店舗ブログ
松戸店
2019/10/18

千葉県松戸市 骨董品の買取り|彫刻 装飾美術|根付って聞いたことありますか?

骨董品 根付 彫刻 装飾美術品 買取り 買取専門店 くらや松戸店

 

 

いつもご観覧いただき、ありがとうございます。

 

根付をはじめ、彫刻装飾美術品など骨董品

 

買取専門店『くらや松戸店』でございます。

 

 

先日、ご自宅の片付けをされているお客様の

 

ご来店がありました。

 

お父様が亡くなられ、

 

その遺品を整理している途中で、

 

価値がありそうなものを持ってきた

 

とのことでした。

 

お持ちいただいたお品物は、

 

お父様が集められていたものだそうで、

 

掛け軸、茶碗、根付、キセル、煙草盆などが

 

ありました。

 

 

すべて100年以上経っているお品物のため、

 

世界基準でいうと骨董品なのですが、

 

日本基準では骨董品に当てはまらない

 

お品物も出てきます。

 

というのも日本の場合、

 

骨董品の概念として〈古い〉ことに加えて、

 

〈希少〉であることも含まれるため、

 

100年以上経っているからといって

 

骨董品と認められるわけではないのです。

 

あいまいでややこしいですが、

 

今回お買取りをした根付骨董品です。

 

 

根付(ねつけ)」。

 

ほとんどの方が

 

聞き馴染みのない言葉かもしれません。

 

その名を聞いて、どんなものか想像できますか?

 

うーん…。なんか古そうなイメージ!?ですよね。

 

古そうなイメージ…、はずれではないです。

 

 

根付というのは、

 

昔、侍や町人が

 

煙草入れや印籠(薬などを入れる携帯用容器)、

 

お金を入れる巾着を帯に吊るす際に

 

滑り止めとして使われた留め具のことです。

 

大きさはほとんどが数センチほどで、

 

必ず紐を通すための穴が開いています。

 

根付の材料には、

 

木や象牙、動物の角や金属、陶器、ガラス、

 

珊瑚など様々なものが使われています。

 

…わかりにくいですかね?

 

現代風に言うと「携帯ストラップ」です!

 

こっちの方がわかりやすいですね。

 

 

着物が主流の時代の必需品と言っていい程、

 

根付は実用的に使用されていました。

 

はじめは実用品としての立ち位置でしたが、

 

徐々にそのデザインや細工が凝られるようになり、

 

ファッションの一部となっていきます。

 

現在でいう

 

男性の腕時計やアクセサリーのような存在です。

 

 

根付の歴史についてですが、

 

具体的にいつから使用されていたものなのかが

 

定かではありません。

 

ただ、

 

江戸時代初期ごろの浮世絵などに

 

描かれていることから、

 

少なくともそれまでには使用されていたものと

 

考えられています。

 

江戸時代初期の根付は、

 

実用性重視でデザインも

 

簡素な物が多かったようです。

 

 

ここで鑑定士からの

 

ワンポイントアドバイスですが、

 

簡素なものが多いということは、

 

同じ時代のもので

 

デザインや細工に凝った根付があれば、

 

それは大変希少で価値があるということになります。

 

ただ、

 

当時の歴史背景でいえば、

 

大名クラスでないと

 

所持することは難しかったといえます。

 

ご家族のどなたかが昔、

 

コレクションされていた

 

古そうでデザインが凝った根付

 

ご自宅に眠っていないでしょうか?

 

 

話は戻りますが、

 

その後、根付を製作する作家も増え、

 

自らの技術力を鼓舞するように

 

デザインや細工にこだわったものが

 

作られるようになっていきます。

 

このおかげで根付業界はどんどん発展し、

 

一般町人でも自分のこだわりに合った

 

根付を所持することが

 

可能な時代となっていきました。

 

江戸時代後期に入って

 

爆発的に流行することになるのです。

 

この頃になると根付の収集家も現れ始めます。

 

 

しかし、

 

幕末頃から西洋の文化が入ってきました。

 

日本人の文化形態が

 

大きく変わり始めたことにより根付の人気は衰え、

 

下火になっていきます。

 

ただ、

 

それと同時に西洋人が根付に興味を持ち始め、

 

幕末には大量の根付が輸出されました。

 

その為、日本発端の根付ですが、

 

日本人より海外の方が知っている方が多いのです。

 

 

日本において根付の人気が衰退し、

 

特に明治時代に入って生産が激減した頃を境に、

 

それまでの根付を〈古根付(こねつけ)〉、

 

それ以降の特に昭和・平成の根付

 

〈現代根付(げんだいねつけ)〉と呼びます。

 

 

以上、簡単ですが根付のお話でした。

 

 

「これは何?」

 

よくわからないものでも

 

店頭に持ってきていただければ、

 

プロの鑑定士がどういうものなのか

 

ご説明いたします。

 

捨てようと思っていたものが、

 

実は価値のあるものだったということは

 

よくあるお話です。

 

 

「よくわからないものがたくさんあって、

 

片づけたいんだけど腰が重くて。」

 

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我々は経験豊富なため、

 

要るもの要らないものの仕分けを

 

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ちょっとしたご相談も大歓迎ですので、

 

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皆様からのお電話・ご来店を、

 

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