Blog 店舗ブログ
  • TOP
  • 店舗ブログ
  • 佐賀県佐賀市 有田焼の買取は「買取専門店 くらや 佐賀店」にお任せください!
2025.04.13
佐賀店

佐賀県佐賀市 有田焼の買取は「買取専門店 くらや 佐賀店」にお任せください!

有田焼とは

有田焼とは

有田焼(ありたやき)は、日本を代表する磁器(じき)で、佐賀県西部の有田町を中心に生産されてきた陶磁器の総称です。有田焼は、日本で初めて磁器が焼かれた地であり、その歴史と技術、美しさは国内外で高く評価されています。17世紀初頭に始まった有田焼は、江戸時代には「伊万里焼」として広く知られ、長崎を通じてヨーロッパにも輸出されました。その美しい白磁と色鮮やかな絵付けが特徴で、今も多くの職人たちによって受け継がれています。


始まり

有田焼の歴史は、17世紀初頭に遡ります。1590年代末、日本では豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)が行われ、その際に朝鮮から多くの陶工(陶芸職人)が日本に連れてこられました。その中の一人である李参平(りさんぺい/イ・サンピョン)が、有田の泉山(いずみやま)で磁器の原料である陶石(とうせき)を発見したことが、有田焼の始まりとされています。これにより、それまで日本で一般的だった陶器とは異なる、白くて硬い磁器が日本でも焼けるようになりました。

伊万里焼としての発展

当初、有田で焼かれた磁器は、近隣の港町・伊万里から船で出荷されていたため、「伊万里焼」として全国に知られるようになりました。江戸時代には、幕府の保護を受けて生産が拡大し、鍋島藩による「藩窯(はんよう)」も設けられました。藩窯では特に精巧で美術的価値の高い作品が作られ、献上品や贈答品として用いられました。

輸出と国際的評価

17世紀後半、ヨーロッパでは中国の景徳鎮(けいとくちん)からの磁器輸入が一時的に途絶えました。その代替として、日本の有田焼がオランダ東インド会社を通じて大量にヨーロッパへ輸出されるようになりました。ヨーロッパの王侯貴族は、その精緻な技術と美しい装飾に魅了され、各国の王宮や貴族の館に飾られました。現在でも、ヨーロッパの博物館には「オールド伊万里」と呼ばれる輸出有田焼の名品が多数所蔵されています。


特徴

素材と製法

有田焼は、磁器特有の白く滑らかな素地(きじ)と、透き通るような光沢が特徴です。原料となる陶石は、主に泉山陶石が使われ、細かく砕いた後、水で洗って不純物を除きます。その後、ろくろや型などを使って成形し、乾燥、素焼き、釉薬(ゆうやく)掛け、本焼き、絵付けという工程を経て完成します。焼成温度は約1300度にも達し、これによって硬く、吸水性のない磁器が生まれます。

絵付けの技法

有田焼は、その華やかな絵付けでも知られています。以下のような装飾技法が用いられます:

  • 染付(そめつけ):呉須(ごす)という酸化コバルトを使って青で絵柄を描く。シンプルでありながら品格のある美しさがある。

  • 赤絵(あかえ):本焼きの後に赤や金で色をつける技法。非常に華やかで、ヨーロッパ向けの輸出品に多く見られる。

  • 色絵(いろえ):赤絵に限らず、緑、黄、紫など多彩な色を使った装飾技法。

  • 金襴手(きんらんで):金彩をふんだんに使った絢爛豪華な装飾。格式の高い器に多用される。


現代の有田焼

有田焼は、現代においても伝統を守りながら進化を続けています。伝統的な手法を大切にする一方で、現代のライフスタイルに合わせたシンプルでモダンなデザインの器も数多く作られるようになっています。また、国内外のデザイナーやブランドとのコラボレーションも盛んで、アートピースやインテリア製品としても評価されています。

文化財とブランド力

有田焼は、日本の伝統工芸品として文化庁により「伝統的工芸品」に指定されており、佐賀県有田町を中心に地域ブランドとしての地位も確立しています。「有田焼」としての名称は、近年では「伊万里焼」と明確に区別されることが多く、特に有田町産の磁器を指して使われています。


有田焼の魅力と未来

有田焼の魅力は、その精緻な技術、美しいデザイン、そして400年以上にわたる歴史と伝統にあります。手に取ると軽く、丈夫でありながらも芸術的な美しさを備えているため、日常使いから贈答品、コレクションアイテムまで幅広い用途があります。

現在、有田では若手作家の育成や海外市場への展開にも力を入れており、SNSやオンラインショップを活用して新たなファン層の獲得を図っています。また、有田陶器市(毎年ゴールデンウィークに開催)は、全国から多くの観光客が訪れる一大イベントとなっており、産地の活性化にもつながっています。

其泉

佐賀県佐賀市 有田焼の買取は「買取専門店 くらや 佐賀店」にお任せください!

有田焼の其泉とは

其泉(きせん)は、有田焼の伝統と美を継承しながら、現代の感性に調和する器を創り続ける窯元です。佐賀県有田町に拠点を置き、長年にわたり高品質な磁器製品を手がけてきました。特に、繊細な色使いや気品あるデザインに定評があり、贈答用や高級食器としても人気を集めています。

其泉の特徴は、伝統的な有田焼の技術をベースにしつつ、独自の美意識を加えたデザイン性の高さです。古典的なモチーフを現代的にアレンジしたり、シンプルながらも存在感のあるフォルムを採用したりするなど、洗練された美しさが器全体に表れています。また、色絵や金彩などを多用した華やかな作品だけでなく、日常使いしやすい落ち着いた風合いの器も展開しています。

代表的な作風と魅力

其泉の器には、伝統的な染付や赤絵、金襴手の技法が巧みに取り入れられており、特に花鳥風月をモチーフにした装飾が人気です。金彩をあしらった「金彩牡丹」シリーズや、繊細な色使いが光る「青華シリーズ」などが代表的な作品として知られています。

さらに、其泉では一点一点丁寧に手仕事で仕上げることを重視しており、その精巧な仕上がりは高級感と温かみを兼ね備えています。贈答品や引き出物としても多く選ばれる理由は、こうした細やかな職人技と、普遍的な美しさにあります。

現代との融合

其泉は、伝統を守るだけでなく、現代のライフスタイルに合った器づくりにも積極的です。シンプルでスタイリッシュな形状の器や、洋食器とも相性の良いデザインを展開するなど、若い世代や海外のユーザーにも受け入れられる製品づくりに取り組んでいます。

また、オンラインショップや展示会などを通じて直接ユーザーとつながる機会も増え、ブランドとしての存在感を高めています。

藤井朱明

佐賀県佐賀市 有田焼の買取は「買取専門店 くらや 佐賀店」にお任せください!

藤井朱明とは

藤井朱明(ふじい しゅめい)は、佐賀県・有田を拠点に活躍する陶芸家であり、有田焼の伝統を継承しながらも独自の世界観を持った作品を生み出す現代陶工のひとりです。繊細な筆致と華やかな装飾技法、そして美術工芸としての器にこだわる姿勢から、多くの陶芸ファンやコレクターから注目を集めています。

朱明は、有田焼の伝統的な技法や絵付けの美を深く学んだ上で、それらを現代的に昇華させた作品づくりを行っています。特に、精緻な赤絵や金襴手(きんらんで)を駆使した色絵磁器を得意とし、絢爛豪華でありながら、上品で洗練された作風が特徴です。

作風の特徴と技法

藤井朱明の代表的な作品は、華やかな草花や鳥、古典文様などをモチーフにした色絵磁器です。金彩や赤絵を繊細に使いこなし、器全体に一分の隙もない装飾を施すことで、まるで絵画のような芸術性を感じさせる作品を完成させます。

特筆すべきは、手描きによる緻密な絵付け技法です。極細の筆を使い、何層にも色を重ねながら立体感と深みを表現するその技巧は、まさに職人の粋ともいえるもの。色合いの調和や余白の美しさにもこだわり、静謐で気品ある佇まいを器に宿らせています。

また、磁器という硬質な素材を用いながら、どこか柔らかく温かみのある印象を与える点も朱明の作品の魅力です。これは、素材選びや焼成の工程にも妥協せず、ひとつひとつ丁寧に仕上げているからこそ生まれる美しさです。

現代と伝統の融合

藤井朱明は、有田焼という伝統的な文化財産を、現代の暮らしや美意識に合うかたちで再構築しようとしています。豪華絢爛なだけでなく、実用性も備えた器の数々は、日常の食卓にも調和し、使う人の心に豊かな彩りを与えます。

また、国内外の展示会にも積極的に出展し、日本の陶磁器文化の魅力を世界に向けて発信しています。伝統を尊びながらも、常に新しい表現を追求するその姿勢は、多くの陶芸ファンにとって刺激であり、憧れでもあります。

藤井勝雲

藤井勝雲とは

藤井勝雲(ふじい しょううん)は、佐賀県有田町を拠点に活動する有田焼の陶工であり、伝統的な技術と独自の美意識を融合させた作品で知られています。有田焼の本流に身を置きながらも、勝雲は常に「美とは何か」「器とは何のためにあるのか」を問い続け、独自の境地を築き上げてきました。

勝雲の作風は、華やかさと気品、そして圧倒的な技術力に裏打ちされた緻密さが融合しており、美術工芸としても高く評価されています。彼の作品には、有田焼特有の白磁の美しさを基盤に、繊細な絵付けや独創的な色彩表現が施されています。

作風の特徴と技法

藤井勝雲は、伝統的な有田焼の技法を継承しつつ、自らの創造性を加えた独自の作風を追求しています。特に注目されるのは、赤絵や金襴手(きんらんで)などの装飾技術を用いながらも、それに依存しすぎず、モダンで洗練された美を生み出している点です。

器の形状は伝統的な形式を踏襲しつつも、ディテールにこだわり、現代の生活空間や食文化に調和するデザインとなっています。色使いは穏やかで深みがあり、器の中に物語や詩情が感じられるような表現が特徴です。

また、勝雲は「使われる器」であることを意識しており、単なる観賞用ではなく、実用性と美しさを兼ね備えた作品づくりに努めています。この点においても、彼の作品は広く日常の中で愛され、また贈答用やコレクションアイテムとしても人気を集めています。

受賞歴や評価

藤井勝雲は、数々の公募展や陶芸展において受賞歴を持ち、その技術と芸術性は専門家や陶芸愛好家から高く評価されています。また、海外の陶磁器ファンからも注目されており、有田焼の現代的な可能性を示す作家の一人として国際的な評価も高まっています。

彼の作品は、美術館やギャラリーでの展示だけでなく、百貨店や専門店などでも取り扱われており、その存在感は年々増しています。

神右衛門 

有田焼の陶工・神右衛門について

神右衛門(じんうえもん)は、有田焼の伝統を今に伝える名門の陶工名であり、その名は代々襲名されてきました。特に「十三代 酒井田柿右衛門」や「今右衛門」と並び、「神右衛門」は有田焼における名跡の一つとして知られ、格式と技術を象徴する存在です。

神右衛門窯は、有田の伝統的な色絵磁器を中心に製作を行っており、赤絵や金彩、染付など多彩な装飾技法を用いた格調高い作品を特徴とします。特に、気品ある絵付けと精緻な造形に定評があり、茶器や食器、美術工芸品としての磁器を制作。伝統美と実用性を兼ね備えた器は、日常の中に豊かな時間をもたらします。

神右衛門の作品は、白磁の透明感と繊細な絵付けにより、どこか静謐で気高い美しさを漂わせています。また、古典文様を取り入れつつも、現代的な感覚で再構成するなど、伝統に安住するのではなく常に進化する姿勢が見られます。

多くの作品が国内外の展覧会や陶芸展で高く評価されており、有田焼の技と美を広く伝える役割を担っています。神右衛門の器は、格式ある贈答品としても人気があり、その名は有田焼を語る上で欠かせない存在となっています。

金龍窯

金龍窯(きんりゅうがま)は、佐賀県武雄市に位置する有田焼の工芸美術品を手掛ける窯元で、その歴史と技術は有田焼の伝統を色濃く受け継いでいます。

沿革と設立

金龍窯は、1978年7月に「古赤絵窯」として創業されました。1983年7月に「金龍窯」と改名し、以降、有田焼の大物美術品業界でトップクラスのシェアを獲得しています。1992年1月には「有限会社 金龍窯」を設立し、2004年6月には「株式会社 金龍窯」へと組織変更を行いました。

技術と特徴

有田焼の最大の特徴である絵付け技術は、近年、転写技術の発展により衰退しつつあります。金龍窯では、伝統的な手作り・手書きの技法を重んじ、新しい技術も取り入れながら、職人の技と温もりを感じられる作品作りを目指しています。

まとめ

生前整理や遺品整理をする際は、手元に残しておくべきもの、手放すべきものの仕分けが大切です。『くらや佐賀店』では、査定額がついたお品物でも本当に手放してしまってもいいお品物なのか、ご確認しております。

 

「量が多すぎて仕分けができない」「持って行くには量が多すぎる」というお客様へは、ご自宅へ鑑定士が直接お伺いし、お品物の査定から買取までを行う〈出張買取〉も行っておりますので、ぜひご利用ください。

 

出張費用・相談費用は無料です。『くらや佐賀店』では、お客様や故人様の大切なお品物を丁寧に査定いたします。思い出のお品物を、今一度ふり返るお手伝いができれば幸いです。

お客様のご来店・お問合せを、お待ちしております。

 

 

↓↓ くらや 佐賀店はこちらです ↓↓

 

佐賀県佐賀市で遺品整理や生前のお片付けで出た、古美術品の高価買取

 

たくさんのお茶道具や刀剣類、焼物類など店頭にお持ち込みいただく事が難しい場合は出張買取も行っております。
お気軽にご相談ください。

 

店舗:くらや佐賀店
住所:佐賀県佐賀市本庄町袋297-1(南バイパス沿いです)
電話:0120-322-510
営業:10:00~19:00
定休:水曜日

くらや佐賀店の出張エリア

くらや佐賀店の出張エリア

 

佐賀市(さがし)/唐津市(からつし)/鳥栖市(とすし)/多久市(たくし)/伊万里市(いまりし)/武雄市(たけおし)/鹿島市(かしまし)/小城市(おぎし)/嬉野市(うれしのし)/神埼市(かんざきし)

杵島郡(きしまぐん)/江北町(こうほくまち)/白石町(しろいしちょう)/大町町(おおまちちょう)
藤津郡(ふじつぐん)/太良町(たらちょう)
神埼郡(かんざきぐん)/吉野ヶ里町(よしのがりちょう)
東松浦郡(ひがしまつうらぐん)/玄海町(げんかいちょう)
三養基郡(みやきぐん)/みやき町(みやきちょう)/上峰町(かみみねちょう)
西松浦郡(にしまつうらぐん)有田町(ありたちょう)

他周辺地域

福岡県 久留米市/(くるめし)/八女市(やめし)/柳川市(やながわし)/大川市(おおかわし)/みやま市(みやまし)/大木町(おおきまち/三潴郡)

長崎県 佐世保市(させぼし)/平戸市(ひらどし)/松浦市(まつうらし)/西海市(さいかいし)/諫早市(いさはやし)

北松浦郡(きたまつうらぐん)/佐々町(さざちょう)
東彼杵郡(ひがしそのぎぐん)/川棚町(かわたなちょう)/波佐見町(はさみちょう)/東彼杵町(ひがしそのぎちょう)

骨董品・美術品、遺品整理の高価買取なら買取専門店の
【KURAYA】佐賀店へご相談ください。

買取専門店 くらや 佐賀店
電話0952-97-8622
営業時間10:00~20:00
住所佐賀県佐賀市本庄町袋297-1
アクセス 国道208号線南部バイパス沿い