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骨董品
2019/09/19

石井康治【工芸作家/ガラス】

石井康治(いしいこうじ)

 

石井康治は1946年に千葉県に生まれました。

 

25歳の時に東京芸術大学美術学部工芸科を卒業後、

 

東洋ガラスに入社し、

 

翌年に日本ガラス工芸協会会員になります。

 

また、同年に桑沢デザイン研究所

 

パッケージデザイン科の講師にも就任しました。

 

その後、石井が20代後半の頃に開催された展覧会

 

「日本ガラス展ー古代より現代までー」

 

(神奈川県立近代美術館)に出品しています。

 

1976年には「手吹きガラス三人展」

 

(東京セントラルサロン)に出品、

 

またロンドン・ロイヤルカレッジの

 

「Workinng with Hot Grass」にも参加するなど

 

多くの経験を積みました。

 

そして、翌年に東洋ガラスを退社すると

 

ガラス作家として独立し、同年には千葉県展において

 

市原市長賞を受賞します。

 

また、1980年には同展で八千代市長賞を受賞、

 

翌年に千葉美術工芸会会員になりました。

 

その後「現代日本クラフト展」では東南アジアを巡回し

 

40歳の時から2年間、東洋ガラス株式会社

 

ハウスウェア企画室顧問を務めました。

 

この間、AGF「炭焼珈琲」ボトルデザイン、

 

ジャパンパッケージデザインコンペティション特別賞、

 

「’87日本のガラス展」への出品、千葉県展で県展賞受賞、

 

「日本のスタジオグラス展」

 

(ニューヨーク・ヘラーギャラリー)に出品するなど

 

精力的に出品を重ねます。

 

そして、1989年に株式会社石井グラススタジオを設立、

 

翌年にはニューヨーク・アートエクスポに出品、

 

「’90現代ガラスの造形展」(箱根・彫刻の森美術館)

 

「’90日本のガラス展」、

 

「JAPAN CONCEPTION THROUGH ART NOW」

 

(オーストラリア・マンリー美術館)などに

 

出品しました。

 

1992年には石井グラススタジオ青森工房を開設し

 

「’91小樽ガラス工芸フェスティバル」にも

 

出品しています。

 

 

 

石井康治の作品の特徴と技法

 

石井康治の作品には、どこか東北の

 

豊かな四季を感じさせる風情があります。

 

特にその色彩の独特な感性はとても清らかで

 

見ている物を包み込む優しさを感じられます。

 

石井康治が残した作品は、花器やグラス、小皿など

 

身近な小物が多く、一時期は焼酎のボトルや

 

珈琲飲料のボトルのデザインを手がけるのなど

 

庶民に寄り添った作品を数多く残し、

 

その作品は愛されました。

 

 

 

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