藤本能道は色絵磁器で
人間国宝に認められた陶芸家です。
加藤土師萌と富本憲吉という二人の人間国宝を師にもち
二人の師が他界したあとは色絵磁器の第一人者として
作品を世に送り続けていました。
また、ジュネーブ国際陶芸展で銀賞を受賞するなど
世界的にも高い評価を受けていた
陶芸家としても有名です。
そんな藤本能道の生涯と
作品の特徴について紹介していきます。
東京都で生まれた藤本能道は
学生時代を現在の東京芸術大学にあたる
東京美術学校の工芸家図案部で過ごしました。
卒業後は富本憲吉や加藤土師萌という、
後に人間国宝に認定される陶芸家二人から指導を受け
色絵磁器について学んでいきました。
彼らが他界してからは、色絵磁器の第一人者となり
二人の師とはまた違った独自の色絵磁器の表現を
追い求めていくことになります。
1986年には美しい色絵磁器の技術が評価され
「人間国宝」に認定されました。
東京芸術大学を経て
人間国宝の師に指導を受けていた能道は
日本の色絵磁器のエリート街道を歩んできた
陶芸家とも言えるでしょう。
藤本能道は陶芸家の中でも
非常に絵画的描写が優れていたことで
知られていました。
能道の描く絵は磁器の立体面の上でも
まるで平面に描いたかのような
繊細なタッチで描かれています。
また、藤本能動は
「草白釉」「雪白釉」「梅白釉」「霜白釉」といった
作品の下地となる釉薬を自ら作り、
オリジナル性の高い作品を作っていました。
最晩年には、「焔舞」といわれる技法で
妖艶な絵柄の陶器を描いています。
藤本能道は、優れた描写技術を活かして
芸術性の高い作品を多数世に送り出してきました。
その一つが「赤絵大壷」です。
この作品は、能道が1965年にジュネーブ国際陶芸展で
銀賞を受賞した際に出品されたものです。
勢いのあるタッチで描かれた草花と蝶は
素朴さの中に美しさを感じられます。
また、1968年に光風工芸賞を受賞した
「礎器色絵花瓶」も有名です。
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