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紙(画仙紙)について 唐紙(中国紙) 

中国紙の種類について
唐紙(中国紙)

 
中国紙として有名な紙は宣紙で本画仙とも呼ぶ。
宣紙(せんし)とは…安徽省涇縣(涇県)で造られる書道、水墨画などに使われる手漉きの上質の書画用紙(本画仙紙)のこと。中国の書画類はほとんどこの紙で中国の良質紙の代名詞。安徽の至る所で生産されているが名前だけの宣紙も多い。
安徽省涇縣産の青檀樹(2年生から3年生のもの)の樹皮と砂地で育てた砂田稲草(宣紙製造用に栽培される稲藁)の茎を使い、涇県の山奥から流れてくる鳥溪の渓流水で漉いて作られたもの。

「紙寿千年」といわれ長い間保存が効き1000年以上持つものもある。
明清以後、中国の書画にはほとんど宣紙が使われている。

唐時代、汪伯立筆、李挺珪墨、龍尾硯と合わせて「新安四宝」と称される。
墨で有名な「上海工芸」が品質管理をして輸出していた。
墨の漉き具合、発墨もよく、墨の潤渇、筆の強弱等の変化も出やすい為作品用などに適している。
現在でも書道家の間では唐紙を好む人が多く、一番唐紙、二番唐紙、白唐紙と呼ばれている(日本の俗称)
【一番唐紙】
やや繊維が粗くざらついて黒色の悪いもの
ざっくりした素朴な感覚を持ち、撥墨も独特の柔らかさ・奥深さを感じさせてくれる趣きるある紙質。
中国福建省土紙「南扣紙(老灰紙に近い紙質)」、浙江省龍遊の「老灰紙(中国産地本来の名称)」等
南扣紙、老灰紙は日本の俗称で中国では「一番唐紙」という呼び方は無く通じない。
*老灰紙…福建省を中心に湖南省や浙江省などで漉かれる中国独特の紙の一つ

【二番唐紙】
茶色で紙肌も滑らかなもの
スッキリとした抵抗感の少ない紙面を持つ紙料密度の高い紙質だが奥深い趣を感じることはあまりできない。
中国では「将楽毛辺紙」「玉扣紙(長汀玉扣紙)」と呼ばれている。
将楽毛辺/玉扣紙、粉連紙、福建玉版宣等

【白唐紙】
白く墨色も出てやわらかいもの

硯(唐硯・和硯)の種類の名称

硯の種類について
唐硯(中国産)

・端渓硯…広東省産。唐硯の中で最高峰と言われる硯
・歙州硯…安徽省産。端渓硯と並ぶ名硯。
・洮河緑石硯…甘粛省産。洮河の河底の石を使った宋時代の硯
石質によって特級品、高級品、中上級品、中級品などに分類される
・澄泥硯…山西省産。江河の砂や泥を使い作られた硯。
・羅文硯…細い線状の石紋が浮いて見える。
【四大名硯】
端渓硯、歙州硯、洮河緑石硯、澄泥硯

和硯 (日本産)

・雨畑硯…山梨県産
・玄昌硯…宮城県産
・赤間硯…山口県産
・那智硯…和歌山県産他
・雄勝硯…宮城県産
・土佐硯…高知県産
・高島硯…滋賀県産
・蒼龍硯…高知県
・竜渓硯…長野県産
・紅渓硯…宮城県産

硯(唐硯・和硯)の歴史

時代による硯の変遷
唐硯

【前漢時代】
平板で磨石(墨が軟剤で磨石によって磨りつぶしていた為)
【後漢時代】
墨堂、墨池がある硯が出始める
【晋~六朝時代】
陶磁硯が多く出土しており、主に三足円台硯で墨堂が円形の方形四足石硯も出土している
【六朝時代】
灰釉、青緑釉がかかった多獣脚円形磁硯が多い
【六朝時代末】
箕形陶硯(北方系)が出てきて隋、唐時代まで続き、形を変え風字硯、斧形硯などへ発展した
【唐時代】
陶磁硯(三彩釉多足式円台硯、亀形陶硯、箕形陶硯)が多く出土しており、端渓硯、歙州硯も採掘されていた
【宋時代】
唐時代で生産された端渓硯の採掘量が増え、太史硯も見られるようになった
【元時代】
双硯の石暖硯が採掘されている
明時代
老坑が開かれた
清時代
老坑が掘り進められ、大西洞、西洞、東洞、水帰洞などで水巌良材が多く出た。松花江緑石が採掘された

和硯

平安時代ぐらいまで陶硯が使われていたと言われている
室町時代終わり、石硯が作り始められたが実用性がなかった
形式、彫刻の模様、産地、材質などにより分類される

良質の硯とは??

硯とは

瓦、石等が原料で墨を水で磨りおろすために使う道具で、古来から文房四宝の王者と言われてきました。
産地によって、和硯(国産)と唐硯(中国産)に分けられます。
また、硯は作硯されてからの年月によって新硯、古硯に分けられます。
【古硯】
最低でも100年以上(中国では清時代末以前)経っているもののことを指します。
また、新古の中間的なものを旧硯と呼ぶこともあります。

硯箱
硯及び附属する道具を収める箱。桐や花梨でできているものが多く見られます。

墨池
墨を溜める窪み(海)のことを指します。

墨堂
墨を磨る部分を(丘)といいます。

墨の中でも、松花江緑石硯、紅糸石硯、陶硯などは墨の降り方、発墨が優れており高価に取引されるものもあります。

良質な石質とは

良質な石質とは硬くてツルツルしていない。石の粒子が細かい。磨った時に墨と石質が混じらないもののことを指します。
石の中の鋒鋩がほどよく混じり合い、ほどよい硬さで石質が溶けることなく墨がおろせるのが特徴です。

和硯(日本産硯)の種類について

和硯について

国の伝統的工芸品に指定されているのは、雄勝硯(宮城県)と赤間硯(山口県)の2つ。

雄勝硯

【産地】宮城県桃生郡雄勝町
【材料】粘板岩(雄勝石、玄昌石) で不純物の無い肌がきめ細かい石。天然漆。キレイな墨をすることができる
【石質】雨畑石よりやや柔らかい
【技法】荒彫り、ふち立て、加飾彫り、仕上げみがき

雨畑硯

日本を代表する硯の一つで、別名「和端渓」「雨畑真石硯」とも言われる。
【産地】山梨県南巨摩郡早川町雨畑区
【歴史】元禄時代頃が始まりと言われている
【色】蒼黒、淡青、紫色の3色、大半は黒色
【石質】緻密な粘板岩で粒子が細かく硯に一番適している。磨墨、発墨が良い

玄昌石硯

現在、一番多く作られている硯で、年間の生産高の約9割を占めている。実用、学童用が多い

土佐硯

墨色が鮮やかで愛硯家の間では「日本一」 と称賛されている名品。
【産地】高知県幡多郡三原村
【色】青黒色で特殊な銅粉を含み金星が見られる
【石質】黒色粘板岩で磨墨に優れ溌墨も良く 墨のおり具合がほどよい

那智硯

【産地】三重県熊野市神川町神上
【石質】鋒鋩(石に含まれる細かい粒子)がきめ細かい。磨墨の速さは遅いが鮮明で美しい墨色が得られる。

唐硯(中国硯)の種類について

唐硯について

【代表的な硯】

端渓硯

肇慶(中国広東省広州辺りにある町)に西江という河が臨んでおりそこに注ぐ谷川を端渓といい、ここで採れる石を使った硯。
○種類
・老坑…最高級の硯材。一定の範囲から産出する硯材のみを「水巖」という。
・坑仔坑…老坑の次にいい硯材。
・麻仔坑…かつて老坑に匹敵するといわれた硯材。
・宋坑…宋時代に開発開始し比較的安い硯材。
緑端渓…比較的長い歴史をもつ端渓硯のひとつ。
白端渓…幻の硯と呼ばれている。名前の通り白色の端渓硯。

歙州硯

端渓硯と並ぶ名硯。
歙県で採れる石を使った硯。羅紋が特徴。
採石期間が短い為現存する硯は少ない。端渓硯の約5%程度と言われている。
鋒鋩がやや粗く、凹凸は鋭く深く大小不同に分布しており磨墨が早い。

洮河緑石硯

北宋中期甘粛省洮県の洮河の深底から採石された硯。
端渓硯を超える名硯とされるが河の氾濫により採石場所が不明となったため、短期間で途絶えた。
現存するものは極めて貴重であり入手はほぼ不可能。現在販売されている端渓緑石、新洮河緑石などは全くの別物。

澄泥硯

江河の砂や泥を使い作られた硯。
唐墨と相性が良い為、超濃墨や超淡墨での作成に最適とされている。
砂の違い、焼成の温度と時間によって色調が変わり七種類に分類される。
【種類】
緑豆砂・・・くすんだ緑色に青が混ざっており小さな斑点がある。鱔魚黄の次に質が良い
蟹殻青・・・灰蒼色、青黒色
玫瑰紫・・・玫瑰(はまなす)のようなくすんだ紫色
蝦頭紅・・・茹でエビのような赤色に少し青色の層がある
魚肚白・・・魚の腹側のような紅白色
豆辨砂・・・黄色に大きい斑点
鱔魚黄・・・くすんだ黄色、ベージュ。一番質が良い。

価値のある「硯」の形・良い条件・選ぶポイント

硯の形、条件、選ぶポイント

硯は形状により、様々な種類があります。
・長方硯
・円硯
・方硯
・板硯
・天然硯
・太史硯
・挿手硯

良い条件

・よく磨れること
・筆を傷めない
・安定感があり、ぐらつかない
・硬さが適当で、摩滅しない
・色艶がよい

選ぶポイント

・使いやすさ・耐久性・機能性

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