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2016.09.07
掛け軸

ジャガールクルト(JAEGER LECOULTRE)の成り立ちと代表作

ジャガールクルトとは

1833年時計造りに必要な工作機械の設計を主に手がけるエンジニアであったアントワーヌ・ルクルトがスイスのル・サンティエで創業。

時計の歴史

1844年時計史に名を刻む発明を発表。1/1000mmという当時では思いもよらなかった精度まで測定が可能なマイクロメーターの開発。この発明により、時計の精度調整は飛躍的な伸びを見せました。

1903年厚さ1.38mmの薄型ムーブメントを搭載した、世界一薄型の懐中時計を開発し、1915年には、パリに最初の販売会社を設立。世界的精密機器メーカー及びムーブメント供給メーカーとしての地位を不動のものとしました。 1930年には動力源に空気を用いた画期的な置時計「アトモス」を発表。この時計は1927年にスイスのジャーン・レオン・ロイターというエンジニアによって発明されたもので、それを初めて商品化したのがジャガールクルトでした。

1945年自動巻きムーブメントにアラーム機能を搭載した「メモボックス」を発表。

 

ジャガールクルトメモボックス⑧

「メモボックス」

 

1950年代に入ると、自動巻きの巻き上げ残量を表示し、リュウズを裏蓋に配した「フューチャーマチック」という、未来的で大胆なデザインのモデルを発表しました。

人々が腕時計があったらどんなに便利だろうかと思いを馳せるような機能を、斬新なアイデアと卓越した技術力で現実化する「ジャガールクルト」。エリザベス2世が持っていた、世界最小のムーブメントを搭載した宝飾時計も同社の製品であったなど、輝かしいエピソードにも事欠きません。

 

ジャガールクルトレベルソ⑧

「レベルソ」