
茶道具
水戸駅前店
角谷一圭 竹地紋茶釜
買取金額
60,000円
幕末から明治時代にかけて活躍した釜師〈十代名越昌晴〉の銀瓶です。
〈十代名越昌晴〉は、江戸時代初期から続く釜師の家系名越の十代目。八代名越昌孝の門人で、十代を継いだ後幕府の御釜師となりました。
徳川家伝来の東山御物雲龍釜や、閣老の命で名物釜の修補に幾度と携わり、その功により黄金一枚を下賜されたのだそう。門人には、松澤浄勝・一ノ瀬浄芳・山口浄雄・堀浄弘・堀浄親など著名作家がいます。
お買取したこちらの銀瓶は、霊獣の注口や虫食い持手の造形など、細部にわたり好く造りこまれ丁寧な仕事ぶりが窺えます。見応えのある素晴らしい作品でした。
お客様宅にて大事に保管されていた茶道具のお買取でしたので、一つ一つ丁寧に鑑定・査定をさせていただきました。古いお道具が多く、状態の良し悪しに依る影響はありましたが、精一杯の高額査定にご満足いただけました。
茶道具は箱の有無・状態の良し悪し・伝来・書附け等、査定には総合的な判断を必要とします。出来る限りそのままの状態で、鑑定士にお見せください。
くらや独自の買取システムにより、店舗ごとの買取価格差はありませんのでご安心ください。