
茶道具
水戸駅前店
角谷一圭 竹地紋茶釜
買取金額
60,000円
〈十四代楽吉左衛門〉の赤楽茶碗をお買取しました。
〈十四代楽吉左衛門〉は、1918年に京都で生まれた工芸家です。1940年に東京美術学校(現東京芸術大学)彫刻科卒業した後に出征をすることになりますが、終戦後帰還するとともに十四代吉左衛門を襲名しました。1978年には無形文化財指定されています。
〈楽焼〉は、天正年間に千利休の指導を受けて編み出された製陶法で、萩焼・唐津焼とともに代表的な和物とされています。轆轤を用いず、手捏や型造で形を作り素焼きするため、軟陶質であることが特徴です。〈黒楽〉〈赤楽〉は、素焼きにそれぞれ黒釉・赤釉を塗り重ねて焼いたものを指します。
製作工程は全てにおいて一人で行なわれ、〈楽焼〉は初代から十四代にかけて楽家一軒によって伝承されてきたことも特徴的です。
こちらの赤楽茶碗(銘は紅葉狩)は、滑らかな楽の肌地に深みのある釉の大振りで存在感のある作品です。傷なども見られず、大変良好な状態でしたので高額査定となりました。
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