木工家の川北良造は1934年に石川県に生まれます。
木工家であった父の川北浩一に師事し
16歳の頃、山中漆器轆轤挽物技術を学びました。
後に木工芸分野での人間国宝、
氷見晃堂にも師事しています。
その後28歳で日本伝統工芸展に入賞すると
1966年、67年には同展で連続して
日本工芸会長賞を受賞しました。
その後も大徳寺聚光院や
京都の妙心寺にある木材を用いて茶道具を制作し
59歳の時には皇太子殿下への献上品
「兼六園欅杢目沈金食籠」を制作しています。
これらの功績が認められ、川北は
1994年、60歳の時に「木工芸」の分野で
人間国宝に認定されました。
重要無形文化財保持者となった後も
作品の制作は続けられ
1999年に紫綬褒章を受章したほか
74歳の時には伊勢神宮遷宮「御神宝轆轤鏡筥」
の制作も行いました。
川北良造の作品の特徴は
木の魅力を最大限に引き出す技術にあります。
1mmの中に8本の線を引く技は極めて高度な技術です。
また、加飾では加賀市で生産される山中漆器に見られる
独特の筋挽きの技術を取り入れています。
べっ甲、サンゴ、縮れ象嵌などを用いて華やかに飾り
伝統的な山中漆器の技法を加えた、
新しい表現方法を確立しています。
川北良造は漆器作りにおいて
最も大切にしていることとして
「漆器は飾るものではなくて、用にかなうもの、
生活の中で活かされることが主たる目的」
と語っています。
漆芸を芸術として捉えるだけではなく
本来の目的でもあった
しっかりと生活に根ざした用具である
と捉えていました。
そのような、用具としての機能美も
兼ね備えている点も、評価される所以です。
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