こんにちは。　骨董品の高価買取り「くらや上尾店」です。

 

先日、出張買取に行ってきたのでお知らせです。

 

骨董品はジャンルが広く、何が「骨董品」なのかよく分からないといった声を聴くことがあります。

 

骨董品とは、

 

「古くて価値の有るもの」

「100年以上まえのもの」

「古いガラクタのようなもの」

 

など様々な定義があるようです。

 

ザックリ言うと

「古くて価値が有りそうなもの」

「ただ古い物」

「ガラクタのようなもの」

 

リサイクル品とはちょっと違って、なんだか古くて、壺やら箪笥やら、昔から家に置いてあるよく分からない物、お祖母ちゃんの世代からあるもの、などといった認識で、ほぼほぼ合っています。

 

なので、

茶道具や作家物の工芸品、古いおもちゃ、古書籍、絵葉書、ホーロー看板、昔のＳＬなど鉄道グッズ、はては最近のご贈答品から高級洋食器まで「骨董品」の分野に入っていきます。

 

 

今回は骨董品のなかでも和家具の代表格「長火鉢」です。

 

この「長火鉢」はお客様のお爺様が生前ご使用されていたそうで、冬になると餅を焼いていた思い出があるそうです。

 

また、愛着があって大切に扱われていたそうで、歪みもなく本当に良い状態でしたので高価買取りをさせて頂きました。

 

現代では中々お目にかかることがないですが、昔はこれで暖をとっていて、どこの家庭にもありました。

 

 

この「長火鉢」は関東火鉢または江戸火鉢とよばれています。

 

火鉢の右横には猫板と呼ばれる収納スペースがあり、猫板の下には３段の引き出しが付いています。

 

この引き出しは、火鉢の火力によって乾燥するので煎餅や海苔などの乾物をいれて湿気を防いでいました。

 

材質は堅いケヤキなどが多く使われて、火鉢の縁に黒柿を使ったものは特に珍重されていました。

 

素材のケヤキにも特徴があり、木目の渦巻きがたくさん連なっているものほど値段が高くなります。

 

今回の「長火鉢」も木目の渦巻きが随所にあり、当時の値段は高かったのでわないでしょうか？

 

 

使い方にも特徴があります。

 

引き出しの反対側の面にお客様を座らせることから、引き出しの反対側が表となります。

 

この表面に当時の人たちは、最も良いとされる木目の渦巻きを板として使うことが江戸指物の心意気なこととされています。

 

また、常に念入りに布巾をかけて磨き上げ、光らせることが粋でした。

 

一方、関西では上部に張り出しを付け、テーブル代わりにしていたのが特徴です。

 

江戸時代には、この様な細工に拘り、自慢しあっていたんですね！

 

昭和初期までは暖房器具や半炊事用として重宝されていて、当時の駅の待合室にも置かれていたそうです。しかし、着火に手間がかかるのと一酸化炭素中毒などや火事になる危険性があることから、戦後はストーブに変わっていきました。

 

現代ではインテリアとして、ローチェストやソファーテーブルにする人が増えてます。

 

江戸時代の粋な計らいが今も、どこかで生きているようです。

 

 

「くらや上尾店」では江戸時代の心意気を高価買取り！！

 

専門の鑑定士が「骨董品」の価値を鑑定致します！！

 

この時代の細工品には，本当に良いものがあります。

 

「骨董品」は勿論、古銭・古い切手なども買取りしています。

 

近隣の地域には出張査定・出張買取も対応しています。

 

お電話、ご来店を心からお待ち申し上げております。

 

 

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