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骨董品
2019/01/31

月山貞一【帝室技芸員/刀剣】

月山貞一(がっさんさだかず)

 

刀工の月山貞一は、1836年に滋賀県で生まれました。

 

本名は弥五郎で、号は雲竜子といいます。

 

7歳の時に大坂槍屋町に住んでいた

 

刀工、月山貞吉の養子となりました。

 

養父から鍛刀を学び、若くから鍛刀技術に

 

優れた才能を発揮し、12歳で作刀の修行をはじめると

 

16歳の時には滝不動の櫃彫りを施した脇指を

 

作刀するまでとなっています。

 

その後の作刀はどの作品も

 

水準以上の出来栄えであったとされ、その才能と

 

技術の高さで大坂月山派を世に知らしめました。

 

やがて、1876年の廃刀令の際に刀工たちは

 

その職を失う事になりますが、月山貞一は

 

作刀活動を続けていきます。

 

そして1906年、71歳で帝室技芸員に任命され、

 

宮内省御用刀匠となりました。

 

 

 

月山貞一の作品の特徴と技法

 

元来、月山鍛冶は鎌倉時代初期の鬼王丸を祖として、

 

奥州月山の麓で鎌倉、室町時代に栄えました。

 

月山鍛冶の最も大きな特徴は刀身全体に行き渡る

 

波のような『綾杉肌』で、その特徴は

 

月山鍛冶が鍛えた刀によく見られることから、

 

「月山肌」とも言われます。

 

月山鍛冶は、その綾杉肌に見られる独特の鍛え方に

 

特徴を持っていますが、月山貞一の作品も

 

その祖風を踏襲しており、

 

また、その他の備前伝、相州伝、山城伝、大和伝に通じ

 

いずれの作刀も見事な出来栄えで

 

優れた手腕を証明しています。

 

やはりその中でも、特に古作奥州月山鍛冶の特色ある

 

綾杉肌の鍛えを得意としました。

 

また、刀身の彫刻技術も卓越しており、梵字、剣、護摩箸

 

草の倶利伽羅、不動明王、竜、旗鉾、不動尊など

 

画題も豊富で研究熱心であった事が感じられます。

 

初期の作刀は身幅が広く豪壮で、

 

晩年には軍刀の需要が多くなり、

 

細身のものが多くなります。

 

 

 

月山貞一の評価される所以

 

隆盛期を過ぎ、江戸時代に細々と続けられていた

 

月山鍛冶を、月山貞一は天保期に大坂に移住して再興し

 

その名を広く知らしめ

 

月山鍛冶の礎を確かなものにしました。

 

特に廃刀令が発令された時期は、多くの刀工たちが

 

廃業を余儀無くされた厳しい時期でした。

 

その後も、月山貞勝、月山貞一(人間国宝)の

 

各時代へとその月山の技術は引き継がれています。

 

また、門下生には草野吉明、堀井胤吉、剣龍子貞晴、

 

高橋信秀など優秀な刀工たちがおり、

 

その優れた指導力も評価されるに値します。

 

 

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