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松戸店
2019/09/11

千葉県松戸市 日本刀の買取り|プロの鑑定士|刀剣・鎧兜・印籠・根付などの骨董品の査定買取りはお任せください

日本刀_刀剣_買取り_プロの鑑定士_買取専門店 くらや松戸店

 

 

日本刀や刀剣などの

 

買取専門店『くらや松戸店』です。

 

 

先日、日本刀の買取りを

 

希望される客様からのご依頼で、

 

店舗にお持ち込みいただきました。

 

丁寧にお品物を拝見させていただき、

 

お買取りとなりましたので

 

今回は日本刀のお話をいたします。

 

 

前回は日本刀の中でも古刀についてお話しましたが、

 

今回はその古刀の対となる存在である

 

新刀及び新々刀の解説をいたします。

 

 

前回、

 

古刀とは平安時代後期~安土桃山時代までに

 

作られた日本刀であるとご説明しましたが、

 

安土桃山時代後期の慶長年間は

 

江戸時代初期の枠組みに入っていることが多く、

 

慶長年間の刀は

 

刀剣界では新しいと古いとの境目ということで、

 

新古境(しんこさかい)という呼称がされており、

 

古刀と新刀の両方の特徴を持つ刀が作られました。

 

刀剣界では慶長から新刀とされているため、

 

慶長新刀と区別されます。

 

 

特に南北朝時代の名工の刀の、

 

磨上げ(刀の長さを後から短くすること)

 

形状の刀が多く作られたことから

 

名作・名工も多く、

 

堀川国広・肥前忠吉(初代)・

 

越前康継(初代)などの名工が

 

この時代を代表する刀工です。

 

 

豊臣政権滅亡後、

 

平和な時代である江戸時代に入り、

 

それまでの好武の気風が薄れた

 

17世紀半ばの寛文年間前後に

 

日本刀は棒反りとも言われる、

 

反りの少ない形状の刀が流行しました。

 

これらは寛文新刀と新刀の中でも

 

区別されるものです。

 

 

これには剣術の稽古に木刀ではなく

 

竹刀が使用されるようになった説や、

 

平和になり平野での合戦等で使わなくなり、

 

市中や室内での使用の際に有効である

 

刺突を行う際に便利である説などがありますが、

 

未だに分かっていないそうです。

 

 

この寛文新刀期の名工は多く、

 

新撰組局長・近藤勇が持っていたとされる

 

長曽祢虎徹を筆頭に、

 

津田越前守助広・井上真改・

 

野田繁慶・三善長道(初代)など

 

切れ味を誇る名工が多く居ます。

 

 

また、江戸時代の前期から日本刀

 

定寸という概念が出始め、

 

二尺三寸(約70cm)前後を定寸とし、

 

定寸の刀を差すことが好ましいとされ、

 

新しく作られる刀は定寸を基準にやや短くなり、

 

戦道具であった長大な古刀期の刀は

 

磨上げられて定寸にされたり

 

脇差になったりしました。

 

 

そして江戸時代中期には

 

もう一度刀の製造革新が起き、

 

江戸時代の中後期・18世紀後半の天明の大飢饉で

 

有名な天明年間に水心子正秀によって

 

南北朝時代~室町時代の刀を再現しようとした

 

復古刀論に起因し、

 

今までの定寸・反りの浅い打刀ではなく

 

長大で反りの深い太刀調の物が流行しました。

 

概ね二尺四寸から長い物で三尺ほどの長寸で

 

反りが2センチから3センチほどの、

 

身幅が広く重ねの厚い豪壮な刀が多く

 

特に江戸後期から幕末にかけての

 

このような作は時代に合わせて

 

勤皇刀などとも称されたりします。

 

 

この時代の名工として有名なのが、

 

復古刀の祖とされる

 

水心子正秀・四谷正宗と称された

 

源清麿・水心子の弟子である

 

大慶直胤は江戸三作とも言われる

 

新々刀期きっての名工です。

 

他にも有名刀工として

 

栗原信秀・月山貞一・固山宗次がいます。

 

新々刀期は明治までで、

 

大正以降は現代刀と区分されます。

 

いかがでしたでしょうか。

 

 

古刀・新刀・新々刀と日本刀にも

 

年代ごとに流行や革新があり

 

大小さまざまなところに変化が有ります。

 

この差が鑑定のポイントであり、

 

買取りの際に気を付けなければならない箇所です。

 

 

また在銘の刀は真贋という判断基準がありますが、

 

無銘の刀は作風から刀工を判断する

 

極めという鑑定になるため、

 

無銘だから価値が無いというのは大間違いで

 

在銘の刀よりも無銘の刀が

 

高額査定になることは良くあります。

 

 

買取りの際は付随する鑑定書などがないか、

 

登録証はちゃんと付いているかなどご確認の上、

 

経験豊富なプロの鑑定士にお任せください。

 

 

皆様からのお電話・ご来店を、

 

心よりお待ちいたしております。

 

 

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