もくじ
こんにちは、貴金属や宝石、ジュエリーなどの買取をする買取専門店『くらや佐賀店』です。本日は、お客様からのお問い合わせで昨今増えている<金の買取>についてご説明いたします。
最近、いろいろな情報番組やSNSなどで取り沙汰されている金の高騰。なぜこんなにも、金の高騰に関する情報を見る機会が増えたのでしょうか?その理由は、<世相を反映した金価格の上昇>にあります。
金の価格は、世界経済と地政学的リスクが高まると高騰し、世界情勢が安定することで落ち着く、と言われています。地政学的リスクとは、地理的な位置関係による政治的・軍事的・社会的な緊張の高まりによって、その地域や世界経済に与える悪影響のことです。
地政学的リスクが高まると、有事への備えとして金を保有(購入)しようとする動きが活発になります。金の購入が進むことで流通量が減り、その結果金の価格が高騰するのです。今年は金の価格が高騰していますが、これは世界中で蔓延しているコロナウィルスの影響により、経済不安に拍車がかかった結果だと考えられます。
お客様から、お手持ちの品が「金かどうか判断が付かない」というご質問もよくいただきます。金の判別方法は、次のようなことで可能です。
ネックレスやリングなど、金でできたアクセサリーには刻印が入っています。ネックレスであれば留め金部分、リングであれば環の内側に<K14><K18>と金の品位が刻印されているので、これを確認することが一番簡単な判別方法です。
金は他の金属と比べると、比重が大きな金属となります。同じ長さのネックレスで、金のネックレスと金以外でできたネックレスを手に持ってみると、金のネックレスは非常に重く感じるはずです。
ネオジム磁石などの強力な磁石を使って、簡単に判別することが出来ます。鉄製品・ニッケル・少数のステンレス製品は磁力反応がありますが、金製品は磁石反応がありません。
ただし、銀・銅・アルミニウムなども磁力反応がないので、注意が必要です。
それぞれ決まった比重値を持っている貴金属。比重とは、その物質の1立法センチメートル当りの重量のことを指します。比重計を利用することで、正確な比重値を測定でき、合金の成分を推察することが可能です。
試金石は、貴金属の鑑定に用いられる黒色の硬い石です。試金石に貴金属を少量擦り付け、その部分に薬品をかけます。金であれば、薬品をかけても試金石へ擦り付けた際に残った条痕が残ります。こういった変化を見て、金かどうかを判別することができるのです。
金製品にはいろいろな種類があるので、代表的な刻印を紹介します。
K24 (24金) 純度99.9%
K18 (18金) 純度91.7%
K14 (14金) 純度58.5%
K10 (10金) 純度41.6%
K9 (9金) 純度37.5%
24金を使用してアクセサリーなどを作成すると、曲がる・キズが付く・ちぎれるといったことが発生するほど、金は非常に柔らかい金属。これを防ぐために使われるのが<割り金(わりがね)>です。
銅・銀・パラジウムなどの金属が<割り金>となり、金と混ぜることで耐久性のある合金を作ることができます。このように作成されたアクセサリーなどは、金の品位の横に、追加で専用の刻印がされています。
金に銀・パラジウムを混ぜて作成。純金より耐久性があり、色味は白・銀色。
金に銅・銀・パラジウムを混ぜて作成。やさしいピンク色が特徴。
ピンクゴールドよりも銅の割合を増やし、赤みを増やしたもの。
ピンクゴールドよりも銀の割合を増やし、赤みを抑えたもの。色味は山吹色。
金に銀を混ぜて作成。イエローゴールドよりも明るい印象。
例えば18金のホワイトゴールドの指輪の場合、内側の刻印は<K18WG>となります。
<GP><GF>といった刻印がある場合は、金メッキや金張りで作成されたイミテーションアクセサリーです。これらは、外側を薄い金の膜で覆い、中身は金以外の金属で作られています。そういったものには、イミテーションとわかる刻印が施されているので、見分けることは簡単です。
金メッキ製品に打たれる刻印で、多数の製品が安価で販売されています。
金張り製品に打たれる刻印で、メッキよりは層が厚く剥がれにくいのが特徴です。
例えば<K24GP>と刻印されたアクセサリーの場合、これは24金のメッキ製品ということになります。
上記でご紹介した刻印があれば、すべて本物!…とは、残念ながらいきません。金は大昔から、偽物が作られてきたという歴史を持っているのです。そこでこれから、お手元でも確認できる判別方法をご説明します。
先ほどもご紹介した方法ですが、金属に磁石を近づけてみてください。磁石反応があれば、その金属は金ではありません。<K18>などの刻印があるにも関わらず磁力反応があった場合は、残念ながら偽物です。
古い品になると、金製品で刻印がない物・すり減って消えてしまったものがあります。その場合は、比重計や試金石を用いて確認をすることで、金かどうかの判別が可能です。お困りの際は、『くらや佐賀店』にご相談ください。
色々な考え方があるので一概には言えません。しかし金は今、過去数十年間で一番高い価格。2020年10月現在においては7,000円を超えており、2015年当時よりも2,000円前後の値上がりをしています。切れてしまったネックレス・曲がってしまった指輪・片方しかないイヤリングなどは、今が売り時と言って良いでしょう。
金製品にもいろいろな種類がありますので、お手元で確認できない場合は、ぜひ『くらや佐賀店』にご相談ください。
K24は約100%が金、K18は約75%が金など、品位によって金の純度は変わるものです。金の品位が高ければ高いほど、買取価格は上がります。
買取価格が高いのは、重量が重いものです。
金の価格は毎日変動しているので、それに伴い買取価格も毎日変動します。
例)金ネックレス1本
刻印確認 K18刻印
重量確認 15g
当日の金価格確認・・・5,000円
15g×5,000円 = 75,000円
買取価格は<75,000円>です。
金の知識があれば、お手持ちのアクセサリーが金なのかどうか、おおよそ判別することができる上に、買取金額の把握も可能になります。さらに、宝石が付いている品やブランドジュエリーなどの希少性がある品物は、買取金額が金価格以上になることもあるのです。
金製品のご売却の際はぜひ一度、買取専門の『くらや佐賀店』にご相談ください。プロの鑑定士が丁寧に査定させていただきます。
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