こんにちは。
買取専門店 くらや 松山店の鑑定士です。

夏の実家への帰省を控えたこの時期、私たちのもとにはあるご相談が増えてきます。
それは——

「帰省するタイミングで実家を整理しようと思っていて…」
「親の家を片付けていたら、古いものがたくさん出てきたんですが価値がありますか？」

といった内容です。

実家に帰る機会は、ふだん手をつけられない場所を整理したり、ご家族と一緒に保管品を見直したりするチャンス。
納戸や押し入れ、倉庫、床の間などから、**長年眠っていた“価値のあるお品”**が出てくることも少なくありません。

「古いからいらないだろう」「処分してもいいかな」と思ったその品、
実は骨董品や工芸品、銀製品など、思わぬ価値を秘めている可能性も。

このブログでは、実際にお客様からご依頼をいただいた出張買取エピソードを交えながら、
「実家の片付けで出てきた品物の価値」や「見逃しがちなポイント」についてご紹介していきます。

お盆明けの片付けで発見されやすい、買取強化中の品目をご紹介します。

✔ 木箱や桐箱に入っている

➡ 伝統工芸品や骨董品である可能性が高くなります。

✔ 名前の入った署名・落款がある

➡ 作家ものの証拠です。真贋の鑑定にも関わる重要ポイント。

✔ 素材が金・銀・プラチナ

➡ 見た目が地味でも、素材価値が査定対象になります。

✔ 時代を感じるデザイン

➡ 昭和〜戦前のアイテムは「レトロブーム」で人気再燃中。

先日、松山市内のお客様より、「実家の片付け中に納戸から出てきたお茶道具を見てほしい」というご依頼をいただき、出張査定にお伺いしました。

到着すると、整然と並べられた桐箱入りの茶道具が20点以上。棗・香合・建水・茶碗・掛軸など、いずれも状態の良いものばかりで、共箱に署名・落款付きのものも多く見受けられました。

中でも印象的だったのが、純銀製の茶托（ちゃたく）。
丁寧に保管され、共箱には「純銀 剣木八七宝透 茶托」の墨書き。銀製品特有のずっしりとした重みと美しい銀光沢が印象的で、装飾の意匠も優雅なものでした。

お客様ご本人は「ずっと納戸にしまったままで、まさか銀だとは思わなかった」と驚かれており、数十年保管されていたお品とは思えない保存状態でした。

これらの茶道具一式を丁寧に査定し、数十万円の買取金額をご提示させていただいたところ、非常にご満足いただけたようで、

「処分しようと思っていたけど、ちゃんと見てもらってよかった」
「亡くなった祖父が大切にしていた道具だから、専門の方に引き継いでもらえるのが嬉しい」

とお言葉をいただきました。

このように、**“価値が分からないものほどプロに見せる価値がある”**というのを改めて実感した事例でした。

片付けで見つかった品の中には、ご家族や親戚との思い出が詰まったものもあります。

処分・売却の前には、必ずご家族と相談を。
「故人が大切にしていたから」「思い出の品だから」という理由で残されることも多いですが、「想いを大切にしながら受け継いでいく」手段として、プロによる買取をご利用いただくケースも増えています。

「量が多くて持ち込めない」
「大きな壺や額物を動かせない」
「まずは現物を見てほしい」

そんなときは、くらや 松山店の出張買取サービスをご利用ください。
松山市内はもちろん、東温市・伊予市・砥部町・今治市など、愛媛県内広域に出張可能です。

【出張費・査定料は完全無料】
専門知識をもった鑑定士がご自宅まで伺い、1点ずつ丁寧に拝見いたします。

実家への帰省は、家族との時間を過ごすだけでなく、普段は見過ごされがちな家の中の品々と向き合う良い機会でもあります。

押し入れや納戸、倉庫の奥に眠っていた木箱や古い道具の中には、
ご家族の思い出が詰まった品や、今では入手困難な骨董・工芸品・貴金属類など、
思いがけない価値を秘めたものが含まれていることがあります。

「古いから処分していいと思っていた」
「何かわからないけど、ずっとしまったままだった」

そんなお品でも、専門の鑑定士が拝見すれば、次の世代に受け継げる価値あるお品かもしれません。

くらや 松山店では、ご自宅まで伺う出張買取を無料で行っております。
重たいものや大量のお品でも、丁寧に査定し、その場でご説明・ご相談させていただきます。

帰省のタイミングで実家を片付ける際は、どうか処分の前に一度ご相談ください。

出張買取は、買取専門店 くらや 松山店にお任せください。