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骨董品
2019/07/18

植松包美【工芸作家/漆芸】

植松包美(うえまつほうび)

 

植松包美は1872年11月に東京都で生まれます。

 

幕末から明治にかけて活躍した蒔絵師の

 

植松抱民の長男としても知られ、幼い頃から

 

抱民に蒔絵を教わっていたことで、

 

蒔絵師になる事を考えるようになりました。

 

またその為に土佐派や琳派の流れも受け継ぐ、

 

図案家の岸光景から図案の意匠について学んでいます。

 

豪華できらびやかな世界観で知られている

 

画家の尾形光琳や、原半遊斎の作品を手本として

 

腕を磨き、やがて独立を果たしました。

 

以降、漆工競技会や帝国美術院展覧会、

 

内国勧業博覧会と言った作品発表の場でも

 

積極的に活動し幾つもの受賞歴を築き、

 

1933年11月に死去。

 

代表作としては『蜀江錦蒔絵料紙硯箱』や

 

『梅蒔絵硯箱』、『白菊』などがあります。

 

 

 

■作風について

 

作風には少なからず父の植松抱民の影響も

 

受けていたのが考えられますが、

 

他にも尾形光琳や原半遊斎からも技術を学び

 

独自の展開も見せています。

 

作品は琳派の影響を受けながらも独創的な優雅さもあり

 

また古くからの蒔絵を学んだ事で、

 

伝統性も兼ね備えています。

 

なお植松包美の作品の種類としては

 

筆記具や茶道具、印籠などがあります。

 

 

 

■琳派とは

 

江戸時代からある色鮮やかな色彩志向の事です。

 

作品には、粉末を入れて作った金泥や銀泥などを使い

 

華麗な作品世界が展開されます。

 

基本は絵画に用いられますが

 

工芸や書物や着物などにも使われます。

 

俵屋宗達や本阿弥光悦が元祖ですが

 

尾形光琳が草分け的存在となり、

 

琳派と言う名前も、尾形光琳から来ています。

 

またこの琳派は、姫路藩主とも強い繋がりを持つ

 

画家で俳人でもある酒井抱一が継承します。

 

 

 

■蒔絵師とは?

 

蒔絵と言う色を付けたものを含む漆と、金や銀などの粉を

 

物体の表面に施す作業を行う職業を指します。

 

江戸時代には多くの蒔絵師が存在し、

 

日用品を鮮やかにしていたと言います。

 

蒔絵処理が施されたものは、漆画とも呼ばれています。

 

また蒔絵にも琳派は存在し、琳派の蒔絵は欧州地方での

 

万国博覧会において大絶賛されました。

 

 

 

■漆工競技会の作品図録

 

漆工競技会に出品された作品は

 

万喜恵乃鏡と言う木版図録に詳しく載っています。

 

第一回の漆工競技会は1892年に開かれましたが

 

植松包美も第一回時から参加しています。

 

 

 

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