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松山店
2020/08/04

愛媛県松山市 琥珀の買取|ロイヤルアンバー 老琥珀|高い鑑定力と知識に自信あり

2:34 am

こんにちは。

ロイヤルアンバーをはじめ、老琥珀や琥珀など買取専門店『くらや松山店』です。

 

オレンジ色や飴色が特徴で、古代の神秘を感じさせる宝石・琥珀。ハリウッド映画〈ジュラシック・パーク〉では琥珀に閉じ込められた遺伝子からクローンの恐竜が作られたという設定が印象的でした。

 

アンバーとも呼ばれる琥珀は宝石ですが、鉱物ではなくて樹脂が化石となったもの。世界各地で産出されるほか、国内では岩手県の久慈産が有名です。

 

人々を魅了してやまない琥珀とは一体どのような宝石なのでしょうか。

 

琥珀の価値と宝石

琥珀の種類【カラーによる分類】

琥珀はカラーによってカテゴリ分けされるのが一般的です。もともとの原料を加熱して色の出方を整えるという琥珀ならではの宝石技術のため、色による分類がなされます。

 

多くの人は琥珀と聞くと、飴色をイメージするかもしれませんが、実際には次のようなカラーバリエーションがあります。

イエローアンバー

黄色でハチミツが固まったように、甘そうな色合いをしています。飴色と表現される場合も。光を当てると黄味が透き通って、吸い込まれるような感覚になるでしょう。

チェリーアンバー

イエローアンバーより赤みがかった琥珀です。自然に赤色に近いものは希少性が高いので、高値で取引されます。ただし、加工時の加熱によって赤く発色するものもあるので見極めが大切です。

レッドアンバー

チェリーアンバーよりもさらに赤色に近く、初めて見る人は琥珀のイメージと離れているので違和感を覚えるかもしれません。天然のレッドアンバーはほとんど採掘されないため、非常に貴重です。一般にはまず出回らないといって良いでしょう。

 

市販されているレッドアンバーは、加熱に加えて圧力をかけて赤色を引き出す加工をされているケースが大半です。

グリーンアンバー

レッドアンバーと同じく、天然石はまず市場に出回りません。人工的に加熱や加圧で加工されてクールなグリーンを引き出します。

ブルーアンバー

紫外線を当てて見るときだけ、ブルーを放つ独特な琥珀です。室内で蛍光灯の光を介すと、一般的なイエローアンバーと同じく飴色をしています。

ロイヤルアンバー

非常に採取量が少ない乳白色をした琥珀です。透明度のあるものから、緑がかったもの、まだら模様の美しいものまでさまざま。

オールドアンバー(老琥珀)

通常よりも長い年月をかけて結晶化した希少な高級品。バタースコッチと呼ばれることもあり、悠久の時の中で色味が濃くなり美しいオレンジ色が特徴です。

琥珀の種類【カラー以外の分類】

色分け以外に、琥珀は年月や内包物によってカテゴライズされることもあります。

虫入り琥珀

太古の樹脂が固まって化石になった琥珀には、ときに昆虫をはじめ動物や植物など内包物をもつものがあります。恐竜が遺伝子操作で復活したSF映画〈ジュラシック・パーク〉も、そんな琥珀の神秘的な性質をモチーフに描かれたストーリーでした。

 

樹脂は流動性と粘着性があります。つまり、少しずつ樹皮から分泌液が流れ出していく間、虫がくっついたり、その時代の空気や水が入っていたり。まさに〈タイムカプセル〉になっているのです。

 

虫入りの琥珀は宝石としてはもちろん、考古学や地球科学の分野からも高い価値があるため、非常に高価格で取引されています。

グリッター

グリッターとは、琥珀の内部に広がるヒビのこと。放射状に広がる場合が多く、魚の鱗のような模様をしています。琥珀ができるとき、地熱による急激な温度変化によって、内部に閉じ込められた気体が外に逃げようとする様子がそのまま保存されたもの。

 

〈太陽のスパングル〉と呼ばれることもありますが、英語で〈キラキラ光る〉ことをグリッターやスパングルと呼ぶのが由来です。

コーパル

厳密には琥珀ではなく、年数が若いものをコーパルと呼びます。琥珀より色味が薄いのに加えて、透明なものも多いのが特徴です。

 

琥珀よりも強度が低いため、使っていくうちに割れや欠け、ヒビが入る場合も少なくありません。

琥珀の歴史

世界史で琥珀が登場するのは、紀元前2000年代のこと。古代ヨーロッパには〈アンバールート〉と呼ばれるシルクロードの琥珀版がありました。古代国家のフェニキアやギリシャ、ローマ帝国など地中海沿岸の力のある国々は、〈北方の金〉と呼ばれたバルト海沿岸の琥珀で交易していた記録が残っています。

 

当時、琥珀は金と同じ価値で取引される貴重な宝石だったほか、装飾品以外にもお守りに愛用されていました。

 

日本でも琥珀の歴史は縄文時代にまでさかのぼる、歴史のある宝石です。現在でも国内の有名な産地である岩手県の久慈地方産や千葉県の銚子地方産の琥珀が全国各地に交易されていました。実際に、縄文時代から古墳時代にかけて、古墳や遺跡の出土品から久慈産や銚子産の琥珀を用いた勾玉が発見されています。

 

アンバールートは古墳時代の日本にも存在したことがわかっており、東北地方から関東地方を通って大和朝廷のあった近畿に運ばれていました。

 

このほか、仏教の〈七宝〉の一つに琥珀が含まれていたことから、宗教的にも琥珀が珍重されていたことが伺えます。

琥珀の宝石の利用法

琥珀は、ネックレスやペンダントトップ、ブレスレット、ピアスやイヤリング、指輪など、さまざまな装飾品に加工されます。

 

特に虫入りの琥珀はペンダントトップに使われる事も多く、オーバルやドロップの形に丁寧に加工され、何千万年もの時を感じさせるおしゃれなアクセサリーです。

 

また、ゴールドやシルバーと組み合わせたブローチやカフスも人気。ブローチにはバイオリンやバタフライなどシックなモチーフのアイテムが多数見られます。

2:34 am

琥珀の価値を評価するには

流通している琥珀はどのように評価されるのでしょうか。

価値の決まり方

琥珀のランクは貴金属店ごとに設定された鑑定基準で評価されています。一般的に、

 

Sランク>5つ星>4つ星>3つ星>2つ星>1つ星

 

のように5段階から6段階で評価されます。

 

宝石店によっては「1つ星や2つ星は取り扱わない」「業界のSランクよりワンランク上のSSランクを設けている」といったケースも見られます。

 

具体的な琥珀の鑑定基準は、

 

・年代が古いか

・色味が美しいか

・グリッターが美しく出ているか

・厚みや大きさはあるか

・内包する空間が美しいか

・内包物があるか、あればその種類は何か

 

といったポイントで判断されます。

虫入り琥珀は極めて希少性が高い

鑑定基準の中でも評価を大きく左右するポイントは、内包物の有無です。

 

内包物には、クモやアリ、ハエなどの虫をはじめ花粉や木屑、動物や植物の一部など、バリエーションが豊富です。とくに虫の中でもハエなどが入っている琥珀は非常に希少で、コレクターのニーズが高いため高額が期待できます。

天然ではないが偽物でもない琥珀

琥珀は採掘量が限られているため、再生琥珀と呼ばれる種類が多く出回っています。

 

再生琥珀とは、そのままでは製品化できない小さな天然の琥珀を集めて加熱・圧縮して成型したものです。琥珀の粉を加工したタイプ、琥珀酸を含まない〈若い琥珀〉であるコーパルなどが知られています。

 

最近で、ガラスやプラスチックを用いたイミテーションも精巧に作られるようになりました。ガラスの場合は琥珀より硬度が高いのが特徴です。一方、プラスチックは加工しやすいため、虫入り琥珀をイミテーションで製作し、お土産品として販売される場合もしばしば見受けられます。

琥珀の選び方・見分け方

琥珀は、色やグリッターが美しく出ているものが高く評価されます。さらに、虫をはじめ動植物の内包物があればその価値は一気に高まるのがポイントです。

 

琥珀そのものから産地を区別するのは困難といわれています。世界の主な琥珀産地は、次の4箇所。それぞれ年代や色彩に特徴を持っています。

久慈産(日本)

太古の杉の一種の樹脂からできていて、約8,5009,000万年前の白亜紀後期のもの。レッドアンバーやチェリーアンバーといった赤みの強い色合いが主流です。

バルト海産(ヨーロッパ)

マツ科の針葉樹の一種から出来た琥珀で、年代は約4,000万年前の古第三紀新世後期。淡い色合いが特徴でラガービールや薄いハチミツのようなカラーが多く産出されています。

撫順産(中国)

スギ科の針葉樹の樹脂から生まれた琥珀で、古第三紀始新世後期(約4,000万年前)までさかのぼります。ブラックチェリーのような濃い褐色のカラーが多く出回っています。

簡単な鑑定方法は「食塩水」

プラスチック製の琥珀が多く流通していますが、天然との区別を確認することは家庭でもできます。

 

琥珀は宝石の中でも非常に軽く、飽和食塩水を用意して水に浮かんだものが天然。沈んだものは残念ながらイミテーションです。

インターナショナルアンバー協会認定なら安心

誰でも安心して購入できるように、インターナショナルアンバー協会が認定した正規品があります。厳正に鑑定された認定品なら、一定以上のレベルは保証されるでしょう。

 

それ以上の見分け方はプロに任せるのがおすすめです。

まとめ

太古の世界へとつながっている琥珀。宝石ではありませんが、ジュエリーとして非常に人気が高く、年々価格が高騰しています。特に虫入りの琥珀はコレクター人気が絶大で、高値で取引されることも…。

 

琥珀の価値をプロの鑑定士が一点一点、丁寧に査定します。他にも価値があるかどうか、気になっているものがあれば、鑑定士にご相談ください。経験豊富な『くらや松山店』が、対応いたしますので、お任せください。

 

皆様からのお電話・ご来店を、心よりお待ちしております。

 

 

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