
もくじ
遺品整理をしていると、一つの家からまったく異なる種類の品物が見つかることがあります。
金やプラチナのアクセサリー。
古い腕時計。
陶磁器や美術品。
「金は貴金属店、時計は時計店、骨董品は骨董店へ持って行くべきなのだろうか」
こうした疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。
8月、くらや旭川店では剣淵町の遺品整理に伴い、貴金属アクセサリー、ラドーの腕時計、柿右衛門など複数ジャンルのお品物をまとめて査定する機会がありました。
今回はこの事例から、遺品整理で種類の違う品物が一度に出てきた場合の考え方をご紹介します。
今回のお客様は30代の男性です。
東京から剣淵町へ片付けに来られていました。
ご相談のきっかけは片付け業者様からのご紹介です。
今回は出張査定で対応しました。
お品物には、
貴金属アクセサリー
ラドーの腕時計
柿右衛門
などが含まれていました。
つまり、一つの家の中から「貴金属」「時計」「骨董・美術」という異なるジャンルの品物が出てきた事例です。
お客様は当初、貴金属アクセサリーについては東京へ持ち帰ってから売却することも考えていたそうです。
また、当店以外の査定も受けていたとのことでした。
その中でくらや旭川店でも一つずつ確認し、査定結果をご説明しました。
最終的には査定内容と金額にご納得いただき、貴金属だけではなく腕時計や骨董・美術品も含めてまとめてお任せいただくことになりました。
さらに片付けはまだ途中とのことで、
「また何か出てきたら次もお願いしたい」
というお話もいただきました。
遺品整理は、一度の査定ですべてが終わるとは限りません。
片付けを進める中で、後から別の品物が出てくることもあります。
長く暮らしてきたご自宅には、その方の人生とともにさまざまな物が蓄積されています。
アクセサリーが好きだった方。
腕時計を集めていた方。
陶磁器や絵画が好きだった方。
旅行先で工芸品を購入していた方。
一つの家に複数ジャンルが存在するのは自然なことです。
問題は、ご家族がそのすべてに詳しいとは限らないことです。
「これは金だと思う」
「この時計は聞いたことがない」
「この器は普通の食器なのか、何かあるのか分からない」
という状態から整理が始まることもあります。
今回の事例には柿右衛門のお品物も含まれていました。
遺品整理では、食器棚や飾り棚にある陶磁器を「古い食器」としてまとめてしまうことがあります。
しかし、陶磁器には作家、窯、年代、意匠、保存状態など、確認すべきポイントがあります。
もちろん、古い物だから必ず高価というわけではありません。
重要なのは、価値が分からない段階で一律に処分しないことです。
箱や付属品、由来が分かるものが残っている場合は、それらも一緒に確認すると判断材料になります。
今回お預かりした腕時計にはラドーがありました。
腕時計の場合も、
ブランド
モデル
年代
状態
付属品
現在の市場需要
などを確認します。
以前この旭川店では、グランドセイコーやロレックス、ジャガールクルトなどの査定事例もありました。
同じ「腕時計」というカテゴリーでも評価方法は一律ではありません。
そのため、遺品整理で見つかった時計について「古いから価値はない」と決めてしまうのは早い場合があります。
複数ジャンルをまとめて相談するメリットは、単純に手間が減ることだけではありません。
遺品整理では、
残す物
家族へ譲る物
売却する物
処分する物
を判断していかなければなりません。
価値が分からない品物が大量に残っていると、その判断が止まってしまいます。
査定によって一定の価値が把握できれば、「これは売却する」「これは家族で残す」と整理を進める材料になります。
特に遠方から実家の片付けに来ている場合、滞在できる時間が限られていることもあります。
今回のように東京から北海道へ来られているケースでは、一度に複数ジャンルを相談できること自体が整理を進める助けになります。
今回のお客様は、片付け業者様からのご紹介でした。
遺品整理や実家じまいでは、片付け業者へ依頼するケースもあります。
その過程で価値がありそうな物が見つかり、買取店へ相談する流れになることがあります。
片付けと買取は目的が異なります。
処分を進める前に査定を挟むことで、売却できる物を確認できる場合があります。
くらや旭川店では、旭川市内だけでなく、内容に応じて道北・道東方面への出張査定にも対応しています。
今回の剣淵町もその一例です。
店長は査定歴15年以上で、ブランド・宝飾品オークションの管理部門で年間10億円以上の商品管理・取り扱いに携わってきた経験があります。
現在は貴金属やブランド品だけでなく、時計、骨董品、美術品なども含め、遺品整理で見つかったさまざまなお品物をご相談いただいています。
遺品整理では、金やブランド品だけが出てくるわけではありません。
今回の剣淵町の事例では、
貴金属アクセサリー
ラドーの腕時計
柿右衛門
という異なるジャンルのお品物が一つの整理現場から見つかりました。
ご家族がすべての価値を判断する必要はありません。
「これはどこへ持って行けばいいのだろう」
という品物が複数ある場合は、まとめて相談する方法もあります。
旭川市内はもちろん、剣淵町をはじめ道北方面で遺品整理・実家じまいを進めている方も、処分する前にくらや旭川店へご相談ください。