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松戸店
2023/04/27

千葉県松戸市 サファイアの買取|指輪 リング|神に近い宝石

12:00 am

はじめに

こんにちは。宝石やジュエリーの査定・買取を行っている買取専門店『くらや松戸店』です。形見分けで譲られたサファイアの指輪、遺品整理で見つけたサファイアのネックレス、昔百貨店の外商から購入したサファイアのイヤリングなど、引き出しの中に眠ったままのサファイアはありませんか?

 

「いつかは手放さないといけないけれど、どうすれば一番納得できるだろう…」とお悩みの方は、宝石に関する専門の知識を持った鑑定士に一度相談してみませんか?サファイアの査定・買取なら、買取経験豊富なプロの鑑定士が在籍する『くらや松戸店』に是非お任せください!

 

今回は、サファイアの指輪を持ち込まれたお客様の買取エピソードからご紹介していきたいと思います。お住まいは松戸市新松戸、インターネットの口コミの良さに目が留まり、「まずは査定だけ…」というお気持ちでご来店くださったのだそうです。

 

サファイアの指輪は御母様からの贈り物で、高価なものであるが故なかなか指に嵌める機会もなく、何年も箪笥の中に入れっぱなしになっていたのだとか。「母が購入したのは随分昔のことなので、今は価値なんて付かないのでは?」「デザインも古いし、もう身につけるシーンもなさそうで…」とお話しされていたのが印象的でした。

 

御母様との思い出話を拝聴しつつ、当店の鑑定士がサファイアの指輪を丁寧に査定しました。お客様が仰っていた通り古いデザインではありましたが、サファイアの大きさや状態も申し分なく、鑑別書も一緒にご持参いただけたので、スムーズに査定・鑑定を行うことができました。

 

査定前こそ「価値なんて付くのかしら…」と半ば諦めかけていたご様子でしたが、精一杯の査定額をお出ししたところ、「不安だったけど査定に出してみて良かった!」と大変ご満足いただけたようです。他にも査定を希望されるお品があるようでしたので、後日改めてご自宅へ出張買取へ伺うこととなりました。

 

「うちにもサファイアのペンダントがあったな…」「亡くなったおばあちゃんのイヤリング、確かサファイアだったような」という方は、その価値が段々と気になってきたはず。今回は〈サファイア〉の話を中心に、宝石やジュエリーの買取についてご紹介していきたいと思います。

 

地球の青、宇宙の青。空の色と繋がりがあることから〈神に近い宝石〉とされてきたサファイアは、気品に溢れながらも神秘的でどことなくミステリアス。見ているうちに吸い込まれそうな美しい青色は、古来より多くの人の心を惹きつけてきました。

 

サファイアの指輪やネックレス、イヤリングは、二次流通の市場においても大変人気があるお品です。査定時に高評価となるポイントなどもご紹介していきたいと思いますので、サファイアをはじめとする宝石やジュエリーの査定・買取を希望されている方は、是非最後までお付き合いください。

サファイアの由来と歴史

サファイアは、ラテン語で〈青色〉を意味するサッピルス(sapphirus)という言葉が由来とされ、和名では蒼玉(せいぎょく)と呼ばれる色石です。古くは東洋から古代ヨーロッパへ伝わり、ローマ帝国時代以降はインドとの交易が盛んになったことから、世界へ広まったといわれます。

 

誠実・真実・気品・忠誠心を象徴する宝石として、何世紀にもわたり王族が着用する法衣の飾りとして受け継がれたサファイア。古代ギリシャやローマでは、降りかかる災いから所有者を護ってくれる宝石と信じられ、中世の聖職者は皆〈神が放つ光のシンボル〉としてサファイアを身に付けたのだとか。

 

宗教によっては、同じ国であってもサファイアに込められる意味が全く変わってくるそうです。インドのヒンドゥー教徒の間では〈不吉な石〉と忌み嫌われていたようですが、仏教徒の間では、数ある宝石の中でも特に珍重されていました。

 

さて、これまでサファイアの青さについて語ってきましたが、近代になるとサファイアには鉱物学的にいくつかの色が存在することが発見されたのです。旧約聖書の記述によると、サファイアは特定の石のことではなく、当時は青色の石全般を指していたという記述も。一般的にサファイアは青色というイメージを強く持つ方が大半だと思いますが、実際のサファイアは様々な色を持つ石なのです。

サファイアの産地

スリランカ・ミャンマー・タイ・インド・オーストラリア・カンボジア・マダガスカル・ナイジェリア・タンザニア・中国・ベトナムなど、サファイアの原産地は世界中にあります。色・形・透明度・彩度は、産地によって様々です。ここからは、代表的な産地から採れるサファイアの特色をご紹介していきましょう。

カシミール産(インド)

〈コーンフラワーブルー〉と呼ばれる上品で落ち着いた青色が特徴で、柔らかな印象を与えます。ビロードのような潤んだ色合いは、カシミール産ならでは。

 

最高峰と称されるほど評価の高いカシミール産サファイアですが、大量に採掘された結果19世紀後半には枯渇してしまいました。現在はほぼ産出されておらず、現存するものは〈幻のサファイア〉と称されるほど希少です。

 

サファイアは加熱処理が行われるのが一般的ですが、同程度の透明度を持つのであれば非加熱サファイアの方が高値になる傾向にあります。カシミール産においては、産出当初加熱処理の技術が無く、非加熱であることが主であるため非常に価値が高いとされているのです。

ビルマ産(ミャンマー)

15世紀以前に採掘が始まったとされるミャンマー産サファイア。産出量は比較的少ないといわれていますが、鮮やかで美しく大粒なサファイアが採掘されます。この地方で採掘される宝石はルビーが圧倒的で、サファイアの産出量はルビーの約1/500程度です。

 

ビルマ産のサファイアの特徴は、色に濃淡があること。濃淡のバランスが取れた模様は美しく、ジェムクオリティ(最高品質の証)とされます。通常加熱処理は行われず、そのため高値で取引されるものが多いです。

スリランカ産

〈宝石の宝庫〉とも呼ばれるスリランカでは、紀元前から宝石の採掘が始まり、現在までサファイアをはじめとした多くの宝石が産出されています。大粒で透明度の高いものが多く、淡く紫色を帯びた青色がスリランカ産サファイアの特徴です。濃淡のバランスも良く、紫色を帯びたサファイアがジェムクオリティとされています。

 

スリランカ産といえば〈パパラチアサファイア〉も忘れてはならないでしょう!パパラチアサファイアは定番の青色ではなく、ピンクとオレンジを合わせた様な色味を持つ石にのみ与えられる呼称です。パパラチアとは、スリランカの言葉で〈蓮の花〉という意味があるそうです。

 

独特の柔らかく優しい色合いは大変希少で、宝石好きにとってはまさに憧れの石。唯一の産出国であるスリランカでは〈サファイアの王〉〈インド洋の朝焼け〉などと例えられているのだとか。

 

多くのパパラチアサファイアには加熱処理が施され、本来の美しさがより引き出されます。パパラチアサファイアの認定については、ダイヤモンドのような統一された基準値はなく、鑑定機関によって判断基準はばらばらです。

パイリン産(タイ・カンボジア国境)

タイ・カンボジア国境付近パイリンでは、15世紀頃からサファイアの産出があったのだそう。本格的な採掘が開始されたのは1800年代後半からですが、近年は紛争が起こっていた地域でもあります。

 

かつてパイリンはサファイア産出の50%以上を独占しており、品質の評価も大変高かったようです。1960年代後半までは重要な地位を占めていましたが、他国の最高品質のサファイアと比べると濃淡が濃すぎる傾向があり、見劣りしてしまうものも多くみられます。

オーストラリア産

非常に濃い青色が特徴。1カラット僅か1,000円程度しか値が付かないサファイアも存在します。状態の良いサファイアを除けば、ファッションアクセサリーとして用いられることが殆どです。

ナイジェリア産

1980年代頃から市場に出回るようになったナイジェリア産サファイア。低品質から高品質のサファイアまで様々に産出されます。品質が良いものはスリランカ産サファイアと似ており、紫の色味が見られるのが特徴です。

カンチャナブリ産(タイ西方)

タイ西方にあるカンチャナブリは、新しいサファイアの産出国。カンチャナブリ産のサファイアは、僅かにグレーが入っていることが特徴です。加熱処理技術が発展した現在、段々と注目されるようになりました。

サファイアの加熱処理とは?

先ほどの章で〈加熱処理〉〈非加熱〉という言葉を使いましたが、これはどういった技術なのでしょうか?少し詳しく解説していきましょう。

 

サファイアは宝石の色を美しく見せるため、加熱処理加工が施されることが一般的です。現在では、90%以上が加熱処理されたものだといわれています。融点に近い1800度の高温で長時間加熱処理をすると、くすんだ色の宝石は濃い色に変化し、透明でビロードのような美しい色合いになるのです。

 

一方で加熱処理という加工方法には、サファイアの内部組織を壊してしまうというデメリットも…。良質なインクルージョン(内包物)を持つ天然のサファイアにとっては、加熱処理が最良だとは言えません。

 

この他にも、〈拡散加熱処理〉というものがあります。色の変更や強調を目的とし、サファイアの原子内に特定の違う元素を浸透させ変更する方法です。人為的に元々の色とは全く異なる色に変えてしまうため、一般的な加熱処理が施されたサファイアより評価が著しく低くなってしまいます。

 

本来の色が十分に美しいサファイアは、天然の状態である〈非加熱〉で市場に出回ることも。極めて高い評価となる非加熱のサファイアは希少価値も高く、加熱処理をされたサファイアの数倍、数十倍もの価格で取引が行われます。

サファイアの評価基準

サファイアの評価基準は〈カラー〉〈クラリティ〉〈テリ〉〈カラット〉の4つです。これらを総合的に評価し、その価値が決定されます。

カラー(色)

カラーはサファイアの価値を左右する重要な要素。価値が最も高いとされるのは〈ブルーサファイア〉で、鮮やかで強い彩度を持つほど高評価となります。全ての基準をクリアし最高品質と認定されたサファイアには、〈ロイヤルブルー〉という称号が付けられます。

クラリティ(透明度)

高評価となるのは、インクルージョン(内包物)が少なく透明度の高いサファイアです。しかしながらインクルージョンが全く無いサファイアは存在しません。インクルージョンの箇所が、透明度や品質にどれほど影響しているかで評価が変わります。

テリ(輝き)

サファイアのカットバランスが優れていれば輝きが増し、より高品質であると評価されます。サファイアは色にムラがあるため、最適な比率でカットされているかが重要です。石の個性を的確に見極められるかで、美しさが決まると言っても過言ではありません。職人の技術が一番試される工程です。

カラット(質量)

カラットは重さを表す単位で、宝石全般に使われます。かつては国によってカラットの規定が異なっていましたが、1907年に〈1カラット=0.200g〉で統一されました。カラットは、サファイアにおいても当然重要視される項目です。同品質のサファイアである場合、より重い方が高評価となります。

高評価となるポイントは?

サファイアの評価基準は、先述の通り〈カラー〉〈クラリティ〉〈テリ〉〈カラット〉の4つの要素です。これ以外に高評価となるポイントとしては、〈ブランド品であるか〉〈鑑別書・付属品の有無〉などが挙げられます。

 

お手持ちのサファイアの指輪・ネックレス・イヤリングがブランド品であるかは、査定時に鑑定士がチェックする大変重要なポイントです。例えば、〈ハリー・ウィンストン〉〈ヴァンクリーフ&アーペル〉〈カルティエ〉などといったハイブランドのお品である場合は、これを加味して高値を提示することができます。

 

鑑別書に関しては、これが無い場合でも査定・買取はもちろん可能です。しかし鑑別書があれば、より正確な査定が迅速に行えます。

 

宝石やジュエリーに限った話ではありませんが、算出される査定金額はお店によって全く異なります。サファイアやルビー、エメラルドなどといった色石は価値の見極めが非常に難しく、専門の知識や買取経験のない鑑定士や買取店に査定依頼をした場合、低い金額で見積もられてしまうことも…。大切なお品だからこそ、しっかりと価値に見合った評価を期待したいですよね。

 

宝石・ジュエリーの買取は、お店選び・鑑定士選びが大変重要であるということがお判りいただけたでしょうか?

最後に

買取専門店『くらや松戸店』は、サファイヤをはじめとした宝石・ジュエリーの高価買取実績を多数持っております。査定・鑑定を行うのは、宝石の真贋判定や査定経験が豊富なプロの鑑定士。ただ査定額をお伝えするだけでなく、「これも買取ってもらえるの?」といったご相談や、遺品整理・片付けのお悩みまで、お客様のご要望をしっかりとお聞きします。

 

店舗への持ち込みが困難な場合や、「他にも査定してほしいものがたくさんある」というお客様へは、当店の〈出張買取〉がお勧めです。クローゼットから押し入れ、遺品整理中のお部屋などまるごと拝見させていただければ、必ず価値あるものを見つけます。片付けや部屋の整理でお困りの方も、お気軽にお問合せください。

 

査定・相談・出張費用は全て無料です。皆さまからのお電話やご来店を、心よりお待ちしております。

 

 

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店舗:くらや 松戸店
住所:千葉県松戸市常盤平3丁目9-19

電話:047-712-0215

営業時間:10:00~18:00

定休日:水曜日

 

 

 

 

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