
茶道具
水戸駅前店
角谷一圭 竹地紋茶釜
買取金額
60,000円
茶の湯釜においての重要無形文化財保持者〈角谷一圭〉の真形釜をお買取しました。
角谷一圭は、1904年に大阪で生まれた釡師です。釜師であった父〈巳之助〉から茶の湯釜の製作を学び、後に鋳金工芸作家で歌人でもある香取秀真らに師事しました。
1947年に行われた昭和天皇大阪府行幸の際には、献上の釜を謹作。1973年の伊勢神宮式年遷宮においては神宝鏡を制作しています。1978年には茶の湯釜で重要無形文化財保持者に認定されたことでも知られています。
〈真形釜〉は茶の湯釜における最も基本的な形とされ、口はやや内側に繰り込んでおり、なだらかな肩と鐶付(かんつき)が付いた銅が特徴です。
こちらの真形釜は、切り立つ老松図の至高の一作で、銅蓋に銀製の透かし花摘が施されています。付属品は共箱・共袋(蓋)・栞・掲載されている図録です。
作品の状態も大変良好だったため、高価買取となりました。
くらや独自の買取システムにより、店舗ごとの買取価格差はありませんのでご安心ください。