
こんにちは! 郡山市役所近くの「くらや郡山店」です。
本日、出張査定にて買取りをいたしました骨董品「銅器置物」のご紹介をさせて頂きます。
古いお宅を解体処分されるそうで、その前に価値ある古物を見てほしい(探してほしい)、その上で鑑定査定・出張買取りをして欲しいというご依頼でした。
「銅の置物??」と言うと大きくて重いだけで、最近の家の中では邪魔者扱いになりがちですよね!
でも「銅器」の歴史は非常に古く、はるか昔から人は銅器を造り役立てていました。
時代区分にも石器時代・銅器時代・青銅器時代とあるように、銅器製造は人類の文明に大きく影響を与えていた事は言うまでもありませんね!
日本では、正倉院宝物の中にも「銅薫炉」や「佐波理合子」など多数の銅製品が見られ、昔から工芸品として「銅器」は大切にされてきていたようです。
平安から鎌倉・室町時代のころは、仏像や仏具など仏教美術で多くの銅製品が造られ、のちに装飾品や日常の什器として一般的になっていきました。
より銅器が身近になってきたのは、戦国時代が終わりそれまで兜や鎧などの武具を作って生計をたてていた「甲冑師」が、技術の伝承と収入源のために、生活に必要な馬具や火箸といった様々な民具を製造・販売し始めたことからです。
この技術は民具だけにとらわれず、工芸品として様々な動物達を造形してきました。
銅は鉄と比べて加工しやすいことから装飾品や祭器・仏像などに使われる歴史があり、日常用具としては頑丈な鉄で作るなどの使い分けがされていました。
先ずは写真左側の「牛」です。
ゆったり座っている姿は、今にも動き出すかのよう!なぜ「牛」なのでしょうか?
それは干支の一つで、神様の乗り物としての意味があり、縁起物の一つでもあります。
写真の牛は「撫で牛( なでうし)」と言われ、体の具合の悪い部分をなでて、牛の体の同じ箇所をなでると、悪い部分が牛に移って治るという風習から、無病息災の意を込めた人気のモチーフです。
次に右側の「馬」です。
跳ね馬!何処かで見たような・・・こちらも干支の一つであり商売繁昌の縁起物です。
どちらのモチーフも古い置物によくあるデザインのものですが、意外にも有名実力作家の手によるものが多く、価値ある骨董品の可能性が高いものです!!
昭和の頃までは有名工芸作家が出品する日展にもこのモチーフは多くあります。
ドウでしたか??(笑)
銅器の置物といっても、歴史的な背景や風習、風俗によって色々な価値が見いだされますね!!
さて、皆さんのお宅にも価値が見いだされないものはありませんか??
骨董品買取りは、豊富な経験と知識が重要です!!
「くらや郡山店」は、関東の大手美術商での豊富な経験を踏まえた専門スタッフが、価値を見出し、鑑定・査定を行い、自信をもって高価買取りいたします。
古いお宅や土蔵の解体や処分にともなう古物の買取りや、
お爺様などが収集されていた骨董品や古銭の類のものや、
絵画・掛け軸などの美術品や工芸品全般が取扱品目になります。
「これどうなんだろう??」と思われた「古いもの」の査定・買取りは、「くらや郡山店」まで是非ご相談下さい。
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店舗: くらや 郡山店
住所: 福島県郡山店朝日2-1-16
電話: 024-953-7725
営業時間: 10:00~19:00