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掛け軸・絵画
2018/08/02

岡田謙三【画家】

1902年に生まれ、昭和末期まで活躍した画家です。

 

画家として活動するようになってからは

 

当初は具象画を描いていたものの

 

渡米をきっかけに抽象画を描くようになりました。

 

日本ならではの幽玄的な感性を取り入れた

 

画風を確立したと共に、その画風を

 

『ユーゲニズム(幽玄主義)』と称し提唱しました。

 

 

 

ここではその岡田謙三の生涯をご紹介していきます。

 

岡田謙三(おかだけんぞう)

 

 

横浜で生まれ育った岡田は、20歳の時に

 

東京美術学校西洋画科に入学しましたが

 

2年後には中退しフランスへ渡りました。

 

パリでは同じく画家の藤田嗣治や

 

海老原喜之助らと親交し

 

同地で当時活躍した作家たちの作品や芸術性に

 

強い感銘を受けたと言われています。

 

 

 

約3年後に日本に帰国した岡田は

 

1929年の二科展で初入選を果たし

 

35歳の時には二科展の会員となりました。

 

その後48歳の時にはアメリカへ渡り

 

当時抽象主義が発展していたニューヨークで

 

制作活動を開始します。

 

この期間に自身の独特の画風となる

 

ユーゲニズムを確立した岡田は、

 

有力な画商であったベティ・パーソンズの画廊で

 

初めての個展の開催を行いました。

 

この個展は大きく成功を治め、アメリカの地で

 

「岡田謙三」の名と「ユーゲニズム」の名を広めた

 

大きなきっかけとなっています。

 

また、アメリカ滞在中には

 

コロンビア絵画ビエンナーレや

 

ユネスコ絵画コンテストなど

 

多くの作品展に作品を出品し

 

優秀な賞を数多く受賞しました。

 

 

 

1960年には岡田はアメリカ市民権も獲得し

 

日本と往復しながら晩年まで

 

制作活動を続けています。

 

 

 

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