
もくじ
遺品整理や実家の片付けをしていると、思いがけない量のコレクションが見つかることがあります。
鉄道模型、玩具、カメラ、レコード、趣味で集めた品物など。
ご本人にとっては大切なコレクションでも、ご家族からすると、
「価値が分からない」
「数が多くて整理できない」
「お店まで持って行けない」
「捨ててしまってよいのか迷う」
という状況になることがあります。
くらや旭川店でも、遺品整理や実家の片付けに伴う査定相談をいただいています。
今回は、旭川市神楽岡で実際にご相談いただいたTOMIXのNゲージ・鉄道模型の出張査定をもとに、大量のコレクションが見つかったときの考え方についてご紹介します。
遺品整理で難しいのは、単純に高価な物を探すことではありません。
持ち主本人がいないため、
いつ購入したのか
どのように集めたのか
どの品物を特に大切にしていたのか
現在どの程度の市場価値があるのか
をご家族が把握できないことがあります。
特に趣味のコレクションでは、その傾向が強くなります。
鉄道模型に詳しくない方から見れば、何十両もの車両が同じように見えるかもしれません。
しかし実際には、メーカー、製品、セット内容、状態、付属品などによって評価は異なります。
分からないからこそ、処分と査定の順番が重要になります。
8月、旭川市神楽岡のお客様から出張査定のご相談をいただきました。
お品物は、叔父様の遺品整理で見つかったTOMIXのNゲージ・鉄道模型です。
生前、趣味として集められていたコレクションでした。
今回のお客様が大切にされていたのは、金額だけではありません。
「できれば次に使ってくれる人へ渡ってほしい」
というお気持ちがありました。
遺品整理では、このようなご相談もあります。
ご家族にとって必要のない物だからといって、故人が長年集めてきた物をそのまま廃棄することには抵抗がある。
一方で、自宅にすべて残しておくことも難しい。
そこで「必要としている人につながるのであれば売却したい」という選択肢が出てきます。
鉄道模型のようなコレクション品では、品数が多くなることがあります。
車両だけではありません。
レール、制御機器、ストラクチャー、箱、ケースなどが一緒に保管されていることもあります。
そうなると、
「全部車に積めるだろうか」
「箱が多くて運ぶのが大変」
「壊さずに持って行けるか心配」
という問題が出てきます。
そのような場合には、出張査定という方法があります。
今回の神楽岡の事例でも、くらや旭川店から現地へ伺い、お品物を確認しました。
特に遺品整理では、鉄道模型だけを片付けているとは限りません。
家具、衣類、生活用品など、ご自宅全体を整理している中でコレクションが見つかることがあります。
「査定のために大量の品物を店まで運ぶ」という作業を一つ減らせることは、出張査定のメリットの一つです。
Nゲージなどの鉄道模型は、すべて同じ価格で評価できるものではありません。
査定では、
メーカー
車両・製品の種類
セット内容
保存状態
箱や付属品
現在の中古市場での需要
などを確認していきます。
今回のお品はTOMIX製でしたが、鉄道模型にはさまざまなメーカーや製品があります。
また、長年保管されていたコレクションでは、箱と中身が一致しているか、付属品が残っているかなどを確認する必要がある場合もあります。
ご家族が鉄道模型に詳しくなくても、事前にすべてを調べる必要はありません。
分かる範囲でそのまま残しておく方が、査定時に確認しやすい場合もあります。
コレクション整理で気を付けたいのが、箱や付属品です。
片付けを急ぐあまり、
「車両だけ残して箱を捨てる」
「細かな部品は不要だと思って処分する」
といったことは、できれば査定前には避けたいところです。
鉄道模型に限らず、趣味のコレクションでは、購入時の箱や説明書、付属品なども含めて確認することがあります。
何に使う部品なのか分からない場合も、無理に仕分ける必要はありません。
本体の近くに保管されていた物であれば、まとめて確認してもらう方法があります。
今回の神楽岡のお客様は、他店との相見積もりもされていました。
くらや旭川店でも査定内容と金額をご確認いただき、その結果、当店での買取となりました。
ただし、ここでお伝えしたいのは「他店より高かった」という単純な話ではありません。
大量のコレクションを整理する場合、
いくらになるのか
どの範囲まで査定できるのか
自宅まで来てもらえるのか
どのように品物を見てもらえるのか
なども含めて比較することが重要です。
相見積もりを取っているからといって、査定を遠慮する必要はありません。
ご自身が納得できる整理方法を選ぶための材料として査定を利用していただければと思います。
遺品整理の査定というと、
金
プラチナ
ブランドバッグ
高級時計
などを想像される方が多いと思います。
もちろん、これらは処分前に確認しておきたい代表的な品物です。
実際、くらや旭川店でも8月には、遺品整理や片付けに伴うK18、PT900、PT850などの貴金属をご相談いただいています。
しかし、ご家庭の中に残されている価値は、それだけとは限りません。
今回のような鉄道模型をはじめ、故人が趣味として長年集めていた物にも中古市場が存在する場合があります。
大切なのは、
「自分が興味を持っていない=価値がない」
と判断しないことです。
大量のコレクションが見つかった場合、まずすべてを細かく分類する必要はありません。
最初に、
何のコレクションなのか
どのくらいの量があるのか
箱や付属品が残っているか
店頭まで運べる量なのか
を大まかに確認します。
そのうえで、価値が分からない場合は処分する前に査定を検討します。
量が少なければ店頭へ。
大量にある、重量がある、運搬が難しいという場合は出張査定を相談する。
この順番にすると、片付けそのものを進めやすくなります。
くらや旭川店では、店頭査定だけでなく出張買取にも対応しています。
旭川市内はもちろん、内容によっては道北・道東方面への出張相談も承っています。
査定を担当する店長は査定歴15年以上。
ブランド・宝飾品のオークション業務にも長年携わってきましたが、現在の旭川店では貴金属やブランド品だけに限定せず、遺品整理や実家の片付けで出てきたさまざまなお品物をご相談いただいています。
「何が売れるのか分からない」
「量が多いので一度見てほしい」
という段階からでも構いません。
出張できる地域や品物の内容については、事前にご相談ください。
今回の鉄道模型の事例には、遺品整理の査定について考えるうえで大切な要素がありました。
それが、
「次に使ってくれる人へ渡ってほしい」
というご家族のお気持ちです。
買取は、単に物を現金に換えるだけではありません。
誰かが使わなくなった物が、中古市場を通して、それを探している別の人へ渡ることがあります。
もちろん、すべての品物に価値が付くわけではありません。
しかし、価値の有無を確認する前に捨ててしまえば、その可能性もなくなります。
故人のコレクションをすべて残すことはできない。
だからといって、すべて捨てる必要もない。
査定を利用して「残す物」「売却する物」「処分する物」を整理することも、遺品整理の一つの方法です。
遺品整理で大量の鉄道模型やコレクション品が見つかったとき、ご家族だけですべての価値を判断するのは簡単ではありません。
今回、旭川市神楽岡でご相談いただいたTOMIXのNゲージも、叔父様が趣味として集めていたお品物でした。
そしてご家族は、
「できれば次に使ってくれる人へ」
という思いから査定を選ばれました。
大量のコレクションの場合は、無理に箱を捨てたり、細かく仕分けたり、すべてを店頭まで運んだりする前に相談する方法があります。
くらや旭川店では、旭川市内の遺品整理・実家の片付けに伴う出張査定にも対応しています。
鉄道模型をはじめ、価値が分からないコレクションが大量に見つかった場合も、まずはそのままの状態でご相談ください。