
茶道具
水戸駅前店
角谷一圭 竹地紋茶釜
買取金額
60,000円
〈煎茶道具〉とは、煎茶を楽しむ道具のことです。煎茶の文化は中国から伝来してきたもので、江戸初期(清代)に中国の渡来僧〈隠元隆琦〉が日本に伝えたのが最初と言われています。江戸時代を通じ、武家社会を始めとした上流階級に嗜まれ、藩幕時代が終わった後も昭和初期頃まで親しまれたようです。
このような経緯から、煎茶道具は〈唐物〉(中国製)と呼ばれる、中国から輸入されてきたものが多くあります。〈朱泥急須〉の伝来品は、古いもので明時代、多くは清代末期から民国期に日本に渡ってきたものです。
外見上の違いは殆ど見られませんが、陶土や製法に違いがあります。有名な工房・作家が多くあり、また偽物も多いです。有名な作家のものだと一点で数百万円にもなり、コレクターにとっては垂涎物。
こちらの朱泥急須は〈民国期〉のものです。箱は日本で造られ当時の箱書きがあります。専用の仕覆に包まれており、大事に使われていたものでしょう。
この朱泥急須のような骨董品の鑑定・査定には、長年の経験と専門知識が必要だと思います。
くらや独自の買取システムにより、店舗ごとの買取価格差はありませんのでご安心ください。