千葉県松戸市　銀貨の歴史｜出張買取｜古銭/一圓銀貨・一分銀の買取り | 骨董品などの遺品整理・買取は口コミで評判の買取専門店【くらや】

千葉県松戸市で古銭の高価買取を行っております

『くらや松戸店』です。

お客様が随分前にコレクションしていた

一圓銀貨と一分銀をお持ち込みいただきました。

家の片付けをした際、まとまって出てきたので

一度信頼できるところで査定してもらおうと、

思われたとの事でした。

丁寧な説明をさせていただき、

買取りとなりました。

今回は買取り件数の多い『銀貨』について

説明します。

『銀貨』とは、その名の通りズバリ、

銀(Silver)という貴金属で作られているお金です。

銀といっても、

古い時代は純銀でない場合が殆どです。

その昔、

銀は銀そのものが現在のアメリカドルのように

国際的なお金の役割を持っていました。

ただ、

銀は相場が日々変動しお金としては不便なため、

その銀に様々な国がお金としての価値の保障を

入れた物が銀貨になりました。

そのため、古代から現在にかけて世界中で

様々な種類の銀貨が発行され、

日本でも長い歴史の間に多くの銀貨が作られ、

人々に使用されていました。

国の威信をかけて美しくデザインされた銀貨は、

コイン収集の王道であり、コイン収集家たちの中で

一番人気のあるジャンルです。

なにより日本人、

いや日本にとって銀というのは馴染み深く、

世界から見た日本のイメージとして

一般的に強いのは、

マルコ・ポーロの「黄金の国ジパング」

というのがありますが、

それだけではありません。

戦国時代にお詳しい方ならピン！と

来たかもしれませんが、

日本は世界的に見てもメキシコ・ペルーに

並んで非常に銀が出た国としても有名です！

16世紀、世界で流通した3分の1ともいわれるほど

多くの銀を産出したとして世界遺産に登録された

石見銀山が有名ですが、石見に代表されるように

西日本には多くの銀山があり、

日本は中世後半を通して莫大な量の銀を

産出しました。

その莫大な量の銀が

西日本の商人や宣教師たちによって輸出され、

新世界(南北アメリカ大陸)産の銀と共に

当時、世界の中心であった西欧の銀相場を

破壊するほどだったそうです。

その後の江戸時代～明治時代にかけても

日本では戦国時代ほどではないですが、

銀を産出し続けました。

そのため、江戸時代～明治にかけて

多くのお金に銀が使われています。

主な物として、

●江戸時代の銀貨

一分銀・一朱銀・丁銀etc

●明治時代の銀貨

貿易銀・一円銀貨・五十銭・二十銭・十銭etc

このほか、大正時代の初めにも各種銀貨があります。

特に一圓銀貨・貿易銀には高額品も

多くありますので高額査定も期待できます。

また、

昭和のコインブーム時に海外の銀貨も

多く入ってきており、

特に中国の銀貨には驚くような高額品も多いです。

が！

銀貨はコレクターが多かったため、

高額品になるにつれ贋物が非常に多く存在します。

特にスーパーコピーとも呼ばれるほど

精巧な同じ素材・最新技術を使い一見本物と

見分けが付かない物もありますので、

ぜひお問い合わせください。

最後に、

銀貨はその使用されている銀という素材の特性上、

経年の酸化で黒ずみます。

汚く見えますが、

それが時代を示す貴重な汚れであり、

絶対に落としてはいけません。

くれぐれも歯磨き粉やピカールなどで

磨かないようにして下さい。

磨いたものは価値が激減してしまいます。

以上、銀貨についてでした。

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