
もくじ
「実家の片付けで金色のアクセサリーがたくさん出てきた」
「母から譲り受けたけれど、どれが本物の金なのか分からない」
「K18と書いてあるものもあれば、刻印が見つからないものもある」
くらや旭川店では、こうした貴金属の査定相談を日常的にいただいています。
金やプラチナのアクセサリーというと、最初から「これはK18」「これはプラチナ」と分かっているものを売却するイメージがあるかもしれません。
しかし、実際の査定現場ではそうとは限りません。
ご本人が購入した物ではない。
何十年も前の物で詳細を覚えていない。
金色のアクセサリーとイミテーションが一緒になっている。
刻印が小さくて読めない。
このような状態から始まる査定も珍しくありません。
今回は8月に実際にご相談いただいた事例をもとに、「金かどうか分からないアクセサリー」をどう考えればよいのか、査定の現場からご紹介します。
まずお伝えしたいのは、
「金かどうか分からない状態でも査定できる」
ということです。
アクセサリーを整理するとき、
「K18と書いてある物だけ持って行こう」
「刻印がない物は捨ててしまおう」
と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、自己判断で仕分けを済ませてしまう必要はありません。
特に遺品整理や、ご家族から譲り受けたアクセサリーの場合、持ち主本人から購入時の情報を聞けないことがあります。
分からない物ほど、そのまま確認することが大切です。
8月、旭川市10条通のお客様から、お母様から譲り受けたアクセサリーをご相談いただきました。
お客様自身も、
「金だと分かる物と、分からない物が混ざっている」
という状態でした。
くらや旭川店ならきちんと見てもらえるだろうと考え、まとめてお持ちくださったそうです。
そこで一点ずつ確認していったところ、今回お持ちいただいたアクセサリーはすべてK18でした。
査定額をお伝えすると大変喜んでいただき、そのままご売却となりました。
この事例で重要なのは、「結果的に全部K18だった」ということだけではありません。
お客様自身が事前にすべてを判別できていたわけではないという点です。
もし「分からない物は価値がないだろう」と自己判断していたら、結果は違っていたかもしれません。
アクセサリーに使われる金は、すべて同じではありません。
例えば、
K24
K18
K14
K10
などがあります。
数字の違いは、金がどの程度含まれているかを示す品位の違いです。
そのため、見た目が似た金色のリングやネックレスでも、素材が違えば評価も変わります。
以前、くらや旭川店では深川市のお客様から、お母様の遺品整理で見つかったK18・K14・K10のアクセサリーをまとめてご相談いただいたこともありました。
一つのジュエリーボックスの中に、異なる品位の金製品が混在していることは十分にあります。
だからこそ、色だけでまとめて判断するのではなく、一点ずつ確認していきます。
さらに、アクセサリー整理では金だけを見ればよいわけではありません。
8月には旭川市緑町から、
K18
PT900
PT850
のアクセサリーと、ダイヤモンドルースをご相談いただきました。
今回は片付け現場から出てきたお品物で、片付け業者様が所有者様から預かってのご来店でした。
「片付け費用の足しにしたい」というご希望がありましたが、一点ずつ確認して査定した結果、想定されていた金額を大きく上回る評価となりました。
PT900やPT850はプラチナ製品で見られる品位表示です。
見慣れていない方にとっては、「K18は聞いたことがあるけれど、PT900は何だろう」ということもあるでしょう。
金色のアクセサリーだけではなく、銀白色のアクセサリーにも確認する価値があります。
金やプラチナ製品を確認するとき、重要な手掛かりの一つが刻印です。
リングの内側やネックレスの留め具などに、小さく品位が表示されていることがあります。
しかし、実際には、
刻印が非常に小さい
長年の使用で見えにくい
どこに刻印があるのか分からない
表示の意味が分からない
といったケースがあります。
8月には紋別郡興部町から、遺品整理で見つかった貴金属アクセサリーをご相談いただきました。
こちらのお客様は今回で2度目のご来店です。
中には刻印を確認しづらいお品も含まれていたため、一点ずつ確認しながら査定を行いました。
刻印は重要な情報ですが、「自分で刻印を確認できない=価値がない」という意味ではありません。
分からない場合は、無理に判断せず査定時に確認してもらう方法があります。
では、実際の貴金属査定では何を見るのでしょうか。
基本となるのは、
素材
品位
重量
当日の地金相場
などです。
ブランドバッグや高級時計では、モデルや人気、状態などによって中古市場での評価が大きく変わります。
一方、金やプラチナは、素材そのものに価値があります。
そのため、K18なのかK14なのか、プラチナなのかといった素材・品位を確認し、重量とその日の相場をもとに評価していくことが基本になります。
宝石が付いている場合には、石についても確認が必要になることがあります。
今回の緑町の事例のように、ダイヤモンドが単体のルースとして含まれているケースもあります。
貴金属の特徴を理解すると、もう一つ重要なことが見えてきます。
「アクセサリーとして使えないから価値がない」とは限らないということです。
例えば、
切れてしまったネックレス
変形したリング
片方しかないピアス
古いデザインのアクセサリー
などでも、金やプラチナとして確認できれば素材そのものを評価できる可能性があります。
新品のような状態である必要はありません。
ジュエリーボックスを整理するときは、「使える・使えない」だけで仕分けるのではなく、素材についても確認してから処分を判断することをおすすめします。
今回の興部町のお客様は、初めてのご利用ではありません。
以前旭川へ来られた際には、市内の複数店舗を比較されたそうです。
その経験を経て、今回は他店を回らず、くらや旭川店へ再びお越しくださいました。
旭川店には、旭川市内だけでなく、道北・道東方面から貴金属の査定相談をいただくことがあります。
遠方からの来店そのものを強調したいわけではありません。
大切なのは、
「何が金なのか分からない」
「いろいろ混ざっている」
「刻印がよく見えない」
という状態でも、一点ずつ確認してもらえる場所を知っておくことです。
一度査定を経験しておけば、次にご実家の整理や遺品整理でアクセサリーが見つかったときにも相談しやすくなります。
金価格への関心が高まると、
「K18が何グラムあるから、おおよそいくら」
と自分で計算する方も増えます。
相場を知ること自体は良いことです。
ただし、その前提となる「本当にK18なのか」「他の品位が混ざっていないか」が分からなければ、正確な判断はできません。
また、アクセサリーの中にはブランド性や宝石など、地金以外に確認すべき要素を持つものもあります。
まず素材や品物そのものを確認する。
そのうえで重量や相場を見る。
この順番が重要です。
遺品整理、生前整理、実家じまい、断捨離。
アクセサリーを整理する理由は人それぞれです。
しかし、今回ご紹介した事例には共通点があります。
最初からお客様自身が、すべての品物の価値を把握していたわけではありません。
旭川市10条通では、金かどうか分からないアクセサリーを確認した結果、今回のお品はすべてK18でした。
旭川市緑町では、K18だけでなくPT900・PT850やダイヤモンドが含まれていました。
興部町からのお客様のお品には、刻印を確認しづらいものもありました。
だからこそ、
「これは金だと思う」
という物だけを選ぶ必要はありません。
「これは何だろう」
という物も含め、そのまま査定へ持っていくという方法があります。
金やプラチナのアクセサリーは、見た目だけで正確に判断することが難しい場合があります。
K18、K14、K10など異なる品位の金製品。
PT900、PT850などのプラチナ製品。
ダイヤモンドなどの宝石。
そして、素材そのものが分からないアクセサリー。
これらが一つの箱に混ざっていることも珍しくありません。
そのため、遺品整理やご実家の片付けでアクセサリーが見つかったときは、自分ですべてを仕分けてから査定へ持っていく必要はありません。
「金か分からない」
「刻印が読めない」
「価値がある物だけ選んでほしい」
という段階からでも査定できます。
くらや旭川店では、金・プラチナなどの貴金属について、一点ずつ確認しながら査定しています。
旭川市内はもちろん、道北・道東方面から旭川へお越しになる際の査定相談も承っています。
分からない物ほど、処分してしまう前に一度確認してみてください。