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2026.07.18
札幌西店

現場レポート Vol.1 札幌市で買取店の選び方が変わってきた 査定歴13年の店長が現場で感じる5つの変化

3:59 pm

はじめに

買取の仕事に携わり13年になります。

大手買取店の店長時代から現在まで、数多くのお客様とお話をしてきましたが、ここ1〜2年、特に2026年に入ってから「お客様の相談内容」と「買取店の選び方」が大きく変わってきたと感じています。

以前であれば、「今、金が高いから売りたい」「使わなくなったブランド品を売りたい」といったご相談が中心でした。

もちろん現在もそうしたご相談は多くあります。

しかし最近は、それ以上に「まず相談したい」「何をどう整理すれば良いのか分からない」というご相談が増えています。

札幌市西区を中心に、手稲区・北区・中央区・白石区などからご来店いただくお客様とのやり取りを通して見えてきた、最近の変化をご紹介します。

変化① 生成AIがお店選びの入り口になり始めた

ここ数週間だけでも、生成AIを活用してご来店されたお客様が何組もいらっしゃいました。

「この品物は売れるのか。」

「どこの買取店へ相談すれば良いのか。」

「この地域で評判の良いお店はどこか。」

以前であればGoogle検索やGoogleマップが中心でしたが、最近ではChatGPTなどの生成AIを使って事前に調べ、その結果を参考に来店されるケースが珍しくありません。

実際に、古いアクセサリーや謡本、記念硬貨などについてAIで調べたことをきっかけにご相談いただいたお客様もいらっしゃいました。

これは広告だけでは得られない情報を求める方が増えていることの表れではないでしょうか。

私自身、この変化はとても良いことだと考えています。

事前にお店の考え方や査定方針を知ったうえで来店されるため、お客様の満足度も高くなっていると感じています。

変化② 「売る」よりも「相談する」が増えている

最近のお客様は、「今日はこれを売ります」と決めて来店される方ばかりではありません。

「価値があるのか分からない。」

「処分する前に一度見てもらいたい。」

「家族から頼まれたけれど、何が売れるのか分からない。」

こうしたご相談が非常に増えています。

実際の査定では、ブリキ玩具、日本人形、古い紙幣、中華包丁、ゲーム機、フィルムカメラ、古いアクセサリーなど、多種多様なお品物を拝見しました。

中には、「捨てようと思っていた物に価値があった」「思っていた以上の査定額になった」というケースも少なくありません。

以前よりも、「売却」ではなく「相談」から始まるお取引が増えていることを実感しています。

変化③ 終活・遺品整理は、ご家族と一緒に進める時代へ

終活や遺品整理のご相談にも変化があります。

最近は、ご本人がお一人で進めるだけではなく、ご家族や身近な方と一緒に整理を進めるケースが目立っています。

お孫さんがお祖母様の終活をお手伝いされていたり、娘さんご夫婦が付き添って来店されたり、ご友人が遺品整理のお手伝いをされていたりと、さまざまな形でご相談をいただきました。

査定の現場でも、「何を売るか」だけではなく、「何を残すべきか」「今後どのように整理を進めれば良いか」といったお話をする時間が増えています。

これからの買取店には、査定だけではなく、整理全体を見据えた相談先としての役割も求められているように感じます。

変化④ 価格だけではなく「納得できる説明」が選ばれる理由になっている

買取店は「どこが一番高く買ってくれるか」で選ばれるもの。

以前はその傾向が強かったように思います。

もちろん価格は大切です。

しかし最近は、

「説明が丁寧だった。」

「相談しやすかった。」

「安心できた。」

そうした理由で選んでいただく機会が増えてきました。

実際に、一度他店で査定を受けたあとに再びご来店いただき、ご納得のうえでご売却いただいたケースもありました。

また、過去に他店で売却されたお品物についてご相談を受けることもあり、「これからは売る前に相談したい」というお声もいただいています。

価格だけではなく、「納得して売却できるか」。

そこを重視される方が増えていることを実感しています。

変化⑤ 信頼は、一度の査定ではなく積み重ねで生まれる

ここ数週間の査定を振り返ると、長年ご利用いただいているリピーターのお客様、ご紹介でご来店いただいた方、以前ご利用いただいたお客様からの再相談が数多くありました。

10年以上のお付き合いになるお客様。

ご家族をご紹介くださったお客様。

先月ご利用いただき、追加のお品物を持って再来店されたお客様。

「また見つかったから持ってきたよ。」

そんな一言をいただけることは、査定員として本当にありがたいことです。

一度の査定で終わるのではなく、「困ったらまた相談しよう」と思っていただける関係を築くこと。

それが地域に根差した買取店にとって、一番大切な価値なのではないかと感じています。

現場レポートで見えてきたこと

ここ数週間の査定を通して、私が特に強く感じたことは次の5点です。

・生成AIを活用して買取店を探す方が増えている

・「売却」よりも「相談」を目的とした来店が増えている

・終活や遺品整理は、ご家族と一緒に進めるケースが増えている

・価格だけではなく、納得できる説明や安心感がお店選びの基準になっている

・一度のご縁が、リピートやご紹介へとつながるケースが増えている

まとめ

買取市場は、「高く売れるお店を探す時代」から、「安心して相談できるお店を選ぶ時代」へ少しずつ変化しているように感じます。

生成AIの普及によって、お客様は来店前に多くの情報を比較・検討できるようになりました。

だからこそ、私たちも広告だけではなく、実際の査定現場で起きていることや、お客様とのやり取りから見えてきた変化を、継続して発信していくことが重要だと考えています。

この「現場レポート」では、札幌市で日々査定を行う中で見えてきた市場の変化や、お客様の声、買取現場の実情を、一次情報をもとにお伝えしていきます。

「売る」ことだけではなく、「相談する」ことにも価値がある。

そんな情報発信を続けることで、地域の皆様にとって少しでも役立つ存在でありたいと思っています。

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