千葉県松戸市　骨董品　初期伊万里の買取り｜古美術骨董品の高価買取！！ | 骨董品などの遺品整理・買取は口コミで評判の買取専門店【くらや】

こんにちは！

骨董品買取り専門「くらや松戸店」です。

本日は、日本で最初の磁器といわれる

素朴で温かみある「初期伊万里」の買取りの

ご紹介です。

初期伊万里とは、

古伊万里の初期のもので1616年（元和2）に

生まれた日本で最初の磁器と伝えられています。

某TV鑑定番組のおかげで、

古伊万里と言えば「骨董品」を

連想される方が多いと思います。

古伊万里とは肥前の地域で作られた

磁器製品の総称的なもので、

厳密にはいまの有田焼の祖にあたる地域の磁器で、

他に同地域では三川内焼、波佐見焼などがあります。

これらは主に伊万里の港で積み出ししていたため、

江戸時代には統一して伊万里焼と呼ばれていました。

初期伊万里は、

1673年（寛文時代）頃までは

生掛け焼成が行われていました。

器形成形後の素焼き（約900度の低火度焼成）を

省いたものが生掛け焼成です。

伊万里焼は、

素焼きをしないで乾燥させた素地に

呉須〈青藍(せいらん)色の顔料〉で下絵を描いて

約1300℃で焼成され、

素焼きをしていないと素地が収縮して歪んだり、

亀裂が入ったりして破損が多くなりますが、

生掛け焼成ならではの独特の味わい深い風合いが

生み出されます。

また、この時代には朝鮮から渡来の陶工法で、

砂目積みといった手法が使われていました。

焼き上げの時に、窯の中で製品同士くっつくのを

防ぐために砂を挟むのです。

そのため作品に粗砂が付着しているものもあります。

なんだかつくり手の想いが伝わるようですね。

模様を描く技法は中国由来といわれています。

当時の職人は

一生懸命模様をまねて描いていたようです。

試行錯誤しながらつくられた品々は、

解読不能のような文字が描かれていたり、

厚く歪みが出てしまったもの、

押指の跡がついてしまっているものなど

少々荒々しいのですが、

その未完成の中に見出される美が、

現代では素朴で美しいと評価されています。

骨董品全般にいえることですが、

古伊万里や初期伊万里なども

図柄や状態によって価値に大きな開きが

あります！！

お皿一枚とってみても

一枚数千円から数十万円！！と市場価値が

大きく違います。

人気の図柄はウサギや千鳥、

「吹墨」や「こんにゃく印判」といわれる

技法によっても査定金額に違いが出てきます。

もちろん傷の無い完品と言われるものが

高額査定となりますが、

「初期伊万里」や「古九谷様式」のなかには

傷有のものでも万単位の査定金額が

付くものがあります。

10年ほど前、

主婦向けの雑誌に素敵な器として「古伊万里」が

取り上げられて以降、生活骨董好きの方は

随分買い求められて様です。

古い陶磁器を食器棚のおくに〇十年も

しまいっぱなしの方、価値が有るものなのか、

無いものなのかさえ分からないまま時を

過ごしている方など・・価値を知りたい方は、

まず陶磁器専門の鑑定士がいる当店に

ご相談ください。

聞いてみてよかった！と思いますよ。

骨董品の査定買取りは「くらや松戸店」まで是非ご相談下さい。

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