- 新居浜店2022/02/08
骨董品・美術品、遺品整理の高価買取
こんにちは。古銭、古札の買取を行っている買取専門店『くらや新居浜店』です。「遺品の整理をしていたら、かつて祖父が趣味で集めていた古銭がでてきた」「物置から偶然価値が解らない古いお金が出てきた」というお客様は、是非一度『くらや新居浜店』にご相談ください。
現在製造されていない、流通していない古い貨幣〈古銭〉。紙幣については古札とも言います。百円札のようにお店での支払いに今でも使えるものから、プレミア価格が付くような希少性の高い古銭までその種類は様々です。
今回は、現在でも比較的見掛ける機会の多い古銭のお話をはじめ、『くらや新居浜店』に多く持ち込まれる古銭についてご紹介していきたいと思います。
世間で最も馴染み深い古銭の代表格、寛永通宝。香川県観音寺市の琴弾公園内にある、寛永通宝を象った〈銭型砂絵〉は県内有数の観光地として有名です。
寛永通宝は寛永13年に創鋳され、幕末まで鋳造されました。円い銭貨の中心に正方形の穴が開いているのが特徴的です。表面には〈寛永通寶〉の文字が上下右左の順で刻印されています。
貨幣価値は、裏面に波型が刻まれているものが4文、刻まれていないものが1文。当時は96文を銭通しに通してまとめると100文として通用し、〈通し100文〉と呼ばれていました。今の感覚だと一束2,000円ぐらいでしょうか。4文の差には様々な謂れがありますが、数える手間賃といった説などがあるようです。
銭貨の裏面には文・元・足・長といった文字が見られるのですが、これは鋳造地を示していることが殆どです。文銭の〈文〉や二水永の〈三〉などのように、鋳造地ではなく製造された年代などを表すものもあります。
小判や丁銀は大変高額で、日常的に財布に入れて使用されることはまずありませんでした。一方で銭は、庶民の日常生活において広く流通しました。現代においても寛永通宝の流通量が非常に多いのは、こういった当時の生活背景の影響が大きいのでしょう。
次に、寛永通宝の種類についてのお話です。寛永通宝のうち、1626年(寛永3年)から1668年(寛永8年)までに鋳造されたものを〈古寛永〉と呼びます。〈新寛永〉と呼ばれる寛永銭は、1668年から明治元年までに鋳造されたものです。
銭文の書体にも明らかな違いがあることから、寛永通宝には非常に多くの種類があるとされています。発行年代を判別する際の目安となる書体の違いは、査定額を左右する重要なポイントです。
さて、最も有名な穴銭とも言える寛永通宝は、買取市場においてどれくらいの価値が付けられるのでしょうか?寛永通宝は古銭の中でも流通数が多いため、それほど高い希少価値はないのでは…?と思われる方は多いでしょう。
種類が多数存在する寛永通宝は、先述の通り刻印されている文字の書体等で更に細かく分類されます。その中で比較的価値が高いとされており、高価買取が期待できるのは〈島屋文〉〈二水永〉の2種類です。
1668年に発行された島屋文(しまやぶん)は、文銭同様裏面に〈文〉という字が刻まれています。島屋文は、表面に刻まれている寛永通宝の〈通〉の右上の部分がカタカナの〈ユ〉のようになっているのが特徴です。
1626年に水戸の商人・佐藤新助が鋳造したと言われている二水永(にすいえい)は、〈永〉の文字が〈二〉と〈水〉をくっつけたような形をしています。二水永と呼ばれるのは、こういった理由からなのですね。裏面の下部に鋳込まれた〈三〉は、鋳造年の寛永三年を表します。
古銭を収集されているという方、蔵の片付けなどで大量の古銭が見つかったという方は、そのコレクションの中に島屋文や二水永があるか是非チェックしてみてください。
寛永通宝に次ぐ流通量の多さで目にすることの多い古銭です。天保通宝は江戸時代末期から明治にかけて流通した銭貨で、〈天保銭〉とも言われます。
形状は小判を意識した楕円形で、サイズは縦約49mm、横32mm程度。中心部に正方形の穴が開けられており、表面には〈天保通寶〉と彫られています。
天保通宝が鋳造されたのは1835年のこと。貨幣価値は100文とされ、〈当100銭〉とも呼ばれました。質量的には額面(寛永通宝100枚分)の価値はなく、偽造も多かったようです。1891年12月31日を最後に正式に通用停止となり、1896年に新貨幣との交換も終了しました。
古銭コレクターの収集対象である天保通宝は、時代劇などで目にされる機会も多いのではないでしょうか。もしかしたら、ご自宅の箪笥の中や押し入れの奥に眠っているかもしれません。
天保通宝は偽造されたものが多く出回っているため、お持ちの方は一度査定に出してみるのもいいかもしれません。『くらや新居浜店』には古銭に関する専門の知識を持った鑑定士が在籍しておりますので、真贋査定もご相談ください。
寛永通宝や天保通宝ほど市場で多く流通する古銭ではないものの、査定する機会も多い一分銀。一分銀が鋳造開始されたのは1837年のことでした。形状は長方形で、表面には〈一分銀〉、裏面には〈定 銀座 常是〉と刻印されています。
代表的な一分銀は以下の通りです。
1837年12月より鋳造が始まり、翌年1月から通用開始となった天保一分銀。後述の安政一分銀発行後は〈古一分銀〉とも呼ばれました。表面に〈庄〉の刻印がうたれたものは〈庄内一分銀〉と呼ばれるもので、発行枚数も現存数も少ないことから高額で取引されるお品物です。
別称〈新一分銀〉。1859年頃、外国人大使の小判入手が目的による洋銀から一分銀への両替要求が急増しました。同量程度の洋銀より当時の一分銀の銀品位の方が高かったことから、洋銀と同品位の通貨として誕生した貨幣です。
二朱銀は江戸時代末期の日本で流通した銀貨の一種。額面が記載された表記貨幣です。形状は長方形で、1859年まで鋳造されました。
日米和親条約による1859年の横浜港開港に備え、小判の海外流出防止の目的で貿易取引専用に鋳造された計数銀貨です。〈貿易二朱〉とも呼ばれています。
大きいばかりで本来の発行目的を果たすことが出来ず、一分銀の半分の額面価値でしか通用しなかったことから〈バカ二朱〉などと称されることも…。
南鐐二朱銀は江戸時代に流通した銀貨の一種で、初期に発行された上質の二朱銀を指します。正式名称は貮朱之歩判(にしゅのぶばん)。これを略して貮朱判(にしゅばん)と記述されている書物もあります。
〈南鐐〉には純銀という意味があり、実際に南鐐二朱銀の純度は98%と当時としては極めて高いものだったようです。
最後に、『くらや新居浜店』で実際にあった買取事例をご紹介したいと思います。まずは、ご親戚から譲り受けた古銭をお持ち込みになったお客様のエピソードから。
古いものに目がなく、様々なアイテムを集めてこられたご親戚の方より「もう処分する予定だから…」と譲られた古銭。こちらのお客様は、古いものに関心がなくその価値も知らされていなかったことから、「宝の持ち腐れになるのは勿体ない」と当店へお越しになりました。。
持ち込まれた古銭は、元の持ち主であるご親族の方が専門店で購入されたものだったそうです。鑑定士が拝見したところ、一点一点にしっかりした保証書が添付されており、古銭自体も希少性の高いお品物であることが判明しました。
思いがけない高額査定は、売却される方にとっても買取をする私達にとっても大変喜ばしいものです。快くお売りいただけ、買取成立となりました。
次にご紹介するのは、御祖父様の収集品だった古銭を大量に持参されたお客様の買取エピソードです。古銭は偶然発見されたものだったそうで、ご親族でさえも御祖父様に古銭収集の趣味があったことをご存じなかったのだとか。
お持ちいただいた古銭はアルバムに丁寧に保管されており、一見して大切にされていたことがわかりました。しかし残念なことに、その大半が現在でも多数流通しているものでした。
評価が非常に難しかったのですが、良好な保存状態と大量のお持ち込みであったことを加味し、おまとめという形で鑑定士がしっかりとお値段をお付けし買取成立となりました。
『くらや新居浜店』には良質な販売経路が豊富にあり、評価の難しい古銭でも高額買取を実現することが可能です。遺品の整理、生前整理でたくさんの古銭が出てきたという方や、現在ご不用になってしまった古銭をお持ちのお客様は、是非一度『くらや新居浜店』にご相談ください。
当店では海外のコインの買取も可能です。古銭の買取経験が豊富なプロの鑑定士が、お客様の大切なお品物を一点一点丁寧に査定し高価買取いたします。相談、査定、出張費用は無料です。どうぞお気軽にご相談ください。
お客様のご来店・お電話を、心よりお待ちしております。
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