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2026.07.01
松山店

【四国中央市の出張買取】川島猛とは?作品の魅力や絵画査定のポイントを解説|買取専門店 くらや 松山店

8:58 am

第1章|四国中央市の出張買取エピソード、「川島猛」の作品を買い取りました。

愛媛県松山市のイオンスタイル松山3階にある買取専門店 くらや 松山店では、絵画や掛軸、骨董品、美術品、茶道具などの店頭買取・出張買取を行っております。松山市内はもちろん、四国中央市や新居浜市、西条市、今治市など愛媛県内各地からも多くのご相談をいただいており、ご実家の整理や遺品整理、生前整理をきっかけにご利用いただく機会も増えています。

先日も、四国中央市にお住まいのお客様より、「実家の整理を進めているので、一度見に来てもらえませんか」と出張買取のご依頼を頂いた際のエピソードをご紹介します。

お客様からお話を伺うと、ご両親が長年住まわれていたご実家を整理されることになり、家具や骨董品、美術品などを少しずつ整理している最中とのことでした。両親が集めたり、もらった絵画が何点かあり、「価値があるものなのか分からないものも多く、一度専門店に見てもらいたい」とインターネットで検索して、当店にご相談いただきました。

ご自宅へお伺いすると、応接間や廊下には長年飾られていた絵画が複数あり、その中の一枚に「川島猛」のサインが入った作品がありました。サイズはそれほど大きくない作品ではありましたが、アクリルで描かれた肉筆画(本人がちゃんと描いたもの)でした。

お客様によると、祖父が絵を書くことが趣味で、二科展に作品を出品していたこともあるそうで、その際に知り合い交友があったことは聞いたことがあるとの事でした。「川島猛」は香川県出身の現代美術家です。祖父も出身が香川県だったそうなので、同郷ということもあり親交が深まったようです。お客様自身はその作品が「川島猛」の作品とも分かっておらず、査定の時に説明したことで、祖父との思い出もよみがえったと喜ばれていました。

その他の商品も、作品の状態やサイン、技法などを一点ずつ確認し、現在の市場動向も踏まえて丁寧に査定を行いました。さらに、絵画だけでなく、ご自宅にあった陶器や掛軸、美術品などもあわせて見せていただき、無事に成約となりました。

査定後には、「丁寧に見てもらえたので安心しました。捨てなくて良かったです」とのお言葉をいただき、当店としても大変うれしいご依頼となりました。

絵画は作者が分からなかったり、有名な画家であっても市場でどのように評価されているのか知らなかったりすることが少なくありません。

そのため、「古いから価値はないだろう」「大したものではなさそう」等、思い込みでそのまま処分してしまうケースも耳にします。価値あるものを思い込みで処分してしまうのは非常にもったいないです。また、ご家族が大事にしてきたものを次につなぐためにも、処分前に一度専門店へご相談することをおすすめいたします。

 

今回のブログでは、買取エピソードで出てきた、香川県出身の現代美術家「川島猛」についてご紹介していこうと思います。後半では、絵画の買取の際のポイントなどもご紹介しますので、最後までお付き合いください。

第2章|川島猛とは?ニューヨークで独自の表現を築いた現代美術家

まずは、川島猛の歩みを簡単な略歴でご紹介します。

【川島猛 略歴】

1930年 香川県高松市に生まれる

・香川県立高松工芸高等学校を卒業

1954年 武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)に入学、翌年中退

1963年 ニューヨークへ渡り、本格的な創作活動を開始

1967年 ニューヨーク・ワーデル画廊で初個展を開催

・以降、ニューヨークを拠点に数多くの個展や展覧会を開催

・作品は高松市美術館をはじめ、国内外の美術館や企業コレクションに収蔵

2010年 瀬戸内国際芸術祭に参加

2016年 活動拠点をニューヨークから高松市へ移す

2019年 「川島猛アートファクトリー」がミュージアムとして一般公開

川島猛は1930年、香川県高松市に生まれました。幼い頃から絵を描くことに親しみ、香川県立高松工芸高等学校を経て、武蔵野美術学校(現在の武蔵野美術大学)油絵科に入学、翌年には中退。

学生時代から独創的な表現を追求し、卒業後は画家として活動を開始しました。1950年代には、日本を代表する公募展の一つである二科展へ積極的に作品を出品し、自身の表現を発表する場を広げていきます。当時から既成概念にとらわれない制作姿勢が注目され、国内で経験を積み重ねながら、画家として着実に歩みを進めていきました。

そして1963年、新天地を求めて、世界の現代美術の中心地であったニューヨークへ渡ります。当時のニューヨークには世界中から芸術家が集まり、新しい芸術表現が次々と生まれていました。その刺激的な環境の中で制作を続けたことが、川島猛の作品を大きく成長させる転機となります。

1967年にはニューヨークのワーデル画廊で初個展を開催。この個展が転機となり、その後も数多くの個展やグループ展に参加し、日本人画家として国際的な評価を高めていきました。

川島猛の作品は、故郷である香川県の高松市美術館をはじめ、国内外の美術館や企業コレクションに収蔵されています。また、長年にわたりニューヨークで活動しながらも日本とのつながりを大切にし、2010年には瀬戸内国際芸術祭にも参加しました。2016年には活動拠点を高松市へ移し、現在では「川島猛アートファクトリー」を通じて、その作品や創作活動に触れることができます。

このように川島猛は、日本国内だけでなく海外でも高く評価された現代美術家です。その独創的な作風は多くの美術ファンやコレクターを魅了し、現在でも作品は美術市場で注目されています。

では、川島猛の作品はどのような魅力を持ち、多くの人々を惹きつけてきたのでしょうか。次章では、代表作やシリーズを交えながら、その魅力について詳しくご紹介いたします。

8:58 am

第3章|川島猛作品の魅力と代表作について

川島猛の作品は、一目見ただけで強い印象を受ける独創的な表現が特徴です。鮮やかな色彩と大胆な構図、そして幾何学的なフォルムを組み合わせた作品は、見る人によってさまざまな印象を与えます。

ニューヨークで長年活動した経験を持つ川島猛ですが、その作品には日本人ならではの繊細な感性と、海外で培われた自由な発想が融合しています。抽象画でありながら冷たい印象はなく、色彩や形が生み出すリズムや躍動感、生命力を感じられることが、多くの人を惹きつける理由の一つです。

特に代表作として知られるのが、「Red & Black(レッド・アンド・ブラック)」シリーズです。

その名のとおり、赤と黒という対照的な色彩を中心に構成された作品群で、シンプルな色使いでありながら力強さと緊張感を兼ね備えています。大胆な曲線や円、帯状のモチーフが画面いっぱいに描かれ、見る角度や距離によって印象が変化するのも大きな魅力です。装飾を極力省きながらも豊かな表現力を持つ作品は、国内外のコレクターから高い評価を受けています。

また、「Dreamland(ドリームランド)」シリーズでは、これまでの作品とは異なる柔らかな色彩や幻想的な空間表現が取り入れられています。自由な発想で構成された画面は、見る人それぞれが異なるイメージを思い描くことができ、抽象画ならではの楽しみ方を味わうことができます。

そのほかにも、「Kaleidoscope(カレイドスコープ)」や「Spiral(スパイラル)」など、色彩や形状の変化を巧みに取り入れたシリーズを数多く制作しました。どのシリーズにも共通しているのは、「同じ表現を繰り返さず、常に新しい表現へ挑戦し続けた」という川島猛の探究心です。

川島猛の作品は、一見するとシンプルな抽象画に見えるかもしれません。しかし、実際には色彩の組み合わせや構図、画面全体のバランスが緻密に計算されており、見るたびに新たな発見があります。そのため、美術館で何度も鑑賞したくなる作品として、多くの美術ファンから親しまれています。

また、現代の住宅やオフィスにも調和しやすいデザイン性の高さも魅力の一つです。和室・洋室を問わず飾りやすく、インテリアアートとして作品を求めるコレクターも少なくありません。国内だけでなく海外でも評価されていることから、美術市場においても安定した人気を保っています。こうした芸術性の高さから、川島猛の作品は、東京国立近代美術館、故郷・香川県にある高松市美術館をはじめ、香川県立ミュージアムに収蔵されており、郷土を代表する現代美術家として高く評価されています。また、活動の拠点として長年過ごしたアメリカでも作品が評価され、**ニューヨーク近代美術館(MoMA**をはじめとする海外の美術館や企業コレクションにも作品が収蔵されています。

さらに、高松市には「川島猛アートファクトリー」が設けられており、川島猛の作品や創作活動に触れることができる施設として、多くの美術ファンが訪れています。

このように、日本だけでなく世界でも高い評価を受けていることが、川島猛という画家の大きな魅力の一つといえるでしょう。

では、このような美術作品は、どのような点が査定の評価につながるのでしょうか。次章では、川島猛作品をはじめとした絵画を査定する際のポイントや、ご売却前に知っておきたい注意点についてご紹介いたします。

8:58 am

第4章|絵画を査定する際のポイントと、ご売却前に知っておきたい注意点

絵画は、作者が有名だから必ず高く評価されるというものではありません。同じ作家の作品であっても、制作年代や人気のシリーズかどうか、描かれている技法、保存状態などによって評価は大きく異なります。

ここでは、絵画を査定する際に確認する主なポイントをご紹介します。

 

  • ①まず重要になるのが先品の真贋です。有名な作者の作品ほど、偽物も多く出回っているのが現状です。くらや 松山店の店頭に持ち込まれる商品にも、偽物やコピー品の持ち込みが少なくありません。持ち主の方が偽物と知らずに所持していることも多く、査定の際に偽物と分かってがっくりされることもあります。作品にサインが入っていても、それだけで真作と判断されるわけではありません。作品の特徴や筆遣い、技法、来歴などを総合的に確認しながら査定を進めます。また、所定鑑定人のいる作家に関しては鑑定機関の鑑定書がないと基本評価してもらうことは難しいでしょう。
  • ②次に大事なポイントは、作品の状態です。絵の具のひび割れの有無、直射日光による色あせやシミ、カビ、破れ、など、状態を確認していきます。どんなに評価のある作家の作品でも、状態が悪いと大幅に価値が下がります。飾るときには直射日光の当たらないところに飾る。湿度に注意する等、気を付けていただけたらと思います。
  • ③作品の技法やシリーズも評価に影響のあるポイントです。作家の代表的な技法で作成されているか、人気のシリーズであるかなどが重要となります。またシルクスクリーンやリトグラフ、木版画等、複数枚作成されている作品は、制作数なども確認するポイントです。

 

ここまで、絵画の査定ポイントを3点ご紹介しましたが、その他にも、作品のサイズ、共箱・共シールの有無など見るポイントは多岐に渡ります。作品を購入した際の保証書や鑑定書、箱、展覧会の図録などの資料が残っている場合は、査定の参考になることがありますので一緒にお持ちいただくことで、スムーズな査定につながりますので一緒に持っていくようにしましょう。このように絵画を査定するのには、専門知識が必要になってくる場合が多いため、絵画の知識の豊富な専門店へ相談することが大事です。買取専門店 くらや 松山店では専門スタッフがしっかりと確認させていただきます。

 

第5章|まとめ

今回は、四国中央市でご依頼いただいた出張買取のエピソードをもとに、香川県出身の現代美術家・川島猛についてご紹介しました。

川島猛は、1963年にニューヨークへ渡り、日本人ならではの感性と世界的な視点を融合させた独自の作品を数多く生み出しました。その作品は現在も国内外で高く評価され、美術館や企業コレクションに収蔵されるなど、日本を代表する現代美術家の一人として多くの人々に親しまれています。

また、絵画の査定では作者だけでなく、真贋や作品の状態、技法、シリーズ、保存状態など、さまざまな要素を総合的に判断することが重要です。一見すると価値が分からない作品でも、美術市場では思わぬ評価につながることもあるため、ご自身の判断で処分してしまう前に、一度専門店へ相談されることをおすすめいたします。

買取専門店 くらや 松山店では、川島猛をはじめとした現代美術作品はもちろん、日本画、洋画、版画、掛軸など、幅広い絵画の査定・買取を行っております。また、四国中央市をはじめ愛媛県内への出張買取にも対応しておりますので、大型の作品や点数が多い場合でもお気軽にご相談ください。

「価値があるか分からない」「作者が誰なのか分からない」「実家の整理で絵画が出てきた」といったご相談も歓迎しております。

お客様やご家族が大切にされてきた作品を、次に必要とされる方へつないでいくことも、私たちの大切な役割だと考えています。絵画のご売却をご検討の際は、ぜひ買取専門店 くらや 松山店までお気軽にご相談ください。

 

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買取専門店 くらや 松山店
電話089-950-4334
営業時間10:00~19:00
住所愛媛県松山市天山1丁目13-5 イオンスタイル松山3階
アクセス 伊予鉄道横河原線 いよ立花駅より徒歩7分

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