理を進めており、くらや旭川店にはこれまでにも何度かご来店いただいています。
遺品整理をしているとさまざまな物が出てくるものの、
「どれにどんな価値があるのか分からない」
という状態でした。
そこで「きちんと見てもらえるから」と今回も当店へ。
お品物について説明しながら査定したところ、内容にもご納得いただき買取となりました。
昔のご家庭では、結婚祝い、記念品、引き出物などとして陶器や食器をいただき、そのまま箱に入れて保管していることがあります。
長期間使われていないと、
「ただの古い食器」
と思ってしまうかもしれません。
しかし陶磁器は、
メーカーや窯
作家
年代
意匠
箱や付属品
保存状態
などによって確認するポイントが異なります。
もちろん、箱に入っているから高価というわけではありません。
反対に、価値が分からないからといって、すべてを一般的な食器として処分するのも早い場合があります。
同じ8月7日には、旭川市曙の49歳男性から鉄道看板をご相談いただきました。
お客様はタクシー運転手をされており、仕事中にくらや旭川店の看板を目にするたび、以前から気になっていたそうです。
コレクション整理を進める中で、まず大手買取店へ鉄道看板を持ち込まれました。
しかし提示された金額に納得できず、その後くらや旭川店へご来店。
実際にお品物を確認して査定額をご提示したところ、ご納得いただき買取となりました。
まだコレクション整理の途中とのことで、今後も相談したいとのお話をいただいています。
鉄道関連品は、一般的な生活用品とは少し違います。
古い鉄道看板、プレート、鉄道部品、模型などには、それを探しているコレクターが存在する場合があります。
そのため、
古いから価値がある
珍しそうだから高い
という単純な判断ではなく、品物そのものを確認する必要があります。
以前、くらや旭川店ではNゲージ・鉄道模型の出張査定も行っています。
同じ「鉄道」という分野でも、模型と実物の鉄道関連品では市場も評価方法も異なります。
今回の3事例には共通点があります。
お客様自身が最初から価値を把握していたわけではありません。
だからこそ、査定額だけを伝えるのではなく、
これはどういう物なのか
どこを確認しているのか
なぜその評価になるのか
という説明も重要になります。
特に遺品の場合、所有していた本人から話を聞くことができません。
ご家族にとって「何なのか分からない」という状態から始まるのは当然です。
骨董品やコレクションを整理するときは、査定前に周辺の物を捨てすぎないことも大切です。
例えば陶磁器であれば箱。
コレクション品であれば付属品や資料。
由来が分かる物があれば、それも判断材料になる場合があります。
何に使う物なのか分からなければ、無理に仕分けず一緒に確認してもらう方法があります。
今回ご紹介したのは、
神居の鉄瓶
北見市のお客様からの贈答品陶器
曙の鉄道看板
という、一見するとまったく異なる3つの品物です。
しかし共通しているのは、
「持ち主自身では価値を判断しにくかった」
ということです。
スマートフォンで何でも検索できる時代でも、骨董品や古物、コレクション品には、検索だけでは判断しづらい物があります。
古いから捨てる。
ネットで同じ物が見つからないから価値がない。
そう判断する前に、一度確認してみる方法があります。
旭川で鉄瓶、陶磁器、鉄道関連品をはじめ、価値の分からない古い品物を整理している方は、くらや旭川店へご相談ください。