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2019.08.29
骨董品

清水六兵衛【工芸作家/陶芸】

清水六兵衛(きよみずろくべえ)

 

清水六兵衛は京都五条坂で、230年以上の歴史を誇る

 

陶芸の一家です。

 

初代・清水六兵衛は1738年に大阪府摂津で生まれ

 

1799年まで生きたと伝えられています。

 

最初は京都の五条坂で海老屋清兵衛から教わり

 

そのままその地で独立を果たし、

 

素朴な味わいを醸し出しつつも

 

初代からの自由な作風を重んじた

 

陶芸作品を発表していきました。

 

また三代目までは古藤六兵衛を名乗っていましたが

 

途中から清水六兵衛として作家活動をしています。

 

(ここでは分かりやすさを重視するため

 

『清水六兵衛』で統一します。)

 

 

☆二代目・清水六兵衛について

 

二代目・清水六兵衛は

 

初代・清水六兵衛の子供ですが

 

残念ながら幼い頃に父を亡くしてしまいます。

 

しかし清水六兵衛の名前と技術は消えることなく

 

楽焼や御本、白磁や染め付けと言った技法を

 

作品中に駆使しています。

 

 

六代目・清水六兵衛

 

1901年9月に五代目・清水六兵衛の長男として誕生。

 

京焼の伝統を受け継ぎながら

 

釉薬や焼成などで新しい試みを行い、

 

陶芸を代表する作家としていながらも

 

現代的な作風として知られています。

 

 

 

 

■楽焼

 

1573年から1592年までの天正時代に始められた

 

ろくろを使わない軟陶です。

 

低温度で焼き上げられ

 

釉薬を用いて作られています。

 

素人が作った焼き物と言う意味でも使われますが

 

大変古い歴史を持っています。

 

■御本

 

日本でいうと1568年の安土桃山時代から

 

江戸時代の初期に誕生した茶器です。

 

日本から朝鮮に見本を送り

 

朝鮮で作られたもので簡易的な絵付が特徴です。

 

なお御本は御手本から来ています。

 

■京焼

 

安土・桃山時代から生まれた陶磁器です。

 

清水焼とも呼ばれ、元々は清水坂のエリアで

 

焼かれていたものを指していました。

 

洗練された器の形と上絵付けが特徴的です。

 

■釉薬

 

素焼の上からかける薬品です。

 

陶磁器の表面でガラスの様になっている部分を指し

 

灰などを混ぜた液体を掛け焼くことで、

 

陶磁器の耐水性を高めると同時に

 

様々な色合いを見せます。

 

 

 

現在まで受け継がれている清水六兵衛の作風

 

清水六兵衛の名前は現在、八代目まで続いています。

 

八代目は七代目・清水六兵衛の長男として誕生。

 

八代目・清水六兵衛は

 

洋服のような正確なデザイン性を求めると同時に

 

あえて歪みを出すなど

 

様々なアプローチで作品作りを行っています。

 

このように清水六兵衛の自由な作風は

 

現在も受け継がれています。