こんにちは、古銭・小判の高価買取り「くらや郡山店」です。
本日は「万延小判」のお買取りをご紹介させていただきます!!
この「万延小判」は以前に古銭を買取りさせていただいたリピートのお客様がお持込下さったものです。
状態はまずまず良好のものでしたが、貨幣商組合の鑑定書付きでしたので、より付加価値が付き高額査定となりました。
この「万延小判」は江戸幕府最後の小判です。
幕末の万延元年から慶応3年まで製造されていました。
幕府の衰退とともに小判の大きさも変わり「万延小判」は発行された中で一番小さい小判で、当時は姫小判とか雛小判などと言われていました。
この小判の品位は、金57.25%・銀42.35%・その他銅や鉛が0.4%で、金の含有量は江戸時代に発行された中では最も低い小判となっています。
小判の品位が低くなってきた理由として、当時の日本が置かれていた国際的な立場が関係しています。
日本は開国に伴い外国との取引において、金1に対して銀4.6という低いレートでの取引でした。
そのため外国から銀を持ちこみ日本で金に換え、それをまた外国で両替をすると、差額で儲けができたそうです。
この外国への金流出を抑えるため、諸外国のレート金1に対して銀15のレートに「万延小判」で巧みに合わせました。
しかし、国内での「万延小判」への交換レートが3~5倍になることから江戸では両替商に群衆が殺到し大混乱になる騒ぎになりました。
これは今でいうとインフレであり、現行通貨の価値が下がることになり、当時の幕府の力が弱くなっていることを意味します。
また、財政難に悩む藩は、銀台に金を塗った偽物を製造していました。
江戸時代の小判には偽物が多く出回っています!!
現代での科学的な分析が必要ですが、当時の偽物があるなど珍品的なものもありますので、それらについて調べるのも一つの楽しみかもしれませんね!
「くらや郡山店」では「小判」や「古銭」を高価買取りいたします!!
タンスや押し入れの小箱の中に眠っていませんか?
取引経験・知識の豊富な鑑定士が、一点一点丁寧に査定致しますので「古銭」の処分や査定買取りはお任せ下さい。
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店舗: くらや 郡山店
住所: 福島県郡山店朝日2-1-16
電話: 024-953-7725