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札幌西店
2020/10/14

北海道 札幌市 遺品整理の買取|ブランド品が身近な物にあるってご存知ですか?

11:19 am

はじめに~ブランド品の定義~

買取専門店『くらや札幌西店』のブログをご覧いただきありがとうございます。店長の寒河江哲と申します。今回は〈ブランド品の買取〉について、最近注目されている〈遺品整理〉〈終活〉〈断捨離〉と絡めてお話したいと思います。

 

〈ブランド品〉という響きは、敷居が高いイメージを持たれがちです。我々のような買取専門店の仕事に長く携わっていると街の中の風景やTVドラマの中の1シーンに「あ、あのバッグ〇〇だ」「このメーカー、新しい腕時計を発表したんだなぁ」なんて、身近に感じる事が多くあります。これは査定員に限った事ではなく、ブランド品が好きな方、ファッション通の方、特定のブランド・メーカーが好きな方ですと同じ経験をされた事がある方が沢山いらっしゃると思います。

 

最近、ブランドの話題がニュースで取り上げられた際〈アンバサダー〉という言葉もマスメディアで良く耳にしますが、日本語訳では〈大使〉という意味なのだそう…。つまり、そのブランドの顔となる得る・メーカーを広告するに相応しい人、雰囲気に沿ったイメージ通りの人、といった事です。

 

世間一般で広く知られている芸能人・モデル・プロのスポーツ選手などが、起用されるのも〈広告〉という意味で納得できます。先にも話ましたが、〈ブランド品〉という響きは少しお高く聞こえがちですが、我々が生活している中にも沢山のブランド品が溢れています。身近なところでは、食べ物にもブランド名があるのです。

〈ブランド〉という言葉のイメージ先行ではなく、その製造元の〈会社らしさ〉〈雰囲気〉〈ポリシー〉など、アイデンティティーとして〈ブランド〉という言葉を捉える事が現代の正しい理解・解釈なのかもしれませんね。

11:19 am

実は身近なブランド品

前項でもお話しましたが、最近の〈ブランド品〉という解釈はひと昔前の〈豪華で高価な物〉というイメージから脱却しつつあります。ブランド=拘り、という意味合いが濃く「拘りが強く徹底的に追及した物は高価な傾向にある」といったところでしょうか。

 

身近な物でお話すると食品関連では2000年来、様々な社会問題を経て製造元、原産地、添加物の有無などが消費者に厳しくチェックされる時代に変化してきました。実はこういった事は、いわゆる〈高級ブランド〉でも同じ事が言えます。例えば、バッグや衣類などで有名なルイ・ヴィトン。昔は製造元として本国のフランスやスペイン、アメリカなどが多かったものの、近年では〈メイド・イン・チャイナ〉が増えてきました。これにより、「ヴィトンに中国製がある訳がない」「偽物か?」という風潮が一時見られましたが、事実は全く異なります。むしろ、ほとんどのブランド・メーカーが商品製造の一部を中国の工場に依頼をかけるという事が業界の常識となりつつあり、わざわざ専用の工場を建てているブランド会社もあるほどです。

 

自国の労働単価や技術と〈中国〉を天秤にかけた結果〈中国〉が選ばれているという事なのです。日本国内では大昔のイメージから「安かろう悪かろう」という中国製への評価が残っていますが、.現代では真逆です。「安くて確かな技術」これが現代における中国製の世界の評価です。自社のブランド品製造をあえて〈中国製〉にする事で製造コストを下げ、且つ、製品クオリティーも維持する事で〈自社ブランド〉の品位を保っていると言えます。〈地産地消〉という事が評価を受ける現代、高級ブランド界においても涙ぐましい企業努力が見え隠れする事例です。

 

中国について少し触れると、現在の経済大国として発展する以前の中国では、多くの人が職を求めて中国から世界中へ羽ばたきました。何年か後に習得した技術を土産に、母国へ戻った人々がさらに技術を高め周りに伝えたそうです。中国の方は勤勉な方が多く、私の知り合いは全員日本語と英語を喋る事ができます。理由を尋ねると、「だって話せた方がビジネスが上手くいくでしょ」と答えますが、誰でも当たり前に出来る事ではありません。

 

そうした〈熱心に学ぶ姿勢〉〈仕事に対する厳しさ〉を当たり前としているが故に、大きな経済成長を遂げたと言えると思います。世界の名だたる高級ブランドの製造を一途に引き受けているのは隣国の中国。皆様が「欲しいなぁ」と考えているお品物も、もしかすると実は身近な中国で作られたものかもしれませんね。

ブランド品と遺品整理

買取専門店『くらや札幌西店』では遺品整理や生前整理をはじめ、断捨離などでご不用になったお品物を買取する事が非常に多く、月に買取依頼をいただく50~100件程の内9割以上が遺品整理や生前整理の案件でご依頼いただいています。

 

遺品整理の買取をお受けすると〈ブランド品〉の買取を多く依頼されます。もちろん、生前整理や断捨離でもブランド品のお持ち込みは多いのですが、遺品整理とは違い購入されたご本人様がご利用される事がほとんどです。段落のタイトルに入れました「ブランド品と遺品整理」。こちらの項目で何をお伝えしたいかといいますと、ブランド品の遺品整理・買取とはとどのつまり〈購入されたご本人様以外〉の方がご利用される事から、〈お客様(遺品整理をする故人の身内・親しい友人)の売却に対する期待値が低い〉〈ご自身で購入されていない為、価値が分からない(捨ててしまう)〉といった事がほとんどです。

 

過度に期待値が高いケースは、希望に沿った買取金額に繋がらない場合ガッカリしてしまいますが、期待値が低すぎるというのも少し問題です。過去に札幌市指定の黄色のゴミ袋にヴィトンやグッチ、シャネルのバッグを入れてお持ち込みになったお客様もいらっしゃいました。当然、遺品整理はご不用なお品物を売るという事以外に住まいの整理、衣類や生活用品の整理、貴重品や個人情報の破棄、市区役所・銀行など公的機関に対し必要な変更届などやらなくてはならない事が山積みです。「どうせ売れないでしょ」「捨ててしまった方が楽だわ」というお気持ちになってしまうのも分かります。

 

ですが、ブランド品などの売却に消極的な方・期待値が低い方の多くが高値になる可能性を秘めている〈ブランド品〉を、リサイクルショップに持っていき売却しているという事です。餅は餅屋、という言葉が古来より伝わっておりますが、ブランド品をリサイクルショップで売るという事は八百屋さんに「サンマはあるかい?」とお聞きになるようなものです。リサイクルショップを卑下している訳では決してなく、一見同じようなお店に見えても本懐的な〈得意分野〉は違う、という事です。

 

『くらや札幌西店』でも家具やTV、スマートフォンなどの買取依頼が入る事が多々ありますが「リサイクルショップさんの方が高いかもしれませんよ」と必ず先にお話します。買取できない訳ではありませんが、リサイクルショップは日用品の買取を得意としているため、流通や販路などの違いで買取差が発生します。『くらや札幌西店』では衣類・バッグ・小物・腕時計・西洋陶器などのブランド品の査定・買取に強みを持っております。「これはブランド品と言えるのかなぁ」「安物だったら恥ずかしいな」とは、お思いにならず気軽にお問合せくださいね。

ブランド品の終活と断捨離

今まで大事にしてきたお品物を売る・処分するという事は、想像よりも悩んだり考えたり…或いは決断までに精神的なパワーがいる作業といえます。特にブランド品と呼ばれるバックや財布などは仕事やプライベートで長く愛用し、西洋陶器や美術品は長い時間生活を共にする、思い出が多く詰まったお品物なら尚更です。

 

当店をご利用される方の中でも来店時は「良い金額なら売るね」とお伺いし、ご満足いただける価格で商談を進めても「やっぱり金額じゃない…」となってしまう方が多くいらっしゃいます。『くらや札幌西店』では「悩んでいる内は一旦保留にし、ご自身でノートや付箋にお品物の思い出や購入時期、査定額を書き残すといいですよ」とお話しています。そして「書き残す作業が面倒くさくなったり、気持ちが変わったら又ご相談ください」とお伝えします。ご自身で売り切るまでが断捨離・終活と考えている方は多いですが、個人的にはいつか自分に何かがあった時に残された家族に価値を伝える手段を取っておく、という事も立派な断捨離・終活であると考えているからです。

 

そして意外ですが、一度検討された方の多くが再度来店され、ご売却いただけるける事が多いのも事実です。一度検討されたお客様のお話をお伺いすると「一旦検討して1つ1つの物の思い出を振り返っていたら、気持ちがはっきりした」「お勧めされた通りノートに纏めていたけど、自分で売って旅行に行った方がいいなって思っちゃった(笑)」といったエピソードが多く、どれも前向きな気持ちのものばかりでした。少し間をおくという事で、お気持ちの整理をつける、本当に必要のない物か自分自身に問いかけてみる、という消極的な発想ではなく〈整理をする〉という次のステップに繋がる前向きな思考です。

 

ブランド品は時世や流行に敏感に反応し、中古取引価格・相場が変動しやすいお品物です。長く検討された事によって金額的な〈損〉をされたり〈得〉をする方がいらっしゃいます。しかしながら、1番大事なのは金額ではなく「スッキリした」「納得した」というお気持ちの部分です。悩んでいる・踏ん切りがつくか自信が無いお客様は一度査定額を聞いてから判断する、という事を強くお勧めしておりますので、お気軽にご相談ください。また当然の事ながら、買取専門店『くらや札幌西店』ではブランド品に限らず、全てのお品物が査定・相談無料となっております。

11:19 am

おわりに~ブランド品の未来~

2000年以降、貴金属やブランド品などの中古取引は飛躍的に増加しました。要因としては、社会経済の停滞や貴金属相場の高騰が考えられます。景気が良い頃というのは、私も含め皆様の所得〈お給料〉が良いわけですから、何かを購入しようと考えた時に〈最新〉〈新品〉というお品物が目に留まり〈消費〉をされる方が多いと思います。また、身の回りの装飾品(衣類・かばん、腕時計・靴など)も「いつもより少し良い物を持とう」と考える方も多いでしょう。

 

しかし、一旦景気が悪くなると「極力安い品を」「コストパフォーマンスの良い品を買う」という風に思考や行動が変化するのもまた多いかと思います。新品・最新のブランド品を購入できる・する方は減少しても「欲しい・持ちたい」や「一旦手放す」「少しでもお金に換える」という方が減少しなかった事・増加した事ががブランド品のリユース市場を底上げした最大の理由と私は考えます。そして、個人的にはとても良い事だと思っています。

 

捨ててしまったり、手にする事自体を諦めてしまった場合、手元には「何も」ありませんが。中古品とはいえ高級なブランド品をお得な価格で入手したり、手放す事ができるという事はコストパフォーマンスの部分以外にも「良い品を手にする事ができる・知る事ができる」という意味でとても素晴らしい事です。

 

これから益々ブランド品のリユース市場は開けてくると思います。昨今ではブランド品の〈レンタルサービス〉事業を展開する企業も誕生しました。「箪笥の肥やし」となってしまっているバッグやアクセサリーがある、ブランド時計をボーナスで買ったけど最近ちょっとお財布が…元カレ・元カノからプレゼントで貰ったけど今はもう身に着けられないな…という方は気軽に買取専門店『くらや札幌西店』にご相談ください。

 

当店では、〈ルイ・ヴィトン〉〈エルメス〉〈シャネル〉〈グッチ〉〈コーチ〉〈フェンディ〉〈クロエ〉〈プラダ〉〈ロエベ〉〈ダンヒル〉〈バレンシアガ〉〈モンクレール〉〈クロムハーツ〉〈アルマーニ〉〈ブルガリ〉〈ベルルッティ〉他にも沢山のブランド品を取り扱っております。とりとめもないブログでしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。

 

 

 

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