千葉県松戸市　宮島詠士の掛け軸買取り｜書画・絵画の高価買取！！ | 骨董品などの遺品整理・買取は口コミで評判の買取専門店【くらや】

こんにちは！ 美術品買取り専門店「くらや松戸店」です。

本日は、

明治から昭和前期にかけて活躍した

書道家「宮島 詠士」の掛け軸の買取りのご紹介をします。

こちらは美術品蒐集が好きだった

祖父の遺品整理をしていた際に出てきた掛け軸で、

遺族の方々で興味のある人がいなく

処分しようと思い当社へご相談いただいたものです。

古い掛け軸や屏風、額装された絵画などは、

作者がわからず（忘れてしまったり）放置されることが

多いと思います。

そのような時は、

専門の鑑定士に見てもらうのが一番です！

古い書画は真贋判定はもちろん、

価値を調べようにも難しく、

取扱経験豊富でしっかりと

値段が踏める買取店は少ないと思います。

旧家のお蔵にあるような古い書画掛軸でなくても、

昭和30年代から40年代にかけて購入された掛け軸の中に、

いま価値が大きく上がっているものがあります。

作者の分からない書画掛軸、絵画などの査定買取りは、

経験豊富な鑑定士のいる「くらや松戸店」まで

是非ご相談下さい。

宮島 詠士（1867～1943）とは？？

慶応3年（1867年）山形県米沢市生まれの能書家。教育家。

名は吉美

通称は大八

字は詠士

号に詠而帰廬主人があります。

政治家の宮島誠一郎を父とした宮島詠士は

幼少の時に父母と共に上京し、

11歳で勝海舟の門に入りました。

明治17年（1884年）、

東京外国語学校の支那語科を卒業。

明治20年（1887年）に中国に留学。

8年にわたり経学、文学、書法を張裕釗に師事。

帰国後は、

日中交流を担う次世代の教育のために

多くの中国語教科書を編集した。

東京帝国大学文学部講師。

東京外国語学校講師。

昭和18年7月9日に没するまでの約50年間、

東京の麹町他で中国語塾、善隣書院を経営し、

院長として教育に尽力しました。

宮島詠士の父、貴族院議員宮島誠一郎は、

幕末から明治の激動の時代に

米沢藩の代表的人物として活躍した

真面目な大陸経綸家の一人で、

中央政界や中国の要人たちと交流がありました。

詠士を早くから勝海舟の門人に入れたり、

中国語を学ばせたりした事も、

一貫した誠一郎の思想によるものでした。

宮島詠士は、

張裕釗が亡くなる明治27年（1894年）までの

8年にわたり、裕釗に経学、文学、書法を学びました。

特に張裕釗の筆法についてその真髄を極め、

詠士が日本へ帰国する時、

張裕釗は『中国の書東す』（中国の書道、日本に移る）

と言って詠士を惜しんだそうです。

詠士は一生の間、

張裕釗の用筆を誇示して日本にその書風を伝え、

「張裕釗といえば宮島詠士」と評されました。

宮島詠士は帰国後、

日中交流を担う次世代の教育のために多くの

中国語教科書を編集しました。

詠士は「書」とは自分自身との対話であり、

戦いであり、自己成長のものだ、と説いています。

自分が書いた書を

『どんなもんじゃい！俺ってこんなに書けるんだぞ！』

と言わんばかりの展覧会なんて出すべきではない！

と言っていたそうです。

詠士の作品に度々見られる

筆に水分を多く含ませて滲みを作る筆法は、

詠士の独特な書の世界をつくり出しています。

↓↓　くらや 松戸店はこちらです　↓↓

千葉県松戸市で美術品・骨董品の高価買取

松戸市周辺の出張査定、出張買取も対応いたします！！
柏市、鎌ヶ谷市、市川市、白井市、印西市、船橋市、流山市、習志野市、我孫子市、八千代市、千葉市、浦安市、新松戸、馬橋、新八柱、北小金、南柏、流山おおたかの森、新鎌ヶ谷、本八幡、西船橋、京成西船橋、京成船橋、津田沼、京成津田沼、新津田沼、海浜幕張、稲毛、新浦安、舞浜、妙典、行徳、南行徳、勝田台

などにお住いのお客様は出張買取も対応しています！！

店舗：くらや 松戸店
住所：千葉県松戸市常盤平3丁目9-19
電話：047-712-0215
営業時間：10：00～18：00