淡島雅吉(あわしままさきち)
ガラス工芸家の淡島雅吉は、1913年に
東京都新宿区に生まれました。
20歳の時に日本美術学校図案科を卒業後
染色工芸家の広川松五郎の助手になり、
翌年に講師となりました。
そして、1935年に
東京各務クリスタル製作所図案部に入所すると
本格的にガラスの研究を始めます。
30代半ば頃には、東京保谷クリスタル硝子製造所に
工芸部が創設され、その工芸部長に就き数年後には
淡島ガラス・デザイン研究所を設立しました。
そして、1953年に皇太子殿下外遊記念切手図案に入選、
毎日新聞賞を受賞し、それから1957年まで
通産省意匠奨励審議会専門委員を務めます。
さらに、翌年には淡島ガラス株式会社を創立し、
日本インダクトリアルデザイナー協会の創立会員や
桑沢デザイン研究所講師なども務めました。
そして、43歳の時には工業デザイン調査団として渡米し
欧州各国を巡歴しています。
帰国後、1959年にアメリカで開催された国際ガラス展
「GLASS 1959」に『しづくガラス』を出品し、
賞を受賞しました。
また、翌年に日本パッケージデザイン協会
(J・P・D・A)に参加、第1回展から出品します。
この間も個展を開催し、1979年には
「しづくガラスの創案を中心とするガラス器デザイン」
において第6回国井喜太郎賞を受賞しました。
著書に『工業意匠』などがあります。
淡島雅吉の作品の特徴と技法
淡島雅吉といえば昭和の日本を代表する
ガラス作家の一人として挙げられます。
その代表『しづくガラス』は
ガラス表面に緩やかな凹凸が施された
モダンなデザインが特徴で、淡島雅吉が
日本料理に合うガラス器を作りたいという思いから
この『しづくガラス』は考案されました。
淡島は生涯に150種類以上の作品を残しています。
『しづくガラス』の特徴は、
淡島雅吉が以下のように述べています。
「手造りの特殊な型の内側にガラスを吹き込んだもので
この肌の味は吹き込みでないと得られません。
この梨地の肌が水を入れると乱反射によって
美しくそれぞれ異なった輝きをみせてくれます。
それが「しづく」のように美しいので
この名をつけました。」
その柔らかく揺らいだ美しさは、
一度は手にしたいグラスです。
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